「50TA たぶん2026年 最初で最後のアリーナライブ」あの興奮&裏側密着をTELASA見放題プランで

テレビ朝日「ロンドンハーツ」のドッキリ企画から誕生した、お笑い芸人・狩野英孝扮するアーティスト50TAが5月6日に「50TA たぶん2026年 最初で最後のアリーナライブ」を行った。

2025年3月には活動15周年を記念して神奈川・横浜アリーナで1万人規模のライブを行った50TA。それからわずか1年後、彼は東京・TOYOTA ARENA TOKYOで再びアリーナのステージに立つことになった。「ロンハー」ではおなじみの共演者である小宮浩信(三四郎)や、藤本敏史(FUJIWARA)、田村亮、ウエストランド、有村昆の5人からなる“ヤラカシターファイブ”もゲストとして登場し大いに盛り上がったこのライブの模様が、TELASAの見放題プランで配信中だ。音楽ナタリーでは熱気あふれるこの公演をライブレポートで振り返る。

取材・文 / 張江浩司

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50TAのスター性と人間らしさ

5月6日、東京・TOYOTA ARENA TOKYOで「50TA たぶん2026年 最初で最後のアリーナライブ」が行われた。会場に集まったのは、50TAを愛する“フィフミン”(50TAファンの呼称)たち約8000人。満員の会場で展開されたのは、「本気」と「冗談」が同時に存在する、50TAにしか成立させられない空間だった。

観客の期待が高まる中、定刻になり巨大スクリーンに映し出されたのは、本番の2週間前に撮影されたというインタビュー映像。しとしと降る雨の中、50TAは今回のライブへの意気込みを語る。チケットはかなりの争奪戦だったようだが、本人は「でも僕が見たのは『譲ります』の書き込みだった」と自虐を交えて話し、会場にはこの日最初の大きな笑いが起こった。観客に向けて「8000フィフミンの皆さん、最初から最後までぶっ飛ばしていくんでついてこいよ!」と50TAが呼びかけると、その言葉に呼応するように過去の映像とともにカウントダウンがスタート。「スタートレイン、発車いたします」の声と同時に、ステージ中央から50TAがせり上がってくる。スター然としたきらびやかな衣装にサングラス、そしてバックダンサーを従えた姿は、まさしくアリーナの主役だった。

アリーナの主役・50TA。©tv asahi

アリーナの主役・50TA。©tv asahi

1曲目は「スタートレイン」。勢いそのままに「50TAラップ」へ突入すると、山手線ゲームのコール&レスポンスで会場の熱は一気に上昇する。「俺が音楽界の革命児50TAだ!」という高らかな叫びに、観客は歓声で応えた。50TAは「今日という日を心待ちにしていた男子たち!」「女子たち!」と呼びかけたあと、「曲知らないけど付き合いで来た人たちー?」と問いかける。思いのほか多くの反応があったことに「けっこういるな! むしろ燃えるわ」と笑い、「そういう人たちが今日楽しくなって、次回も来てくれたらまたやれるかもしれないから。ラストだって言ってますけど(笑)」と語った。さらに「盛り上がっていくぞー!」と煽りつつも、「コンサートハラスメントにならないように」と観客への気配りも忘れない。「トイレに行きたくなったら曲の途中でも行って、具合が悪くなったら座って、周りの人も看病してくださいね」と深々とお辞儀する姿には、アリーナを埋めるスターでありながら、どこまでも人間味あふれる50TAらしさがにじんでいた。

「スタートレイン」を熱唱する50TA。©tv asahi

「スタートレイン」を熱唱する50TA。©tv asahi

「スタートレイン」を熱唱する50TA。©tv asahi

「スタートレイン」を熱唱する50TA。©tv asahi

歌ったり歌わなかったりする三四郎・小宮

「ファイティングポーズ」では、この日限定公開のミュージックビデオが上映された。オープニング映像と同日に撮影されたこのMV、画面の中の50TAは激しい雨に打たれながら歌い歩く。その姿が大写しになるたびに客席から笑いが起こるも、「奥歯」のフレーズではシンガロングが沸き起こった。アコースティックギターを弾きつつ届けられた「涙」を挟み、「エキサイティング」では50TAがトロッコに乗って客席へと乗り出す。そのままアリーナ中央で歌った「自分にハッピーバースデー」では、公演当日が誕生日の観客の名前を聞き、その名を歌に乗せてプレゼントする場面も。大規模なアリーナライブでありながら、客席との距離をぐっと縮める時間となった。

「ギラギラビンビン」では、ゲストの三四郎・小宮浩信がトロッコに乗って登場。「狩野さん来たよー! 駆けつけたよー!」と叫びながら現れた小宮は、歌詞をうろ覚えのまま歌ったり歌わなかったりしながら、一度はそのまま退場。ステージに戻った50TAがさわやかに歌い上げる中、2番のサビで小宮が再びせり上がってくると、会場にはまたしても爆笑が広がった。MCでは小宮が「芸能界で一番お世話になってる先輩」と50TAへの思いを語り、50TAは「うろ覚えで歌うのやめて」とツッコむ。2人は50TAと50PA(ぺこぱ扮する50TAの公式ライバル)の思い出話など、長い関係性を感じさせるエピソードで客席を沸かせた。

駆けつけた三四郎の小宮浩信(左)。©tv asahi

駆けつけた三四郎の小宮浩信(左)。©tv asahi

皆さんからもらったパワー、何コレすっごーい!

