ナイツのとなりに出水麻衣アナ

「ナイツのちゃきちゃき大放送」どんな話題も広げて面白く調理してしまう、万能なお二人

2021年7月30日 20:00 274 2

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番組MCの芸人を隣でサポートする、もう1人の大切な存在。アシスタント、進行、サブMCなど呼称や役割はさまざまだが、共演を重ねるうちにその番組ならではの名タッグとして認識されることも多い。本連載「私のとなりの芸人さん」では、そんな芸人たちの隣の人々に焦点を当て、その視点から芸人たちを語ってもらう。

第4回に登場するのは「土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送」（TBSラジオ）に、ナイツと共に出演している出水麻衣（TBSアナウンサー）。出水アナが語るナイツの魅力とは。

構成 / 成田邦洋

出水麻衣アナに聞いたナイツのこと

出水麻衣（TBSアナウンサー）(c)TBSラジオ

ナイツの印象

どんな話題も広げて面白く調理してしまう、万能なお二人です。他のラジオを含めると週に15時間半も生放送で喋っているのに、ネタが枯渇せず、どの番組でも抜群に面白いってすごいことですよね！

出水アナの番組内での役割と心がけていること

ナイツのお二人はとにかく優しくて、どんなことを言っても受け止めてくださるのですが、「ちゃきちゃき大放送」の醍醐味はなんといってもお二人の掛け合い！塙さんと土屋さんが二人で会話のラリーを始めたらそっと聞き役に回るようにしています。その間は私も一リスナーとしてお二人の会話を満喫しているんです。あと心掛けていることは「嘘をつかないこと」ですね。ラジオは人柄や言葉の裏に隠された感情などが不思議と滲み出るメディア。リスナーの皆さんがとても温かく応援してくださったり、面白がってくださるので、あくまで自然体で楽しませてもらっています！

ナイツの「ここがスゴい！」

「ちゃきちゃき大放送」は朝9時にナイツの漫才からスタートします。毎週新ネタ！ 7月24日時点で放送300回を超えていますから、300本以上の漫才を披露していることになります。何が凄いって、一度も読み合わせをしないまま本番であれだけ面白い漫才ができるということ！土曜日の朝、お二人がそれぞれ漫才台本に目を通して、さぁ本番！出囃子が流れたらあっという間にナイツワールドになるのです。読み合わせもないし、私も漫才の内容を知らないまま、スタジオ内の特等席で漫才を聞かせていただいているので、しばしば仕事を忘れて笑い転げています。

出水アナだけが知っているナイツの意外な一面

塙さんは意外にも少々天然なところがあります。先日もオリンピックが開幕した話題なのにオリンピックを「紅白」と言い間違えておりました（笑）。ボケじゃないリアルボケが飛び出る瞬間が私もツボです。スタジオのお菓子など、3人の娘さんたちが好きそうなものがあると「ここいうの喜ぶんだよな」と言いながらお土産としてお持ち帰りしている姿が素敵すぎます。いいパパ！

いつもテレビや舞台ではメガネ姿の土屋さん、メガネの向こう側の目元がとっても優しくてきゅんとしてしまいます。土屋さんが笑っているときに横目で笑顔を盗み見して癒されているんですよ。そんな優しくて笑顔が素敵な土屋さんですが、競馬予想の時だけは目つきが鋭いです。最近なかなか当たらないので、万馬券的中、お待ちしております！

「ナイツのちゃきちゃき大放送」での一番の思い出

土屋さんがお休みされた際、塙さんと一緒に漫才をやらせていただいたことです！台本を事前に頂いて、何度も音読して、時にお風呂の中でまでも大声で練習しましたが……難しかった～！僭越ながら、最近は役者としても活躍されている塙さんの演技を棒読みの「棒」などと番組内のノリでいじらせていただくこともあるのですが、あの漫才の時の私が一番「棒」でした……。

「ナイツのちゃきちゃき大放送」の番組としての魅力

毎週9時にナイツさんの新作漫才から始まり、田中康夫さん、やくみつるさん、えのきどいちろうさん、能町みね子さんといった多才なコメンテーターさんたちと時事問題に切り込むコーナーがあります。10時からは、入社3年目、TBSの渡部峻アナウンサーがフレッシュに東京近郊の様々な場所から中継リポートをお届けしています。ナイツのお二人に突っ込まれながらも奮闘する渡部アナの成長ぶりを応援してください！他にもゲストコーナーやリスナ―の皆さんから送られた珠玉の大喜利作品をお届けするコーナーなど、3時間45分の生放送のどの時間帯を切り取っても楽しんでいただけると思います！