幸四郎の図夢歌舞伎「忠臣蔵」第4・5回の配役詳細が決定

図夢歌舞伎「忠臣蔵」の第4・5回の配役が明らかになった。

図夢歌舞伎「忠臣蔵」は、松本幸四郎が構成・演出を手がけるオンライン配信専用の歌舞伎作品。本作では「仮名手本忠臣蔵」をオンライン配信向けに新しく構成し、通し狂言として全11段を5回に分けて配信する。

このたび発表されたのは、7月18日配信の第4回「七段目」と25日配信の第5回「九・十一段目」の配役。第4回「七段目」では、寺岡平右衛門を幸四郎、遊女おかるを中村雀右衛門が勤め、第5回「九・十一段目」では大星由良之助 / 加古川本蔵を幸四郎、戸無瀬を市川猿之助、大星力弥を市川染五郎が演じる。

なお既報の通り、6月27日に配信された第1回「大序から三段目」では高師直、塩冶判官、加古川本蔵を幸四郎、顔世御前を中村壱太郎が勤めた。また7月4日配信の第2回「四段目」には、大星由良之助として幸四郎、大星力弥として市川染五郎が登場し、7月11日配信の第3回「五・六段目」では早野勘平を市川猿之助、斧定九郎を幸四郎が演じる。また全編を通して狂言回しの役割を担う口上人形には、市川猿弥がキャスティングされた。配信はStreaming+にて、各日11:00から行われる。