「るろ剣」操役の土屋太鳳「本当にこの役がやりたかった」

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和月伸宏原作による実写映画「るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編」が今夏公開される。巻町操役を演じる土屋太鳳が、撮影現場にて報道陣のインタビューに応えた。

「るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編」より、土屋太鳳が演じる操。(c)2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会

「るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編」より、土屋太鳳が演じる操。(c)2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会

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オーディションで操役を掴んだ土屋。2010年に放映された大河ドラマ「龍馬伝」で大友啓史監督の作品に出演したが、そのときは撮影期間が短かったため、また大友作品にいつか出たいと思っていたという。「この役を取らなきゃ今まで自分ががんばってきた意味はないなって思うくらい、本当に(操役が)やりたかった」と強い思いでオーディションに臨み、見事役を射止めたときは「うれしくて叫びました」。

大友監督からは操について「まっすぐで感情豊かな、裏表がない女の子。そこを理解してくれれば大丈夫だから、あとはもう好きなようにやってくれ」とアドバイスを受けたという。「私もふざけるのとかがすごく好きなので、操ちゃんに近い部分の方が多いと思う」と自己分析をしつつ、「でも隠密御庭番衆の血を引く者として、暗い部分は入れなきゃと思っています」と役作りについて語る。

操が思いを寄せる、伊勢谷友介演じる四乃森蒼紫については「伊勢谷さんが蒼紫になったときの佇まいというかオーラというか、とにかくカッコいい。でもなかなか蒼紫との(共演)シーンがないんです」と残念な表情。しかし「好きな人の名前を呼ぶときって声が高くなりますよね。だから『蒼紫様ー!』って声を出すときはそれを意識するようにしています」と笑顔を見せた。

幼い頃からクラシックバレエや日本舞踊をたしなんできた土屋だが、今作が自身の待望していたアクション映画初出演作となる。好きなアクション俳優としてはジャッキー・チェン、ブルース・リーなどの名前を挙げ、「アクションの中にしっかりストーリーがあって感情が入っているので、感動してしまう」とその魅力を説明した。

実際にアクションに挑んでみての感想を尋ねられると、「演技をしながらアクションをするのがすごく難しい。ダンスをやっていたから、最初振り付けのように覚えてしまう」と苦労を語る。特に見どころのシーンについては「1つ1つの場面をすごく時間をかけて撮るので、全部のシーンに思い入れがあって。どこがというのは難しいけど……やっぱりアクションものなので、しっかりアクションは観てもらいたい。『若手女優がちょっとがんばった』という程度にはしたくないから、自主練も欠かさないようにしている」と作品に掛ける意気込みを口にした。

映画「るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編」は、2部作で今夏ロードショー。「京都大火編」は8月1日に、「伝説の最期編」は9月13日にそれぞれ公開される。

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