“キングオブ帝国劇場”堂本光一＆井上芳雄が「ナイツ・テイル」の幕を開ける

ミュージカル「ナイツ・テイル─騎士物語─」が、昨日10月6日に東京・帝国劇場で開幕。それに先駆け、ゲネプロと囲み取材が行われた。

本作はジョン・ケアードの脚本・演出により、2018年に初演されたミュージカル。2021年度版は9月に行われた大阪公演を皮切りに、東京・福岡と巡演する。会見で堂本光一は「3年ぶりの帝国劇場での『ナイツ・テイル』です。ジョンに言われたように、大阪公演で得たものを出しながら新しいことを取り入れていきたいなと。いろいろなことを想像しながら観ていただく作品なので、皆さんとそれを共有しつつ、この愛ある作品をお届けできたらと思っております」と笑顔で語る。

井上芳雄は「初演には初演の勢いがあり、再演には再演の難しさもあって、帝劇公演の初日でどんな気持ちになるのかまだわかりません。この場所で生まれた作品がまた戻って来られたことはとてもうれしいです。お客様と息を合わせて1カ月やっていきたいです」と意気込みを語った。

音月桂は「日に日にカンパニーの結束力が強まっていると実感しています」と述べつつ、「“キングオブ帝国劇場”のお二人が堂々としていて、ハプニングすら面白がっている雰囲気があって……」と話すと、登壇者から大きな笑い声が上がる。また上白石萌音は、大阪公演の初日が延期になったことに触れ、「予定していた日に、初日が開くのは本当にうれしいことだと噛み締めています」と感慨を述べると、キャスト全員が大きくうなずき、カンパニーのチームワークの強さを感じさせた。東京公演は11月7日まで。そのあと13日から29日まで福岡・博多座で上演される。