「ヴォイツェック」は、ドイツの劇作家ゲオルク・ビューヒナーが、実際の殺人事件をもとに1835年頃執筆したとされている未完の戯曲。劇中では、人体実験によりインゲン豆のみを食べる生活を強いられた下級兵士ヴォイツェックが次第に幻聴に苛まれ、やがて内縁の妻マリーと鼓手長との関係に疑念を抱いていく様が描かれる。
本公演では、“見せ物小屋”の内部で物語が展開する幻想劇として同戯曲を再構築。また音楽・演奏で、民族音楽やジャズ、即興演奏を得意とする太田惠資が参加する。ヴォイツェック役とマリー役はWキャストとなり、Wバージョンではヴォイツェック役を藤原、マリー役を
串田和美は今回のWキャスト制について「きっと同じようには演じないでしょう。2種類の作品が生まれることになります。その他の演者たちも2種類のキャラクターを創らなければならないことになります」と述べ、「これはもう私、串田和美は出演はせずに、演出に専念せざるを得ないでしょう。いえいえ、私は今、非常にウズウズしております!! ハリキッテおります!! 是非、是非ご期待ください!!!!!!」とコメントした。
本作は11月20日から29日まで東京・吉祥寺シアターで上演される。チケットの一般販売は8月20日10:00にスタート。
串田和美コメント
自分が演劇を始めて、長い年月が経ちますが、その間、随分初期の頃から絶えず、ゲオルク・ビューヒナーの書いた「ヴォイツェック」というお芝居が、自分の近辺を、まるで何かを期待しているかのように、付かず離れずしておりました。古い演劇仲間たちからも、時々「あれ?ヴォイツェックまだ演らないの?」「あれ? 演ってなかったっけ?」などと言われます。で、とうとう「ヴォイツェック」を創ります。追い詰められた、狂人の脳内の話です。実在しないような、奇妙な“見せ物小屋”の中で繰り広げられる芝居になると思います。
これはもう皆さん、WバージョンとZバージョン、両方見ないわけにはいかないでしょう。これはもう私、串田和美は出演はせずに、演出に専念せざるを得ないでしょう。
いえいえ、私は今、非常にウズウズしております‼ ハリキッテおります‼ 是非、是非ご期待ください‼‼‼
藤原季節コメント
フライングシアター自由劇場のステージに立つ俳優さん達は皆とても愉快に見えます。台詞や演出というものがありながら、なぜあれほど自由に心を解放できるのか、ずっと不思議でした。演劇の秘密が知りたい、人生を楽しむ秘密が知りたいと、串田和美さんの作る物語を見ながら思っていました。そんな中「ヴォイツェック」のオファーは願ってもないチャンスでした。あの苛酷な、未完の戯曲がどんな劇になり何を伝えられるのか、今からワクワクが止まりません。
Wキャストの串田十二夜くんは演劇界に現れた超新星で、自由でエネルギッシュで美しくて愉快な青年です。朗読劇でご一緒した時に、ぬいぐるみの犬を抱き抱えただけで、途端に犬が尻尾を振り出してぬいぐるみに命が宿るのを目の当たりにして、恐怖にも似た感動を覚えました。どちらのヴォイツェックも是非見ていただきたいです。
十九歳の夏、初めて芝居をやった時と同じ高揚感がいま僕を包んでいます。
宜しくお願いします。
串田十二夜コメント
世界中で愛され、上演され続けてきた「ヴォイツェック」に参加できることを、とても嬉しく思っています。まだ自分にとって未知な部分も多い作品ですが、これからの稽古を通してどんな景色に出会えるのか、今から楽しみです!
Wキャストの皆さんをはじめ、カンパニーの皆様とのコミュニケーションを大切にしながら、全員で一丸となって作品を育てていきたいと思っています。
劇場で皆様にお会いできる日を、心より楽しみにしています。
フライングシアター自由劇場 第8回公演「ヴォイツェック」
開催日程・会場
2026年11月20日(金)〜29日(日)
東京都 吉祥寺シアター
スタッフ
原作:ゲオルク・ビューヒナー
上演台本(浅野利昭訳による)・演出・美術:
音楽・演奏:太田惠資
出演
ヴォイツェック:
マリー:
※U-30、U-18チケットあり。
※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
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ななこ @77kosan
藤原季節・串田十二夜Wキャストの「ヴォイツェック」全情報公開、串田和美「ウズウズしております!!」(コメントあり) - ステージナタリー https://t.co/Gn8dT2ixZM