中田健一(Sho-Comi編集長)の2022年イチオシマンガ
「おとなの初恋」星森柚稀も
中田氏コメント:26歳彼氏ナシの冴えないフリーター由莉が、バイト先で出会った超ハイスペ男子・清野サンとおつきあいすることに!? こんな時代だからこそとびっきりのシンデレラストーリーが刺さるんです。一筋縄ではいかないピュアな恋を「ういらぶ。~初々しい恋のおはなし~」の星森先生が全力投球! ピュアで王道、だけれども先の読めない恋にときめくこと必至です!
仲田帝士(マガジンポケット編集チーフ)の2022年イチオシマンガ
「薫る花は凛と咲く」三香見サカ
仲田氏コメント:読んでいて何度きゅんとしてしまったかわからないほど高純度な青春物語! 強面で勘違いされやすい凛太郎と真っ直ぐで純粋な薫子が、少しずつ彼らのペースで距離を近づけていく時間はなんと心地よいことでしょう。「なんて返信しよう?」「誕生日をどう祝おう?」「なんて呼び合おう?」。そんな小さなことにも2人は一生懸命で、読んでいるとまるで身体から毒素が抜けていくような感覚になります。青春真っ只中な方も、青春時代がはるか昔の大人も必読の作品です! きゅんが本当にすごい……。
中村成太郎(コミック百合姫編集長)の2022年イチオシマンガ
「きみが死ぬまで恋をしたい」あおのなち
中村氏コメント:大切な人を、ある日突然失ってしまうかもしれない。自分を守るために、大切な人が命の危険にさらされるかもしれない。今まで私たちにとって対岸の出来事だったことが、ぐっと身近に感じられたのが2022年という年だったと思います。表紙のこの子、14-07は不死身です。孤児院兼国戦用魔術兵器育成機関に所属していて、大切なともだち、14-08のために戦います。大切な人を守るために自分ができること、強さを持たない人間が大切な人にしてあげられること。 いろんな何かを得て、失って、彼女たちが毎日を必死で生きていくさまを見届けてください。
萩原綾乃(ちゃお編集長)の2022年イチオシマンガ
「今日からパパは神様です。」寺本実月
萩原氏コメント:母子家庭の四羽は、突然の交通事故で母親を亡くしてしまい、ひとりぼっちに…。そんな四羽の前に現れたのはなんと! 神様!
今日から神様がパパになっちゃうという奇想天外ホームコメディ。
「神様がいるとしたらなんて残酷」と思う出来事がどこでも起こっている昨今。
この女の子と神様のホームドラマを見ていると笑って、泣けて、こんなパパが欲しい!と素直に感じることが出来ます。
温かい心になれる1作です。小学生向きと思わず大人も笑って泣いて感動しちゃいます。是非お手にとってくださいませ。
長谷川貴広(花とゆめ編集長)の2022年イチオシマンガ
「多聞くん今どっち!?」師走ゆき
長谷川氏コメント:推しに貢ぐために始めたバイトの派遣先が推しの家だった!…という全ドルオタが一度は妄想する夢のようなシチュエーション。それだけでも少女漫画的に面白そうなのに、スーパーアイドル福原多聞の魅力あふれる二面性キャラがたまらない。眩しすぎるアイドルモードのイケ原さんと、庇護欲を掻き立てられる隠キャモードのジメ原さん、どちらの顔も愛おしくてたまりません。また師走先生のギャグセンスがさく裂したドルオタ主人公・うたげちゃんの数々の迷言も見逃せません! 各漫画賞で続々と受賞&ノミネートされている今が旬の作品です!
長谷川貴広(ザ花とゆめ編集長)の2022年イチオシマンガ
「野良猫と狼」ミユキ蜜蜂
長谷川氏コメント:父を亡くし故郷に居場所がなくなり、高校入学を機に上京、行き倒れになった女の子・環と、それを拾った危険なバンドマン・狼の同居ラブストーリー。世間知らず・色恋知らずでボケた反応ばかりする環と、迫ったり優しさを見せたりと様々な顔を見せる遊び人(風)の狼の、危険とトキメキが絶妙な配分で混ざった恋愛模様は素晴らしいの一言。「なまいきざかり。」「春の嵐とモンスター」のミユキ蜜蜂先生が、いつもより色気増量でお送りする渾身の一作です。刺激がある少女漫画をお求めの方にぴったりですので、是非手に取ってみてください!
畑中雅美(Cheese!編集長)の2022年イチオシマンガ
「殉国のアルファ~オメガ・ベルサイユ~」嶋木あこ
畑中氏コメント:子宮という臓器を持っていること/いないことが、自分のアイデンティティにどんな影響を及ぼしているか考えたことありますか? 本作の中で妊娠出産は「性差」ではなく、「能力」として描かれ、男性でも出産できる能力を持つ存在・オメガが出てきます。
マリー・アントワネットが実は男性でオメガだった!という衝撃的な設定で描かれる物語の中で、彼は自分自身の個性よりも子供を産めるという能力に振りまわされてゆきます。誰の子を着床するのか…能力をどう使うのか。なぜ能力があるというだけで生き方を他人から干渉されるのか?