中盤は「8000人の皆様とプチ世界旅行したいと思います!」という宣言から、国境を軽々と飛び越える50TAワールドが展開された。「インドの牛乳屋さん」ではレーザーを使った演出がアリーナを彩り、「チャイナダンスホール」では餃子や春巻きなどの中華料理を調理する映像がスクリーンに大映しに。「ギリシャの女神」ではバイオリンのイントロに導かれ、50TAが朗々と歌い上げる。続く「ラブアース」では「皆さんからもらったパワー、何コレすっごーい!」と叫び、50TAは会場の熱量をそのまま楽曲へと変換していった。

後半戦、「Over the rainbow」では“あのバンド”を彷彿とさせるコートを着たマネキンがせり上がり、その衣装をまとった50TAがトランシーバーを使ってドリーミーにパフォーマンス。

50TA史上最も暗い曲「青と白」では、「ヤラカシターファイブ」ことFUJIWARA・藤本敏史、田村亮、ウエストランド、有村昆がバックダンサーとして登場。昨年の横浜アリーナ公演では機材トラブルに見舞われた彼らだが、この日は11:00入りで入念にリハーサルを行ったという。終始神妙な表情で立ち尽くす姿が、楽曲の重さと奇妙に呼応していた。

神妙な面持ちのヤラカシターファイブ。©tv asahi

神妙な面持ちのヤラカシターファイブ。©tv asahi

「ういういしいしい」ではステージ上にシャボン玉が舞い、King & Princeに提供した「希望の丘」のセルフカバーでは「差し上げます」「いただきます」のコール&レスポンスが巻き起こる。「紅葉に抱かれて」ではタオル回しでオーディエンスが一体となり、50TAは「明日筋肉痛だな」とご満悦。そしてラストは、青木さやかへの提供曲「ノコギリガール」。数々の名曲、珍曲、セルフカバーが入り乱れたステージは、50TAのキャリアの濃さを改めて示すものとなった。

シャボン玉が舞った「ういういしいしい」のステージ。©tv asahi

シャボン玉が舞った「ういういしいしい」のステージ。©tv asahi

オーディエンスが一体となった「紅葉に抱かれて」。©tv asahi

オーディエンスが一体となった「紅葉に抱かれて」。©tv asahi

終わらない「男子! 女子!」

アンコール一発目に50TAが届けたのは「マイ・ヒーロー」。「8000人、いや全国のフィフミン、この曲で盛り上がっていこうぜ!」という叫びとともに、正義のヒーローに変身した50TAがバイクにまたがり、トロッコで運ばれながら登場する。「あそこへGO」では、ステージ上での生着替えに挑戦するも、着替えが間に合わないまま歌い出すというハプニングがあったが、その決まらなさがなんとも50TAらしい。サビでは小宮が再び登場し、盛り上がりに拍車をかけた。

ヒーローのような出で立ちで登場した50TA。©tv asahi

ヒーローのような出で立ちで登場した50TA。©tv asahi

生着替えの様子。©tv asahi

生着替えの様子。©tv asahi

そしてフィナーレは、言わずと知れた代表曲「Perfect Love」。ヤラカシターファイブの面々もTシャツ姿で再登場し、会場は大団円の空気に包まれる……かと思いきや、「終わりたくないんですよ!」という50TAのひと言で「男子! 女子!」のコール&レスポンスが繰り返されることに。FUJIWARA藤本の「まだまだいけるよね!」という先導で、さらなる延長戦へと突入する。5回目の「男子! 女子!」でようやく終わりそうな気配になり、ダンサーがはけ、記念撮影も終わり、ゲストも去る。しかし、まだ終わらない。まだまだリフレインされる「男子! 女子!」。「次のライブはいつも未定なので、皆さんが楽しかったと書いてくれたらロンハーのスタッフに届いて、またやれるかもしれない。応援お願いします!」と50TAが感謝を述べ、ダメ押しの「男子! 女子!」。50TAもゲストも観客もふらふらになりながら、最後の最後まで声を振り絞った。

終わりたくない50TA 。©tv asahi

終わりたくない50TA 。©tv asahi

笑い、歓声、シンガロング、そして妙な感動。50TAのライブは、音楽ライブであり、バラエティであり、同時に狩野英孝という稀有で特殊な人間のドキュメントでもある。「たぶん2026年 最初で最後」と銘打たれた一夜は、終わりたくないという本人の気持ちをそのまま形にしたような、異様な熱量としつこさで幕を閉じた。このアリーナ公演の模様はTELASAでアーカイブ配信中。会場を包んだ8000フィフミンの熱狂と、50TAが全力で出し切った「男子! 女子!」の余韻を、配信でもぜひ確かめてほしい。

また、TELASAでは50TAアリーナライブの裏側に密着したドキュメンタリー映像も配信中。リハーサル風景や、本番当日の緊迫した舞台裏、終演直後の出演者の様子など、ほかでは観ることができない貴重なシーンが楽しめる。

「50TA たぶん2026年 最初で最後のアリーナライブ」の様子。©tv asahi

「50TA たぶん2026年 最初で最後のアリーナライブ」の様子。©tv asahi

セットリスト

  1. スタートレイン
  2. 50TAラップ
  3. ファイティングポーズ
  4. エキサイティング
  5. 自分にハッピーバースデー
  6. ギラギラビンビン
  7. インドの牛乳屋さん
  8. チャイナダンスホール
  9. ギリシャの女神
  10. ラブアース
  11. Over the rainbow
  12. 青と白
  13. ういういしいしい
  14. 希望の丘
  15. 紅葉に抱かれて
  16. ノコギリガール

<アンコール>

  1. マイ・ヒーロー
  2. あそこへGO
  3. Perfect Love

配信情報

50TA たぶん2026年 最初で最後のアリーナライブ

TELASA見放題プランで配信中

開催日:2026年5月6日(水・振休)
会場:東京都 TOYOTA ARENA TOKYO

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50TA たぶん2026年 最初で最後のアリーナライブ 裏側密着

TELASA見放題プランで配信中

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