白石加代子「百物語」11月から全国ツアー、「鉄道員（ぽっぽや）」の配信も

白石加代子「百物語」シリーズのアンコール公演が、11月15日の埼玉・サンシティホール公演を皮切りに各地で上演される。

1992年にスタートした「百物語」は、“恐怖”をテーマにした多彩な小説を白石加代子が朗読する舞台シリーズ。同シリーズの代表作を再び上演するアンコール企画の第3弾となる今回は、夢枕獏「ちょうちんが割れた話」、筒井康隆「如菩薩団」、半村良「箪笥」がラインナップされた。また“豪華なおまけ”と題して、和田誠「おさる日記」も披露される。構成・演出は鴨下信一が担当。12月28・29日に行われる東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA公演の前売りチケットは10月31日に販売開始される。

なお同シリーズの過去作をYouTubeで無料配信する企画の第2弾として、浅田次郎作「鉄道員（ぽっぽや）」が、本日6月30日から10月30日まで配信される。配信に際し、白石は「『百物語で「鉄道員（ぽっぽや）」えー？』と思う方もいるかもしれませんが、最後までご覧いただけば、納得いただけるかと思います」とコメントした。

※動画は現在非公開です。

白石加代子コメント

みなさま、こんにちは。白石加代子です。いかがお過ごしですか。先日、筒井康隆作「五郎八航空」をYouTubeで配信いたしました。想像以上にたくさんの方がご覧下さって、本当にうれしかったです。どうもありがとうございました。そこで第2弾として、浅田次郎作「鉄道員（ぽっぽや）」を選ばせていただきました。浅田先生もご快諾下さっています。「百物語で『鉄道員（ぽっぽや）』えー？」と思う方もいるかもしれませんが、最後までご覧いただけば、納得いただけるかと思います。それでは、浅田次郎作「鉄道員（ぽっぽや）」どうぞ最後までお楽しみくださいませ。