フリーペーパー「dictionary」最新号はマンガ特集

2月25日発行のフリーペーパー、dictionary 126（クラブキング）ではマンガ特集が組まれている。

今号のdictionaryは、マンガ雑誌と見間違うほどにマンガが充実。しりあがり寿による表紙＆巻頭描き下ろしマンガをはじめ、河井克夫の描き下ろしマンガ、カラスヤサトシの片岡聰時代の短編、カネコアツシが現在コミックビーム（エンターブレイン）で連載中のサイコホラー「SOIL」から自らセレクトした1話など、8人のマンガ家の作品を掲載している。

恒例企画の「AtoZ」では吉野朔美を筆頭に、茂木健一郎（脳科学者）や手塚るみ子（手塚治虫の長女／プロデューサー）、中村公彦（コミティア代表）、ブルボン小林（コラムニスト）、後藤まりこ（ミドリ）、三浦康嗣（□□□）ら、著名人がオススメのマンガを推薦。

また週刊少年チャンピオン（秋田書店）の沢編集長と、月刊コミックビーム（エンターブレイン）の岩井副編集長による対談「神なき時代の漫画の作り方」も収録。秋田書店で同期入社だった2人が、マンガ編集者の仕事、マンガの作り方、マンガ雑誌のこれからなどを語っている。

dictionaryは桑原茂一が編集長を務める、1988年創刊の老舗フリーペーパー。CDショップや書店など、全国約400カ所の配布店で入手できるほか、定期購読も受け付けている。詳しくはクラブキングのオフィシャルサイトにアクセス。