「箱の中の羊」は“少し先の未来”を舞台に、建築士の甲本音々(綾瀬)と工務店の2代目社長・甲本健介(大悟)の夫婦がヒューマノイドを息子として迎え入れ、止まっていた家族としての時間が再び動き出す物語。大悟、綾瀬、桒木はレッドカーペットで、劇中の家族さながらに手をつないで歩いた。
先日行われた完成披露試写会で話していたとおり、大悟が綾瀬に手を差し伸べる場面も。現地で行われた記者取材会で大悟は「こうやって手を出して(綾瀬をエスコートしながら)歩くのも初めてやし。慣れた感じもどうかなと思いながら、やったつもりでした。ぎこちなかったんならそうかもしれません」と回想。綾瀬は「大悟さんがちゃんと律儀にやってくださって、ちょっと面白いなと思いつつ、ありがたかったです」と述べた。
2300人を収容する会場での公式上映では涙を流す観客も多く、また大悟のセリフに何度も笑い声が上がるなど、会場は作品の世界観に深く引き込まれていた様子。上映後には約9分間のスタンディングオベーションが発生した。「箱の中の羊」は今月5月29日(金)より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。なお第79回カンヌ国際映画祭の授賞式は現地時間5月23日に開催される。
第79回カンヌ国際映画祭「箱の中の羊」日本用囲み取材 千鳥・大悟、綾瀬はるか、桒木里夢、是枝裕和 コメント
公式上映を終えて
大悟:当然初めてだったので、すごくびっくりしたのと、うれしいというか、こんな経験させていただいて。(上映した)映画館もすごいし、ポップコーン入れるところもない映画館。いい経験させていただきました。(桒木に同意を求めて)な?
桒木:映画は初めてなのですごくいい体験になりましたし、今日僕の誕生日なので……。10歳になりました。すごく「持ってる」と思います(笑)。
綾瀬:上映中「ここで笑いが起こるんだ」とか、反応が日本の方とは違って、すごく新鮮でした。それも含めて一緒に体感できたのがとても面白かったです。
是枝:周りの人がどういう感じで観ているのかなと思っていましたが、かなり最後まで集中して観てくれているのが伝わってきたので、ほっとしたなという。ここにまたみんなで来られたことを喜びたいなと思っています。
大悟の演技が自然で“本物の俳優”のようだった点について
大悟:本物の俳優でした(笑)。今回だけです(笑)。
上映を終えての手応え
是枝:お客さんの背中をずっと見ていましたけれども、2時間集中を切らさずに観てくれたなと。笑ってくれましたし、そのへんはよかったな、届いたなという感じはありました。
綾瀬:是枝監督とは「海街diary」以来2度目なんですけど、こんな感じだったかなと思い返していました。皆さんがどういうふうに観て感想を持たれているんだろうというのも、表情を読み取りながらいろんな人を見ていました。
大悟:10分近くなんて拍手をしたこともないし、されたこともないし、本当にスタンディングオベーションを「もうそろそろ……」と止めている人も初めて見ましたし、そんな監督にビックリしました(笑)。もらえるなら、もろうとけばいいのにと(笑)。わしのことを何者だと思っているのかわからないですけれども、うれしそうな顔でこっちを見てくれていたので、よかったなという感じですね。
レッドカーペットを歩いた感想
大悟:こうやって手を出して歩くのも初めてやし。慣れた感じもどうかなと思いながら、やったつもりでした。ぎこちなかったんならそうかもしれません。
桒木:歩いてみて笑顔しかなかったです。来れてよかったです。
大悟:うれしいわな。誕生日やし。
桒木:(フランスのアナウンサーが「お誕生日おめでとう」と言っていたと聞き)すごくうれしかった。
大悟:フランス語でわかった? うれしいよね。あんなところ歩けるもんな。
綾瀬:天気もよくて気持ちよかったです。あんまり緊張というよりも、何か私は気持ちがいいなと思っていました。(大悟のエスコートは)大悟さんがちゃんと律儀にやってくださって、ちょっと面白いなと思いつつ、ありがたかったです。
是枝と組んだ感想
大悟:すごい監督なのはわかっているんですよ。当然わかっているんですけれども、その感じを全然出さないというか。現場でも本当にその感じを出さなくて、たぶんいろいろ、ここがちょっと違う、撮り直したいみたいなこともたくさんあったかと思ったんです。でも全然何も言われなかったのは、巻いて帰ろうとしているのか、そんなことはないですけれど。たぶん、監督が僕に何かちょっと言っちゃうと、僕が勝手に作っちゃうみたいなところまで想像して、だったら何も言わないほうがまだいいと思ってくれたからじゃないかと。そういうすごい計算をされる本当にすごい人だったんです。
是枝のすごさを感じた場面
大悟:レッドカーペットで、外国の方がみんな「コレ・エダ、コレ・エダ」って。僕が昨日の街でロケしていましたけれども日本人というだけで「コレ・エダか?」と聞かれ、「俺はコレ・エダではない」と。是枝の映画には出たぞと言っても、何を言っているんだみたいなことは言われましたけど、それぐらい(すごい)。でも映画の撮影中には、何かその雰囲気を僕らには見せない方だなという感じでしたね。
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プレちゃん🌾♥️ @pulechan_08
是枝監督、坂東祐大さんおめでとうございます💐
【イベントレポート】千鳥・大悟が綾瀬はるかをカンヌでエスコート「ぎこちなかったんならそうかも」(コメントあり) https://t.co/V6SfRbFGzz