「パタリロ」開幕!魔夜峰央が加藤諒を絶賛「演じられるのは彼だけ」

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「舞台『パタリロ!』★スターダスト計画★」が、昨日3月15日に東京・天王洲 銀河劇場で開幕。これに先駆け、初日会見と公開ゲネプロが同日に行われた。

「舞台『パタリロ!』★スターダスト計画★」公開ゲネプロより。

「舞台『パタリロ!』★スターダスト計画★」公開ゲネプロより。

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バンコラン(青木玄徳)の過去の恋人の話を聞き、頬を膨らませるマライヒ(佐奈宏紀)。

バンコラン(青木玄徳)の過去の恋人の話を聞き、頬を膨らませるマライヒ(佐奈宏紀)。[拡大]

本作は、マリネラ王国の国王・パタリロの活躍を描いた魔夜峰央のマンガ「パタリロ!」の舞台化第2弾。2016年12月に上演された第1弾に続き、脚本を池田テツヒロ、演出を小林顕作が手がけ、パタリロ役を加藤諒、マライヒ役を佐奈宏紀、バンコラン役を青木玄徳が務める。またロビー少尉役に三津谷亮、ビョルン&アンドレセン役には小林亮太がキャスティングされた。

ロビー少尉(三津谷亮)も美少年キラー・バンコランの犠牲に。

ロビー少尉(三津谷亮)も美少年キラー・バンコランの犠牲に。[拡大]

月に行きたいという夢を持ち、マリネラ王国の宇宙局で働くロビーに、他人の病気や怪我を治す能力が発現。時を同じくして、世界の各地でダイヤモンドが盗難される事件が相次いでいた。パタリロ、バンコラン、マライヒは事件の裏側にある犯罪組織・タランテラ、そしてバンコランの死んだはずの恋人・ビョルンの謎を追ううちに、恐ろしい陰謀を知ることとなる。

タマネギ部隊

タマネギ部隊[拡大]

「ビバ!花とゆめ」「ダンシングナマハゲボーイ」「恋のスナイパー」など数々の楽曲が披露された前作同様、バンコランの新たな登場曲をはじめとする多くの新曲が舞台を彩る。また原作マンガの出版元である白泉社を引き合いに出したネタや、タマネギ部隊によるお色気シーンも見どころとなっている。

パタリロ(加藤諒)

パタリロ(加藤諒)[拡大]

バンコラン(青木玄徳)

バンコラン(青木玄徳)[拡大]

会見にはパタリロ役の加藤、バンコラン役の青木、マライヒ役の佐奈、脚本の池田、演出の小林、そして原作者の魔夜が出席。加藤は「今作には『パタリロ!』の中でも人気のあるエピソードが盛り込まれています。テンションを上げていろんな人たちを巻き込んでいくお芝居を顕作さんに伝授していただいたので、キャストやお客さんを巻き込んでいければ」と意欲を見せ、青木は「2作目ということで少しのプレッシャーはあったんですが、稽古場でいつものメンツとさらに増えたキャスト、そしてスタッフさんと今日までがんばって面白いものを作れたと思っています。あとはお客さんにどう受け入れてもらえるか。本番、がんばります」と意気込みを語る。

左からマライヒ(佐奈宏紀)、パタリロ(加藤諒)。

左からマライヒ(佐奈宏紀)、パタリロ(加藤諒)。[拡大]

「この舞台のために美を磨き続けてきました」と宣言した佐奈は「今回、ストーリーがワーッと動くんですけど、そんなの全然どうでもいいっていうか、関係ない!という気持ちで、僕はただただバンコランのためだけに生きようと思います」とバンコランへの愛をアピール。またマライヒを演じたことで愛について深く考えるようになったと言い、記者から「愛とは?」と問われた佐奈は「愛とは薔薇です」と断言した。

左からパタリロ(加藤諒)、ミーちゃん。

左からパタリロ(加藤諒)、ミーちゃん。[拡大]

魔夜は「前回の舞台はとにかくむちゃくちゃ面白かったですし、今回は前回を上回ることは間違いないと思っています。原作はそこそこですけど、これだけの俳優とこれだけのスタッフがいて、面白くならないわけがない」と舞台版を絶賛。さらに3人のキャストについてコメントを求められると、「生きてる人間でパタリロができるのは諒くんしかいない。寅さんをやれたのが渥美清だけだったように、パタリロを演じられるのは彼だけ」「バンコランはカッコいいよね、男の私でもフラッといきそう」「マライヒはキレイでねー。そのうち何かしようね」とそれぞれを讃えた。

ビョルン(小林亮太)との過去に嫉妬するマライヒ(佐奈宏紀)に、わかりやすく時系列を教えるバンコラン(青木玄徳)。しかし、マライヒが怒っているのはそこではなかった。

ビョルン(小林亮太)との過去に嫉妬するマライヒ(佐奈宏紀)に、わかりやすく時系列を教えるバンコラン(青木玄徳)。しかし、マライヒが怒っているのはそこではなかった。[拡大]

また会見中には、「パタリロ!」実写映画化の発表も。監督を務める小林は「映画は、舞台『パタリロ!』をそのまま映画にしたような企画。キャストの3人に加えて、あんな方やこんな方、豪華な方が登場する。楽しみにしていてください」と期待を煽り、映画版でも脚本を手がける池田は「監督が何しろこの方なので、前代未聞の作品ができあがっていると思います。こんな現場見たことない。ホームランか三振かわからない」と冗談交じりに語った。

東京公演は3月25日まで行われ、その後、3月30から4月1日まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。千秋楽翌日の4月2日には、全国各地の映画館でディレイビューイングが行われるほか、7月27日には本公演のDVDがリリースされる。

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「舞台『パタリロ!』★スターダスト計画★」

2018年3月15日(木)~25日(日)
東京都 天王洲 銀河劇場

2018年3月30日(金)~4月1日(日)
大阪府 森ノ宮ピロティホール

原作:「パタリロ!」魔夜峰央
脚本:池田テツヒロ
演出:小林顕作

キャスト

パタリロ:加藤諒
マライヒ:佐奈宏紀
ビョルン&アンドレセン:小林亮太
タマネギ部隊:細貝圭金井成大石田隼吉本恒生蒼木陣
魔夜メンズ:佐藤銀平、吉川純広、富岡晃一郎、三上陽永、柴一平、香取直登 / 掛川僚太、大澤信児
ロビー少尉:三津谷亮
バンコラン:青木玄徳

声の出演:大塚明夫三田村賢二大堀こういち池田鉄洋

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(c)魔夜峰央/白泉社

読者の反応

麦子 @mugi_

タ…タマネギのあられもない写真が載ってた…。

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