バンビーノ藤田、オンライン結婚式「全プログラム最高」カバと爆ノ介登場に嬉し泣き

バンビーノ藤田が昨日6月6日にオンライン結婚式を行い、多数の芸人仲間や関係者が出席。2015年6月に解散したカバと爆ノ介が余興に登場すると、この日限りの復活に感激した。

藤田は2015年10月に結婚し、現在は2児の父。妻のかおりさんの提案をきっかけに、大阪から東京に住居を移した2人が「離れている親戚や友人も一緒に楽しめたら」と今回のオンライン結婚式を計画した。式は芸人が集うからこその演出が満載で、3時間を超える盛り上がりに。大阪はもちろん沖縄やシドニーといった、今回の形でなければなかなか会うことができない参加者との交流を楽しんだ。

終了後に囲み取材の場が設けられ、藤田は「このような立派な結婚式をやることができて本当に感謝しています。みなさんのニコニコしている顔が見られて、ずっと幸せな3時間でした」と感激の様子。バイク川崎バイク、コロコロチキチキペッパーズ、祇園、アイロンヘッド、もう中学生、プラス・マイナス、ミキらの余興にも感謝し、「全プログラム最高で、その中でもというと難しいな……」と前置きした上で「唯一泣いちゃったところは、解散したカバと爆ノ介が今日限定で再結成して、昔のネタをやってくれた時間。それを見られただけも今回の式をやってよかったと言えるくらい感動しました」と特に印象深かった場面を挙げる。

この復活は藤田がカバ、爆ノ介のそれぞれにオファー。2人共、元相方がOKすればもちろんやると快諾してくれたそうで、「男気を感じました」と彼らの心意気を噛み締める。かおりさんも忙しい芸人たちが「スケジュールを空ける」と言って協力的だったことに「芸人同士の絆の素晴らしさを感じました。背景にすごいドラマがある」と話し、またNSC時代から知っていたエハラマサヒロに司会を依頼でき「お願いするときから緊張やわくわく感があった。お会いして、温かい気持ちになりました」と満足そうだった。

相方の石山は「結婚のときも、子供が生まれたときも照れくさくてお祝いを渡せていなかった。今回も最初は式場に呼ばれずタイミングを逃したなと思っていたんですが、4日くらい前に、たぶん祝儀目当てで会場に呼ばれたんです（笑）。でも今日はほんま心からお祝いできた。おめでとう」と冗談交じりに祝福する。司会を務めたエハラは「参列者全員の顔を正面から見られてめちゃめちゃあったかい気持ちになった。リモートだからこそのいいこともいっぱいあるなと思いました。余興芸人に関しては、スベってもダメージがない（笑）。結婚式って何やってもウケないこともあるんですが、この形ならのびのびやれる。司会としてはやりやすかったです」と語った。

今回の結婚式はオンラインであることや、余興パートをクラウドファンディングの支援者に配信したことなど、新しいこと尽くし。コロチキ西野は「最初聞いたとき、めちゃくちゃ面白いと思った。出させていただく側からしても興味のあるイベントで、貴重な経験をありがとうございました」、ナダルは「この形だからこそ大阪時代のスタッフさんにも会えた。リモートの結婚式、普及するんじゃないかと思いましたね。ただ余興は部屋でやっているので緊張感なくて、エハラさんに迷惑かけました」と感想を述べた。