宝塚歌劇花組の全国ツアー、帆純まひろ・一之瀬航季主演のバウホール公演も

宝塚歌劇花組「ミュージカル・ロマンス『フィレンツェに燃える』」「ショー グルーヴ『Fashionable Empire』」の全国ツアーが、10月14日から11月3日まで行われる。

柴田侑宏が作劇、大野拓史が演出を手がける「フィレンツェに燃える」は、1850年頃のイタリア・フィレンツェを舞台に、侯爵家の長男・アントニオと、かつて酒場の歌姫だった貴族の未亡人・パメラの物語が描かれる。1975年に雪組で上演された本作に、柚香光、星風まどか率いる花組が挑む。稲葉太地が作・演出を担う「Fashionable Empire」は、“Empire（帝国）”を舞台にしたショー作品だ。

また宝塚歌劇花組では、10月13日から11月7日まで兵庫・宝塚バウホールで「バウ・ワークショップ『殉情（じゅんじょう）』－谷崎潤一郎作『春琴抄』より－」を上演する。これは、谷崎潤一郎の小説「春琴抄」を石田昌也の監修・脚本、竹田悠一郎の潤色・演出でミュージカル化したもの。10月13日から21日までは帆純まひろ、30日から11月7日までは一之瀬航季が主演を務める。