本公演は、芝翫が演出家の
本作は、領土の継承を巡って3人の娘の愛を試した老王リアが、裏切りと絶望の果てに嵐の中をさまよう悲劇。芝翫は「演出の井上さんから『いつかはリア王をやれるといいね』と言われたときは遠い話だと思っていましたが、私も気付けば還暦を迎えました。3人の娘がいるリア王とは違い、実生活では3人の息子がいる私にとって、今回は待望の娘たちに囲まれることになります。この舞台で思い切り“老害”を体現できればと思います」と、リアの加齢による焦燥や傲慢さを現代的な言葉で表現して意欲をのぞかせた。また芝翫は「演出の井上さんからは『とにかく常に激しく怒っていてください』と言われましたが、私は人生であまり大きな声で怒ったことがありません。ただ、お酒を飲まない人のほうが酔っ払いの演技が上手かったりしますので、私も“理想の怒り方”を追求したいと思います」とおちゃめに語った。
松下は「シェイクスピア作品への出演は初めてで緊張しますが、日常の家庭でも起こり得る物語として身近に感じていただけるお芝居をしたいと思います」と抱負を語り、朝月は「シェイクスピア作品は豊かで深いセリフが魅力だと思いますので、精一杯その言葉を積み重ねていきたいです」と意気込みを述べた。井上小百合は「コーディリアと同じく、うまく話すことが苦手なので、今日は緊張しています(笑)。このお話は、父親が娘の愛を言葉で図ろうとしたところから始まりますが、愛は言葉で表しきれないのでは、とこれまでの人生を通して感じています。人間の心の機微を伝えられるようにがんばりたい」と語った。また井上小百合は先日、乃木坂46時代からの友人・能條愛未と芝翫の長男・中村橋之助の披露宴に参加したことに触れて、「親友のお義父さんと父娘を演じられるなんて不思議なご縁だと思います」と感謝を述べた。
村田は「このシリーズに呼んでいただけて光栄です。台本を読んでいると、昼ドラや『渡る世間は鬼ばかり』のような家庭劇とオーバーラップする瞬間があります。近年数多くの『リア王』が上演されていますが、特に印象に残る公演にしたいです」と意欲を見せた。三浦は「若さだけで乗り切れる年齢ではなくなってきましたが、先輩方の背中を見て精進します」と述べ、大野は「悪役を演じる経験があまりなかったので、今回は大いに暴れ回って舞台をかき乱したいです」と笑顔を見せた。
演出の井上尊晶は「芝翫さんとは3度目のタッグですし、村田さん、三浦さん、大野さんは、僕が蜷川幸雄の助手をしていた時代にご一緒したメンバーですが、女性陣の皆様とはご一緒するのが今回が初めてです。蜷川からの3つの教え、“台本はいじらない”“マイクは使わない”“幕開けから3分で観客を劇の世界に引き込む”を実践しながら、東京・新橋演舞場でしかできない『リア王』を作ります」と展望を述べた。
本作は9月6日から22日まで新橋演舞場で上演される。チケットの一般販売は7月25日10:00にスタート。
リア王
開催日程・会場
2026年9月6日(日)〜22日(火)
東京都 新橋演舞場
スタッフ
作:
訳:石井美樹子(河出書房新社「真訳 シェイクスピア四大悲劇」収録)
演出:
出演
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今年リア王だけでナンボ開催しとるんやw
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