M-1開催会見でオズワルドら出場表明、マユリカ中谷だけ違うレースをやっている

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「M-1グランプリ2022」開催記者会見が本日6月29日に東京・ヨシモト∞ホールで開催され、今大会に出場する漫才師たちが意気込みを述べた。

「M-1グランプリ2022」開催会見に登壇した(前列左から)オズワルド、錦鯉、モグライダー、インディアンス、(後列左から)ヒロド歩美アナ、麒麟・川島、マユリカ、男性ブランコ、真空ジェシカ、コウテイ、ヨネダ2000。

「M-1グランプリ2022」開催会見に登壇した(前列左から)オズワルド、錦鯉、モグライダー、インディアンス、(後列左から)ヒロド歩美アナ、麒麟・川島、マユリカ、男性ブランコ、真空ジェシカ、コウテイ、ヨネダ2000。

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錦鯉

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予選が8月1日(月)にスタートする今年の「M-1グランプリ」。決勝戦は12月にABCテレビ・テレビ朝日系で生放送される。麒麟・川島とヒロド歩美(ABCテレビアナウンサー)がMCを務めた本日の会見には、まず昨年王者となった錦鯉が登場。優勝からの半年間を振り返り、渡辺が「優勝してから3回くらいしか寝てないです」と多忙ぶりを述べると、健康状態を気遣われた長谷川も「50歳まで仕事がなくて寝すぎていたので、ここから帳尻が合う」と見解を明かし、川島が「寝かしましたね。ワインのような人生」とその熟成ぶりを讃えた。

オズワルド

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続いて昨年ファイナリストの、オズワルドインディアンス真空ジェシカモグライダーが登壇して参戦を表明。昨年準優勝のオズワルドは「決勝2本目の記憶がない」と口を揃え、その戦績に伊藤は「マジで許せない」と自分への怒りが収まらない様子だったが、今年の仕上がりを聞かれて「話にならない」と弱気な素振りで笑いを誘った。なお畠中は記者向けに「最近都内に2軒目の家を借りました。最終的には都内中のマンションを借りて東京の人口密度を下げたい」と報告。インディアンスきむは「今年は必ず優勝できる。この時点で仕上がり倒しています!」と伊藤とは対照的に自信を隠さなかったが、相方・田渕は「明らかなビッグマウス!」とフォローした。

真空ジェシカとオズワルド伊藤(左端)が絡むワンシーン。

真空ジェシカとオズワルド伊藤(左端)が絡むワンシーン。[拡大]

真空ジェシカ・ガクは話している途中に相方・川北からマイクを取り上げられ、声を張り上げるしかない状態に。会見中に数え切れないボケを繰り出した川北は「去年の準決勝で僕らのエントリーシートをオズワルドに破られた」と虚実ないまぜのエピソードを明かし、これに伊藤が「お前らと公の場で絡んで得したことが一回もない」と抗議すると、川北は「まーちゃんごめんね」、いわゆる「まーごめ」で謝罪した。モグライダーは、ともしげのいつもの調子のしゃべりを隣で芝が同時通訳する流れに。新婚ともしげの「結婚できたのもM-1のおかげです!」という話を、芝が「皆さんまた会いましょう」と訳していた。

コウテイ・九条ジョーから狙撃され、メガネをステージに残して転倒する男性ブランコ(右)。

コウテイ・九条ジョーから狙撃され、メガネをステージに残して転倒する男性ブランコ(右)。[拡大]

ここでステージ上の4組が入れ替わり、初の決勝を目指す、男性ブランココウテイヨネダ2000マユリカが並んだ。昨年、敗者復活3位だった男ブラ平井は「“苦汁のソーダ割り”を飲んだ」と独特の表現で悔しさをにじませる。浦井は「毎月単独ライブをやってるけど全部コントです」とM-1への会見にそぐわない話で、コンビ揃って口が重い。これに業を煮やしたコウテイ・九条ジョーからたびたび攻撃を仕掛けられた男ブラは、2人とも弾き飛ばされ、メガネだけを舞台中央に残して激しく転倒。川島に「今年辞退ということでよろしいですか?」と確認されていた。コウテイは昨年コロナで予選途中に出場辞退。下田が九条へのヒリヒリするような心情を吐露する一方、九条は今大会へ向けて「やればできる」というティモンディ高岸の言葉が先人たちの言葉で一番残ったと述べた。

マユリカ

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ヨネダ2000は自身のネタに関して聞かれると、誠が「マグロがおいしい」と寿司ネタの話を挟んだあと「個人名が誠に変わった。かの有名な“松浜ペア”に命名していただいたので、恥じないようにがんばりたい」と、「ダウンタウンDX」(読売テレビ・日本テレビ系)内で改名したことを振り返り、ダウンタウンをバドミントンのペアのように表現。一方、愛のパンタロンのフォルムを川島は「ドムと一緒」とガンダムのモビルスーツになぞらえた。マユリカ阪本は、実際に出版したコンビのグラビア写真集が売れたことから「2回戦で負けて、エロにかまけて笑いを捨てたと思われないように」と気を引き締め、マユリカ中谷も「M-1予選で僕らは順風満帆に来ていない。今年はストレートに体ピンピンのまま決勝へ駆け上がりたい」と宣言する。その後、中谷からは「実の母親をラジオでいじりすぎて、LINEと電話をブロックされた」と親子の深刻な話が。「今年決勝に行って母親と復縁したい。僕だけ1人違うレースをやっている」と決意を語る中谷に対して、川島は「M-1グランプリ」ならぬ「“マザー1”グランプリ」だと話して会場中の拍手を浴び、「これはなかなかそのへんの司会者には出ないです」と自画自賛していた。

マユリカ中谷(右端)が実の母親と復縁したいという願いを語ったあと、麒麟・川島(左から2人目)が「M-1グランプリ」を「マザー1グランプリ」に置き換えて拍手を浴びるワンシーン。

マユリカ中谷(右端)が実の母親と復縁したいという願いを語ったあと、麒麟・川島(左から2人目)が「M-1グランプリ」を「マザー1グランプリ」に置き換えて拍手を浴びるワンシーン。[拡大]

YouTubeなどで生配信された会見の終了後には囲み取材も開催され、まだ出場資格のある錦鯉が今大会への出場を問われて、長谷川が「今年は参加しない」と明言。モグライダーは昨年決勝でネタにした美川憲一と共演するなどリアルな交流が続いているエピソードを披露した。「M-1」で優勝するための秘訣を聞かれた長谷川は「何が起こるかわからない。一点のくもりもなく思いっきりやってほしい!」と漫才師たちへアドバイス。渡辺は「一言で言ったら運! この人を引いたのも運!」と長谷川を相方に持ったことを誇りながら「マジで若いうちに売れたほうがいい。お笑い界を盛り上げてください」とエールを送った。

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