TXT「ID」本日幕開け、主演・崎山つばさが語る見どころに共演者が総ツッコミ

「TXT vol.2『ID』」が本日6月17日に、東京・よみうり大手町ホールで開幕。これに先駆け、昨日16日に囲み取材と公開ゲネプロが行われた。

TXT（テキスト）は、特撮ドラマ「仮面ライダーエグゼイド」「仮面ライダーゼロワン」でメインライターを務めた高橋悠也と、東映がタッグを組むプロジェクト。第2弾となる「ID」では、メインキャストが生徒会長、学級委員、教授などのキャラクターと、アバターと呼ばれる存在の2役を演じる。

囲み取材には、作・演出を手がける高橋と出演者の崎山つばさ、松田凌、井上小百合、萩谷慧悟（7ORDER）、小野塚勇人、砂川脩弥、鈴木蘭々が参加した。作品の見どころを問われると、鈴木は「エネルギー」、砂川は「各々のキャラクター」、小野塚は「メイク」とそれぞれ回答。萩谷は、全キャストが1人2役に挑むことに触れ「2役が変わる切り替わりポイントの変化に気づいてもらえたら」と呼びかけた。

井上は、本作のキーワードである“実験”に言及し、「演劇を観に来たというより、どこかの施設で人体実験を見た感覚に陥ってくれたら一番うれしい。体験型舞台になるのが理想」とコメント。松田は「観てくださったとき、一番心に残ったところが見どころになるかと。なので、皆様で見どころを作ってください」と思いを語る。

回答の順番が最後になった崎山が「なるべく内容がかぶっていないことを言いますと……見どころは“エネルギー”」とボケると、周囲から「かぶってる！ かぶってる！」と総ツッコミが。さらに崎山が「“キャラクター”がそれぞれあるところ」と続けると、「（砂川が）言ったやつ！」と、さらなるツッコミが入り、座組の仲の良さを垣間見せた。

上演時間は約2時間。東京公演は6月27日まで行われ、7月2日から4日までは大阪・サンケイホールブリーゼにて上演される。なお本日6月17日と22日公演ではライブ配信も実施。配信はStreaming+とPIA LIVE STREAMで行われる。