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「cold feet」は、弓削風佳が主催する公演。大分県大分市出身の弓削は、日本大学芸術学部演劇学科で助手を務め、“地方演劇”について研究している。
「cold feet」では、地域差のある結婚をテーマにした、3人の作家による3作品が上演される。フランブルコの志塚海斗が作劇を手がける「プレイバック」は、マッチングアプリで出会った女性に商品を売りつけられた人の物語。いいへんじの
中島が全3作の演出を担当。出演者には、
弓削風佳コメント
私は大分県大分市出身です。東京に来て6年目になりますが、まだまだ大分と東京のギャップを日々感じています。東京に住めば住むほど、大分の演劇機会の少なさや演劇というものの敷居の高さを感じ、「地方演劇」について研究することを決めました。そうなるとやはり最終的には地元の大分で公演をやりたい!と思うのですが、いきなり大分で公演をやるというのはハードルが高いので、大分と東京の観客でリアクションに大きく差が出るテーマで公演を実施し、その差を比べてみたら面白いのではという考えに至りました。
「私」にも身近なテーマで、かつ「地方との格差」が見えるテーマを考えた結果、「結婚」というワードが浮かびました。結婚願望の有無や結婚に対するイメージは、自分が生きてきた環境、受けてきた言葉、接してきた人によって形成されたものだと考えており、地域差がかなり大きく出るテーマだと思います。「結婚しないの?」「子どもは?」という言葉に対して、どのように向き合えばよいのかを考え、少しでも違和感を取り除くことができればいいなと思い、企画しました。
ここで具体的なエピソードを2つ。私がこの企画を思いつくきっかけとなった出来事です。
1つ目は、「結婚しないの?」という質問を頻繁にされるようになったことです。大学を卒業して社会人になった途端、「結婚は?」「子どもは?」と言われるようになり、全く結婚願望がない私にとってそれはかなり重たい言葉です。特に地元の大分ではすでに結婚している同級生も多く、地元に帰ると必ず結婚について聞かれます。
2つ目は、母方の祖母が亡くなったときに、父方の祖母から「あなたのウエディングドレス姿を見るまでは、頑張って生きようって話してたんだけど……」と言われたことです。両親が共働きだった私にとって、両祖父母は育ての親のような存在です。結婚したくないと思っている自分に、初めて罪悪感がわき、その言葉になんと返せばよかったのか、今でも考えるだけで心苦しくなります。
この企画を通して、私自身もその罪悪感との向き合い方を考えたいと思っています。
cold feet
開催日程・会場
2026年5月28日(木)〜31日(日) ※公演終了
東京都 元映画館
スタッフ
「プレイバック」
作:志塚海斗
演出:
「女は走る」
作・演出:中島梓織
「末長い道」
作:
演出:中島梓織
出演
※U-30・U-25・学生割引あり。
※鑑賞サポートあり。
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ステージナタリー @stage_natalie
志塚海斗・中島梓織・本橋龍が参加、結婚にまつわる3作上演「cold feet」(コメントあり)
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