コールセンターを中心にさまざまな求人を扱うお仕事情報サイト「job-meets(ジョブミーツ)」 のWebCMにコットンが出演。普段からコントでさまざまなキャラクターに扮しているきょんは、年齢も性別も異なる6人になりきり、ジョブミーツが幅広い人にピッタリな仕事が見つかることを伝えている。
お笑いナタリーでは、CM撮影に密着。コットンのプロフェッショナルぶりが光る現場の様子をレポートと撮り下ろし写真で伝える。また撮影後にはインタビューも実施。“六変化”の感想、キャラ作りへのこだわり、芸人以外でやってみたい仕事、ジョブミーツの魅力などについて聞いた。
取材・文 / 塚越嵩大撮影 / TOWA
「job-meets(ジョブミーツ)」は、アルティウスリンク株式会社が運営するお仕事情報サイト。コールセンターやバックオフィス業務を中心に、契約社員、アルバイト、派遣社員の求人情報を豊富に掲載している。仕事を通じて生まれる3つの出会い「仕事との出会い」「仲間との出会い」「新たな自分との出会い」を大切にしており、在宅ワークや服装自由といった柔軟な働き方を希望する方にもオススメ。正社員登用制度や福利厚生も充実しており、自分らしいキャリアを築きたい人を全力でサポートしている。
きょんがさまざまなキャラクターに扮した今回の撮影。1人目の「チャットの達人ゲーマー」に変身したきょんは現場に入るなり、「ほぼ青木マッチョですけど大丈夫ですか」と自身のマッシュルームヘアとチェック模様のシャツをイジって現場の笑いを誘う。一方で撮影に入ると、目線の位置を細かく確認し、徹底した役作りを見せていた。またオフィスカジュアルに身を包んだ西村は、元アナウンサーならではの流れるようなセリフ回しを披露。よく通るハキハキとした発声は生で見るとよりすごさが実感でき、スタッフたちも感心しきりだった。
続いてきょんが扮したのは、よりよく生きるための努力を欠かさない「マインドフルネスベテラン」。グレイヘアのナイスミドルになったきょんは、急に大御所俳優のようなオーラをまとってカメラの前へ。低くゆっくりとした声で「よろしくお願いします」と挨拶するその姿は先ほどとはまったくの別人だ。スタッフからは「こういう人、本当にいる」「完璧」と称賛の声が上がり、自分の姿をカメラ越しに見たきょんも「どっかの会社のパンフレットに載ってんな、こいつ」と噴き出していた。きょんが先輩、西村が後輩という設定で掛け合いを繰り広げる場面では、西村が「後輩が失礼バージョンも撮っておきますか?」と提案。 西村がきょんのお腹をイジったり、容赦ないツッコミを入れたりと、よりお笑い色の強いコントをアドリブで繰り広げた。
残る4人は、きょんが得意とする女性キャラクター。この日初めての女形「Wワーク駆け出し俳優」が現れると、現場は「かわいい!」と大盛り上がり。その後、「マルチプロフェッショナルママ」「腰痛持ち手練れマダム」と新たな女性キャラが登場するたびにカメラを向ける人が増え続け、きょんは「カメラがどんどん増えてない!?」と驚いていた。
ラストの「ネイル派手髪学生ギャル」ではきょんが「マジピースなんだけど!」とギャルマインド全開で登場。一瞬だけ「付け爪つけてる人すごいな。かなり違和感がある」と素に戻る場面もあったが、“エルフ荒川”を憑依させたという熱演を見せる。西村はきょんが発する言葉のアクセントにもこだわり、「もりっと無理」というワードを放つスピードを遅くすることを提案。この結果、伝わりやすさが格段に上昇し、スタッフの拍手が起こった。各動画を予定時間ピッタリで撮影し終えたコットン。充実感にあふれた顔で「楽しいな~」と語っていた。

次は16キャラでどうですか?
──今回はコットンさんの「ジョブミーツ」WebCMに密着しようという企画です。本日は朝からの撮影お疲れ様でした。
西村真二 お疲れ様でした! ……なんですけど、俺らのCM撮影に何時間も密着するって、今日はほかにお笑いのニュースはなかったんですか? もしかして本当にお笑いが流行ってないのか?(笑)
──いえいえ、流行ってます!
西村 本当ですか?(笑)
──きょんさんは六変化に挑戦されました。特にお気に入りだったキャラクターは?
きょん うわー、なんだろうな……。
西村 もう客観的に見てわかるよ。
きょん 何?
西村 ギャルでしょ。どう見てもあれが一番テンション上がってた。
きょん 確かにギャルは最高だったね。あれはもうエルフ荒川を憑依させました。楽屋での荒川がどんな感じだったかを思い出しながら、「荒川だったらこうやってしゃべるんじゃないか」とか考えていました。最後の写真撮影ではもうハッシュタグのポーズをやってましたから。使われないと思いますけど(笑)。
西村 俺も一応、エルフのはるを憑依させてました。
きょん あっ、うまかったかも! はるが自分の気配を消して、荒川を目立たせるときね。
西村 そう。そこも見どころです。
きょん 推し活をしているマダムの役も個人的に好きでした。マダムが家でテレビを観ながらご飯を食べているシーンも撮影したんですけど、そのときのメニューが鮭、味噌汁、ご飯で。マダムなのにけっこう質素で、そのギャップもなんかいいなと思いました(笑)。
──西村さんから見て今日のきょんさんの演技はいかがでしたか?
