國吉咲貴が紡ぐ、笑いとシニカルの円・こどもステージ「はだかナおうさま」

演劇集団 円による円・こどもステージ「はだかナおうさま」が、12月21日に東京・シアターΧで開幕した。

本作は、故・岸田今日子が1981年にスタートさせた、大人と子供が楽しめる“円・こどもステージ”の第37弾。今回はくによし組の國吉咲貴がアンデルセンの「裸の王様」から想を得た作品を展開する。演出を担当するのは後藤彩乃だ。

公演の企画者で出演者でもある手塚祐介は、開幕に際し「岸田今日子さんが願った大人とこどもが一緒に楽しめる『円・こどもステージ』に仕上がったと感じています。笑いとちょっとしたシニカルさを持った舞台、國吉ワールドと円・こどもステージの相性は抜群です！ シアターXでお待ちしております」とコメントしている。

上演時間は1時間20分で、公演は12月27日まで。なお12月25日15:00開演回の終演後には、15分ほどのワークショップが予定されている。

手塚祐介コメント

はだかナおうさま 開幕しました。
國吉咲貴（くによし組）の不思議な世界にいる召使い役と囚人役を演じています。
観終わったあとに、毎日があっという間に過ぎて短く感じたこどものときのような舞台になればと、この作品の企画者としての願いを込めて創りました。
岸田今日子さんが願った大人とこどもが一緒に楽しめる「円・こどもステージ」に仕上がったと感じています。笑いとちょっとしたシニカルさを持った舞台、國吉ワールドと円・こどもステージの相性は抜群です！ シアターXでお待ちしております。