ぐいぐいと問いかけてくる作品です!
畑中雄介(HONKOWA編集長)の2022年イチオシマンガ
「ある設計士の忌録 鎮め物」鯛夢
畑中氏コメント:不思議と神秘のパワーコミック「HONKOWA-ほんとにあった怖い話-」に随時掲載され、SNSなどを利用した口コミでその噂が広まり、大人気作品となっている本作。霊能力を備えた実在する設計士“先生”が、曰く付き物件や土地にまつわる怪異に対峙し、超常の能力を使って解決する毎回1話読み切りのシリーズ作品。すべて実話を基にした怪異譚だ。新刊となる第4弾「山の神」は発売されたばかり。どちらも是非ご一読ください。
原田直樹(コミックガルド編集長)の2022年イチオシマンガ
「サラリーマンが異世界に行ったら四天王になった話」村光、ベニガシラ
原田氏コメント:仕事に意気込んでいても、環境や人間関係がノイズとなり腐ってしまうことは、往々にして有り得ると思います。主人公ウチムラもその一人。そんな彼の能力を見出したのは、異世界に棲む魔王でした。ウチムラは魔王軍の四天王に役員待遇でヘッドハンティングされるのです! 異世界で直面する無理難題を現代で培った業務スキルで次々解決する姿はまさに痛快! 「同僚との協力」「仕事への喜び」現代で得られなかった多くの感動を異世界で取り戻します! 働く人に勇気を与える異世界転職記、ぜひご一読を! 編集部イチオシです。
原真紀子(Nemuki+編集長)の2022年イチオシマンガ
「幻怪地帯 Season2 エーテルの村」伊藤潤二
原氏コメント:Netflixアニメ「伊藤潤二『マニアック』」が1月19日から全世界で配信され、昨年は英語版「死びとの恋わずらい」が4度目のアイズナー賞を受賞する快挙を遂げたホラー漫画家・伊藤潤二。日本のみならず、世界が注目するマスター・オブ・ホラーの最新作は、閉鎖された村や廃墟で人々を襲う恐怖や怪異を描いたオムニバスホラー。ホラー漫画界を牽引し続け、画業35年を迎えてもなお衰えない発想力や緻密で美麗な作画には圧倒されます。2月には自伝と仕事術で構成した書籍「不気味の穴 恐怖が生まれ出るところ」が発売。どちらの本もホラー漫画の神髄に触れられる1冊です。
平本(コミック アース・スター副編集長)の2022年イチオシマンガ
「即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。-AΩ-」納都花丸、藤孝剛志、成瀬ちさと
平本氏コメント:先日、TVアニメ化も発表となり話題沸騰の本作。今後ますます漫画界をにぎわす作品となること必至ということでおススメします。とにかく第1話目から刺激的! 修学旅行中のバスで寝ていた主人公高遠夜霧が目を覚ますとそこは異世界。クラスメイトは殺され巨大なワイバーンの急襲を受け絶体絶命の状況…と思いきや彼の「死ね」の一言でワイバーンは瞬殺、なんと高遠夜霧は「任意の対象を即死させる」チート能力の持ち主だった!という冒頭。圧倒的な力で刺激的な異世界冒険を体験したい皆さんに是非読んでほしい作品です。
藤澤文彦(マンガMee編集長)の2022年イチオシマンガ
「おしかけ王子は2度おいしい」壱乃リョウ
藤澤氏コメント:「1粒で2度おいしい」という有名なキャッチコピーがありますが、このマンガはまさにそんなお話です。残業三昧で不眠の果て、結婚直前と思っていた恋人に振られ、もうどん底のアラサー女子、ゆり。帰り道になぜか道に倒れていた少年を助けて家でカワイーと思いながら寝落ち。でも目覚めるとそこにはなぜかイケメンがいて…? 不思議なハイスペ男子とのLOVE生活が突然始まるわけですが、実は彼の秘密がゆりの会社にも関わっていたりして2度どころでなくて3度も4度もおいしい作品です。ぜひご堪能ください!
星野文彦(ゲッサン編集長)の2022年イチオシマンガ
「クジマ歌えば家ほろろ」紺野アキラ
星野氏コメント:中学一年生の秋、鴻田新くんは「変なモノ」に会いました。クジマと名乗る、その不思議な鳥(?)と、浪人生がいてちょっとピリついた空気の流れる鴻田ファミリーとの、一風変わったホームコメディーです。得も言われぬ魅力を放つ繊細な線で描かれた日常風景の中で、次に何をしでかすかまったく予想がつかないクジマくんの生態を眺める楽しさ。もうず~っと読んでいたいと思わせてくれる、とってもクセになる作品です。寝る前に読むと、きっとヘンな楽しい夢が見れると思います。
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また、「ザ花とゆめ」編集長が選ぶ2022年のイチオシ作品に「野良猫と狼」を選んで頂きました!🐱
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