5月16日にフジテレビ系で生放送された「THE SECOND~漫才トーナメント~2026」で
トーナメント第1試合が金属バットVSヤング、第2試合がタモンズVS黒帯、第3試合がシャンプーハットVSリニア、第4試合がザ・パンチVSトットという対戦カード。金属バット、タモンズ、リニア、トットが各対戦で勝利した。準決勝では、金属バットがタモンズ、トットがリニアとの直接対決を制して決勝進出。決勝でトットが金属バットを下して頂点に立った。ネタ時間は6分。予選観覧者やHP応募者などお笑い好き100名が「とても面白かった(3点)」「面白かった(2点)」「面白くなかった(1点)」で採点し、合計点で勝敗が決定した。
記者会見での質疑応答の様子は下記の通り。
トット「THE SECOND~漫才トーナメント~2026」優勝会見でのコメント
──今の心境は?
多田:めっちゃうれしいです!
桑原:現実なのか?
多田:何もなかった俺たちなんですよ!?
──今日の戦いを振り返っていかがですか?
桑原:1本目をやる前はどうなるかわからなかったけど笑ってもらえたので、そこからは肩の力が抜けていつもの劇場の感じでできました。
──感謝を伝えたい人は?
桑原:奥さんと子供に(笑)。
多田:「ディズニーランドに行きたい」と言っていたのでこれを機に。
2人:おらへん、おらへん、おらへん!
桑原:VTRにも出てくださったかまいたちさん。すごく心配して応援してくださっていたので。売れっ子の人が「こいつおもろいねん」と言ってくださるのが嘘じゃないことを証明できたのがうれしいです。
多田:両親にも伝えたいですが、長く支えてくれた仲間にも。スベっていても楽屋に戻ると「あそこ面白かった」と言ってくれてたので自分を信じられた。感謝しています。
──東野幸治さんやくりぃむしちゅー有田さんに見守られながら漫才をするのはどんな気分でしたか?
桑原:テレビで観ている人たちなので、わけわからんかったです。あんまり気にしてなかったかな。画面越しに見ているような不思議な感じでした。
──22番組出演権が贈られます。楽しみな番組は?
桑原:(番組一覧を見ながら)「さんまのお笑い向上委員会」「ネプリーグ」……。「逃走中」! 逃走するってこと?
多田:そりゃ追いかける側ではないやろ(笑)。
桑原:「かまいまち」は一番リラックスできそうです。
多田:「タイムレスマン」?
桑原:「タイプロ(timelesz project)」観てたで!?
多田:俺も観てたで!? ヤバ!
桑原:優勝したことはちゃんと言っておいてくださいね。「誰?」ってならないように(笑)。
多田:「ネプリーグ」でトロッコ乗れるってことですか? やったー!
桑原:夢あるなー。違和感がすごいですけど(笑)。多田ちゃんは「千鳥の鬼レンチャン」出たいでしょ?
多田:そうですね。僕はCDデビューもしてる。
──今回の優勝は自分たちが貫いた結果? それとも何か変えたことがよかった?
桑原:何かが自分たちに足りてないとは思っていて、変えているのはずっと変えていました。今年それがピタッとハマったのかな。今年はより普段の2人の会話に近くしたんですよ。ラジオのときの会話をネタにした感じ。それを思いっきりやってみたら、芸人仲間がすごく笑ってくれたのでいけるかなと。
多田:間違ってないんだろうなと思いました。
桑原:ようケンカするので。揉めてるのがおもろいんかなと気づいた感じです。
──準決勝から決勝まではどういう話し合いを?
桑原:3本目にやるネタは意見が割れていたんですけど、ギリギリで多田が「お前のほうでいいよ」と言ってくれたんですよ。
多田:良くも悪くも桑原なので。「あなたがノれるほうを」とは思いました。
桑原:マジで今日だけ譲ってきた。普段は譲らないんですよ! 364日譲らないんですよ。「うわ、譲ってきた!」と思いました。
多田:3本できることがないので、勝ち負けのことよりも後悔ない選択、気持ちよくできるのはどちらかという視点で選んだと思います。すごくいい選択だったと思います。
──賞金の使い道は?
桑原:現実的なのよりはおもろい使い道を……。
多田:現実的なのはドラム式洗濯機とダイソンなんですけど(笑)。
桑原:1000万円ライブをやるということもありえますよ。
多田:あなたの500万円でやってください。
桑原:お前も出せや! 誰が来てもいいことにしてギャラ1万円とか。
多田:嫌やねんけど!
──金属バットさんが3本目のネタをやっていたときはどういう気持ちでした?