西村 僕らのコントでも多種多様なキャラに憑依してくれているので、「いつも通り、すごいな」と思いました。朝飯前な感じでいろんなキャラになってくれるので、「うちのきょんはまだまだできるよ」と。ジョブミーツさん、次は16キャラでどうですか?
きょん 6の倍数で増やしていこうか?
西村 12、18……。
きょん 深夜2時入りで。
西村 ボロボロになるぞ(笑)。今日の6キャラは本当に素晴らしかった。きょんは女性は女性でも20代、30代、40代、50代に変化できるんです。普段ネタを作るときも「ここは40代の女性の感じで来てくれ」みたいな感じでお願いすることがあって、それにしっかり応えてくれます。声色もバッチリでした。
──しゃべり方がそれぞれ違うのがすごかったです。
きょん 乳幼児とかも全然いけるんで。14キャラ目で「バブー!」とか言えます。
きょんは電話営業の経験者
──今回のWebCMはコールセンターというシチュエーションでしたが、きょんさんと西村さんではどちらがよりコールセンターの仕事に向いてると思いますか?
西村 どうだろう……。でも、きょんは実際に電話営業の仕事もしていたんですよ。
きょん 成績もめっちゃよかったです。1位でした。
西村 恐らく同期が小学生だったんだと思います。
きょん そんなわけねえだろ!
西村 きょんが1位になる会社って本当に終わってるから。
きょん 顔が見えないからこそ1位になれたんだよ! ……というのは冗談で。
西村 冗談!?
きょん でも西村さんも絶対に向いてると思うな。
西村 自信はあります。言葉巧みに人のことを騙してきたので胡散臭さは出ますけど(笑)。
きょん ただコールセンターでの仕事ってお客様が怒ってしまったとき、その怒りをどう受け止めて落ち着いてもらうかが大事なんですよね 。そういう意味では僕のほうが“受け流し力”は強いかもしれないです。
西村 確かに。僕は「あなたは間違ってる!」と言って電話を切ってしまうかもしれないので、温厚なきょんのほうが向いてるかも。
──ジョブミーツはコールセンターや事務のお仕事に強い求人サイトで、「コールセンター」「事務・データ入力」「企業受付」「営業・販売」「軽作業」「IT・テクニカル」「チャット・メールサポート」「電話交換」といったカテゴリがあります。この中だったら西村さんはどのジャンルに向いていると思われますか?
西村 「参謀」っていうポジションはないんですか? 「軍師」とか。「CEO」とかも一応興味はあるんですけど。
きょん あるわけねえだろ(笑)。
西村 この中だったら「IT・テクニカル」に興味があります。一番知らないんですけど、そういう世界に飛び込むのが面白そうだなと思うタイプなので。あとは今の職業のスキルを生かすなら「営業・販売」かな。若手の頃は池袋とかでライブのチケットを「すいません! 芸人やってます! ネタ観てください!」って言いながら手売りしていて、まったく知らない人に何枚も買ってもらっていたので、営業は向いてるんじゃないかなと。
自分のライフスタイルや価値観を大事にしながら働く
──ジョブミーツのどんなところに魅力を感じますか?
きょん 駅近の職場や在宅ワークのような、働きやすい求人が多いところが魅力です。自分のスタイルを変えずに働けるのが、マジで「最高」というこの2文字に過ぎないです。
──2文字に過ぎない?
西村 どういうこと? 言葉がおかしいけど(笑)。電話営業の仕事で1位だったんだよね? 同期、犬とかだった?
きょん 犬でも小学生でもないのよ! とにかくWebCMでも描かれていたように、「ちょっと髪の色変えなきゃ」「ピアス穴閉じなきゃ」みたいなことをせずに働けるのっていいじゃないですか。そういう求人がいっぱいあるということです!
──西村さんはいかがですか?
西村 重複してしまうかもしれないですけど、やっぱり一番の魅力は自分のライフスタイルや価値観を大事にしながら働くことを重視している求人サービスだということ。最近市役所に行ったとき、働いてる女性が髪にピンクのメッシュを入れていて、「あ、こういう役所からも価値観がどんどん変わってきているんだな」と思ったところだったんです。なので時代にとてもフィットしていると思います。「見た目で人を判断してなるものか!」みたいなメッセージを感じますよね。芸人としてにっちもさっちもいかなくなったら、とりあえずジョブミーツにアクセスします(笑)。
──では最後にお笑いナタリーの読者へのメッセージをお願いします。
きょん 僕は6役を演じ分けたので、そこの声色に注目していただきつつ、「いろんな人が働いてるんだ」ということを実感してほしいです。
西村 きょんがギャルになったときには、がんばってエルフはるみたいな立ち回りをしたので、そのあたりを見てほしいです。あと、「お笑いは流行ってない」と言い張っているダウ90000の蓮見にも一言。お笑いは流行ってるぞ! コットンのWebCM撮影の現場にお笑いナタリーが来たんだぞ! ……ん、流行ってないってことなのか?
きょん 流行ってる、流行ってる! お笑いは流行ってます!
プロフィール
コットン
西村真二(ニシムラシンジ)
1984年6月30日生まれ、広島県出身。
きょん
1987年11月18日生まれ、埼玉県出身。
NSC東京校17期生の西村真二ときょんが2012年4月にコンビ「ラフレクラン」を結成。2019年に「NHK新人お笑い大賞」で優勝。2021年4月にコンビ名を「コットン」に変更し、翌年の2022年10月に「キングオブコント」で準優勝した。2025年7月には漫才とコントの“二刀流芸人”No.1を決定する大会「ダブルインパクト」で決勝に進出している。
































