村井國夫がミュージカル「ウェイトレス」降板、代わって佐藤正宏が出演

ミュージカル「WAITRESS ウェイトレス」より、ジョー役で出演予定だった村井國夫が降板することがわかった。

村井は、稽古開始前に受けたPCR検査で新型コロナウイルス陽性が確認されていた。その後入院し、経過観察しながら稽古復帰に向け調整をしていたものの、入院中の体力低下による稽古への影響を考慮して本作を降板する運びとなった。これに伴い、佐藤正宏がジョー役を務める。

所属事務所の公式サイトで、村井は「降板は断腸の思いでありますが、心臓に既往症もあり、また76という高齢でもありますので、ここは治療に専念する事といたしました。入院中は病院の先生方、リハビリの先生、看護師の皆さんには、朝から深夜まで、懇切丁寧な看護を受けまして感謝しております」とつづったほか、「この作品の素晴らしさは変わりませんので、どうぞミュージカル『ウェイトレス』を今後も宜しくお願い致します」とメッセージを送っている。

本作は、2007年公開のアメリカ映画「ウェイトレス～おいしい人生のつくりかた」をベースにしたミュージカル。2016年にアメリカ・ニューヨークのブロードウェイで幕が上がり、今回が日本初演となる。出演者には高畑充希、宮野真守、宮澤エマ、LiLiCo、浦嶋りんこ、渡辺大輔、おばたのお兄さん、勝矢らが名を連ねた。公演は3月9日に東京・日生劇場でスタートする。