多田:どういう心臓してんねんと思いました。
桑原:僕らは優勝したかったけど、金属バットは自分らがおもろいと思うことをやってる気がして、すごいなと。貫いてる感じ。ただとんでもないことやってましたよね? あれを耐えれるのがすごいですよね。
多田:友保がすごいよな。同じツッコミとして。
桑原:俺ら、セカンドに真面目に取り組んでんねんなと思いました(笑)。
多田:負ける可能性がめちゃめちゃ出てきたぞとは思いました。ヒヤヒヤしました。
桑原:全部1点も全部3点でも驚かないというか。
──優勝時に「THE SECONDおもしれえじゃん」と言っていましたが、具体的にどこが面白いと思いましたか?
桑原:いろんなスタイルのネタがあるのかというのが「THE SECOND」の面白さ。でもエリートじゃなくて1回負けている人たち。それが集まって思いっきりやっているので、人生が出ているんです。若手の人にはできない面白さだと思います。
多田:各々が4分じゃ表現できないことをやっている。言葉の選び方や表情などで、空気を崩さないようにずっとおもろい温度でやるのは腕がないとできないこと。それを見せてもらえるのがすごい大会やと思います。
桑原:あんなパンチパーマの顔芸で笑わせる人いないもんね。
多田:シャンプーハットさんが後ろ向いて振り返るだけで面白いのって、歴があるからできること。勉強になります。
──相方にかけたい言葉は?
桑原:僕がお笑い好きで、彼はそんなじゃなくて、ふわっとこの世界に入ってきた奴なんです。その責任は感じていたので……「よかったね」ですかね。
多田:他人事やな(笑)。でもシンプルに、彼が誘ってくれたからこの世界に入ってきたし、一度解散したときも「もう1回やろう」と言ってくれた。この世界でやれていることが奇跡なのに、ここまでの結果まで出せて、「ありがとう」ですかね。
桑原:ようやったよな、ほんまに。しんどかったのに。ファミレスに集まってずっと……。
多田:そうですね。(照れながら)「ありがとう」ですね。
桑原:「ありがとう」をちゃんと言えや。照れるな。
多田:お前は「よかったね」やったやろが!
──大会は過去4回すべて吉本勢が優勝ですが、その強さはどこにあると思いますか?
桑原:6本を3本やるのは長距離走なので、日頃の舞台数がめっちゃ出るのかなと思います。漫才体力というか。そこが吉本はすごい気がします。
──優勝した今だからこそ言える、一番しんどかったこと、乗り越えてよかったことは?
桑原:東京に来て「M-1グランプリ」の2回戦で落ちたときはつらかったです。大阪やと知ってもらえているので、やりやすかったんですが、「誰やねん」の中でやったらこんなもんやとハッキリ結果で出てしまったので。
多田:皆さんが温かい目で見てくださってたんやなと思っていました。チャンスはいただけても結果が残せなくて売れない。今のネタのスタイルをやり始めたときも最初はスベってました。3年くらい単独ライブでもスベり続けてたからな。そこはつらかったです。
桑原:でも俺たちがおもろいと思っている人たちがおもろいと言ってくれるので、それだけを頼りにやってました。
──これから世に出ていくと思いますが、自分たちの武器はどこだと思いますか?
桑原:僕は理論的に見えるけど感情的。すぐ拗ねて文句を言う。大人にあるまじき部分がありますね。他責?
多田:40にもなって(笑)。
桑原:多田ちゃんはおバカというか天然だけど頑固で変わってる。そういう奴。どんな2人がすぐ揉めるんですけど、それがいいところなのかな?
多田:そうですね。これを隠さずにやってるのがまだいい部分なのかなと思います。
「THE SECOND~漫才トーナメント~2026」得点
決勝
トット:281点(1点:1人 / 2点:17人 / 3点:82人)
金属バット:264点(1点:1人 / 2点:34人 / 3点:65人)
準決勝
第1試合
タモンズ:264点(1点:0人 / 2点:36人 / 3点:64人)
金属バット:296点(1点:0人 / 2点:4人 / 3点:96人)
第2試合
リニア:289点(1点:1人 / 2点:9人 / 3点:90人)
トット:292点(1点:0人 / 2点:8人 / 3点:92人)
1回戦
第1試合
金属バット:293点(1点:0人 / 2点:7人 / 3点:93人)
ヤング:279点(1点:0人 / 2点:21人 / 3点:79人)
第2試合
タモンズ:289点(1点:1人 / 2点:9人 / 3点:90人)
黒帯:283点(1点:0人 / 2点:17人 / 3点:83人)
第3試合
シャンプーハット:279点(1点:1人 / 2点:19人 / 3点:80人)
リニア:293点(1点:0人 / 2点:7人 / 3点:93人)
第4試合
ザ・パンチ:275点(1点:0人 / 2点:25人 / 3点:75人)
トット:293点(1点:1人 / 2点:5人 / 3点:94人)
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