るろ剣初日！志々雄衣装は「気分悪くなる」

和月伸宏原作による映画「るろうに剣心 京都大火編」が本日8月1日、全国の劇場にて公開をスタートした。新宿ピカデリーでは初日舞台挨拶が行われ、緋村剣心役の佐藤健をはじめ、武井咲、伊勢谷友介、青木崇高、神木隆之介、 江口洋介、藤原竜也、大友啓史監督が登壇した。

上映後の舞台挨拶を行うのは初めてだという佐藤健は「ドキドキしています」と心中を告白。また四乃森蒼紫を演じた伊勢谷友介は、「僕らが数カ月で撮ったものを2時間でシャッと見ていただいた感じだと思いますけど」と自虐的な冗談で笑いを誘った。そして初日を迎え感慨深そうに客席を見渡す大友監督が「間に合うか心配していましたけど、『伝説の最期編』も一昨日完成しました」と報告し、会場からは歓声が沸き起こる。

また新宿ピカデリーでは、藤原竜也が劇中で着用していた志々雄真実の衣装を展示中。藤原は目と口元しか見えない「志々雄スーツ」について、「トイレも行けないし、耳も聞こえないし、気分も悪くなるし、本当に大変で」と語り、「でも多くのスタッフさんに支えられて、いいキャラクターになったなと思います」と心境を明かした。

また「るろうに剣心 京都大火編」の北米プレミアとアジアプレミアが行われることも決定。8月3日にカナダ・モントリオールでのファンタジア国際映画祭にて、8月6日にフィリピン・マニラのSM MEGA MALLにて上映される。佐藤は「世界を目標にして作っていたので、出来る限りPRしていきたい」と意気込み、「ちょっと前に見た某ハリウッド映画と『るろうに剣心』に通ずるものを感じ、映画ブームがまたくるのではないかと思っています。それが『るろうに剣心』がきっかけになればうれしい」と締めくくった。なお今作に続く「るろうに剣心 伝説の最期編」は、9月13日に公開を控えている。