木尾士目
キオシモク
1974年生まれ。本名は非公開だが、ペンネームは本名の漢字の部首をバラしたものとのこと。1994年に「点の領域」で月刊アフタヌーン(講談社)の四季賞を受賞し、同誌に掲載されデビュー。1997年から「四年生」、「五年生」を続けて連載。大学生活を題材に、泥沼化した男女の恋愛描写で好評を博す。2002年、同誌にて大学生のオタク系サークルを取り上げた「げんしけん」の連載を開始。前作までとはうって変わってライトでコミカルな作品を描き、オタクブーム立役者のひとつとなった。2004年、同作は作中作「くじびきアンバランス」とともにアニメ化。連載終了後は原作やアニメの脚本を手掛けるようになるが、2008年より月刊アフタヌーンにて「ぢごぷり」を執筆。2010年からは「げんしけん」の続編となる「げんしけん 二代目」の連載を開始した。