三谷幸喜「笑の大学」新潟・長野・大阪・宮城・兵庫での追加公演決定

PARCO劇場開場50周年記念シリーズ「笑の大学」の追加公演が決定した。

このたび追加公演が決まったのは、新潟・りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場公演、長野・まつもと市民芸術館 主ホール公演、大阪・サンケイホールブリーゼ公演、宮城・電力ホール公演、兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール公演。それぞれ1公演ずつ追加された。追加公演のチケット販売は、宮城公演が1月28日10:00、新潟公演が2月17日10:00、長野公演が2月上旬、大阪公演と兵庫公演が26日10:00にスタート。

「笑の大学」は、1996年にパルコ・プロデュース公演として初演され、第2回読売演劇大賞最優秀作品賞を受賞した二人芝居。劇中では警視庁の取調室を舞台に、警視庁検閲係の向坂（内野聖陽）と、浅草の劇団・笑の大学の座付き作家である椿（瀬戸康史）が相対するさまが描かれる。戦時色が濃厚な昭和15年、非常時に喜劇など断じて許さないとする向坂は、上演中止に追い込もうと椿に無理難題を要求する。しかし椿はそれらの要求を逆手に取り、あくまで真正面から作品を書き直し続け……。本作は新潟・長野・大阪・宮城・兵庫のほか、2月8日から3月5日まで東京都 PARCO劇場、3月30日から4月2日まで福岡・キャナルシティ劇場、4月20・21日に沖縄・那覇文化芸術劇場なはーとでも上演される。