OSK日本歌劇団「新撰組」開幕、土方歳三役の楊琳が幕末に思いを巡らせる

OSK日本歌劇団「新撰組」が、昨日3月7日に大阪・近鉄アート館で開幕した。

はやみ甲が作・演出・振付を手がける本作は、幕末に京都守護のためヒーロー的存在として立ち回った、“新撰組”を描く物語。土方歳三役には楊琳、沖田総司役に虹架路万、山南敬助役に華月奏がキャスティングされている。

開幕に際し楊は、「はやみ先生の痺れるほどかっこいい新撰組の中で憧れの土方歳三として生き、幕末の世に想いを巡らせるのはとても貴重な時間でした」と稽古を振り返り、「皆様の目にはどのように映り、どのように感じていただけるのか楽しみです」と観客にメッセージを送っている。上演時間は休憩を含む約2時間40分。公演は3月11日まで。

なおステージナタリーでは、3月から4月にかけて東京・大阪で上演されるOSK日本歌劇団「レビュー春のおどり」の特集を展開。新トップスター桐生麻耶の劇団に対する強い思いと、その思いを共に支える、楊琳と舞美りらに、新生OSKの魅力を語ってもらっている。