「合葬」は幕末を舞台に、幕府の解体に反対し戦った彰義隊の若者たちを描く時代劇。月刊漫画ガロ(青林堂)にて連載され、1984年には日本漫画家協会賞の優秀賞を受賞している。
映画の脚本は「天然コケッコー」や連続テレビ小説「カーネーション」を手がけた渡辺あやが、監督は小林達夫が担当。秋津極役は柳楽優弥、吉森柾之助役は瀬戸康史、福原悌二郎役は岡山天音が務め、役を演じる3人のビジュアルも公開された。
柳楽優弥(秋津極役)
日本の伝統、日本らしさというのは忘れてはいけないんだと作品を通して思いました。粋な人生を生き抜いた「極」という役を演じることができて幸せでした。
瀬戸康史(吉森柾之助役)
僕が演じた柾之助はあっけらかんとした性格で、僕が思い描いていた“武士”とは全く違っていた。
ものすごく純粋で不器用だ。作品を知っていくうちに、僕が思い描いていた武士は薄っぺらく、当時の人も現代の若者と同じような悩みを持ち、柾之助はある意味時代に抗った人物なんだという、僕なりの答えが見つかった。杉浦日向子さんの作品は、“萌え”と“燃え”が共存した不思議な世界へ僕達を連れて行ってくれる。
岡山天音(福原悌二郎役)
幕末を生きた若者達が、今の僕らと同じ等身大の想いを抱いて、確かに生きていたんだとゆう事を、この作品に参加して身を持って感じました。この映画を通して当時を生きた人達の体温に少しでも触れて頂きたいです。
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ふと気づけばナニ?今 杉浦日向子ブームなの?『合葬』は実写なのか…極が柳楽優弥ってのは濃すぎると思うけど、案外ハマる気もする(笑) 。まる。
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