

「旨さなら、Ploom」をキャッチコピーに掲げる加熱式たばこブランド「Ploom」の協力のもと、さまざまなミュージシャン / クリエイターたちに“オン=仕事”である創作や表現、クリエイティブであるために大切にしている“オフ=趣味・息抜き”について語ってもらう連載企画「休符の美学 supported by Ploom」。第4回となる今回は、Novelbrightの沖聡次郎(G)、ねぎ(Dr)に話を聞いた。
今年4月に4thアルバム「PYRAMID」をリリースし、30公演におよぶ全国ツアーの真っ只中にあるNovelbright。そんな多忙を極める彼らは、普段どんなオフを過ごしているのか。ねぎにとって日常の一部になっているという喫煙タイムの大切さや、沖いわく「革命」だというPloom AURAのデザイン性についてなども含めて、2人のオンとオフについて語ってもらった。
そのほかの「休符の美学 supported by Ploom」特集はこちら
取材・文 / ナカニシキュウ撮影 / YOSHIHITO KOBA取材協力 / Ploom Shop 銀座店
※20歳未満の者の喫煙は法律で禁じられています。たばこの健康リスクについては厚生労働省のホームページをご確認ください。
すごく面白いよね、今回のアルバム
──Novelbrightは4月に4thアルバム「PYRAMID」をリリースしました。そこから少し経ちましたが、反響や手応えはいかがですか?
ねぎ(Dr) ライブで完成した、みたいなとこがありますね。今回はライブをイメージしながら作ったんで、実際にライブで演奏しながらお客さんのリアクションをもらうことで「すごく曲が育ったな」と実感しています。
沖聡次郎(G) そうね。毎公演メンバーのプレイやテンション感も違ったものが生まれてきて、どんどん完成していくのが今は楽しい状態で。すごく面白いよね、今回のアルバム。
ねぎ うん。
沖 作ってるときから感じてはいたんですけど、何か自分たちの手からこぼれてしまうようなパワーを持った曲が多くて。イメージしていた以上のパワーを持つアルバムができたな、っていうのは思いました。
ねぎ だからもう、今回のアルバムは演奏するのがものすごく難しいです(笑)。今までやってこなかったような新しいアプローチとか、デモ段階から「これどうやって表現しようかな」みたいな部分がすごくあったし。ドラムで言うと新しいビートパターンとか、ソロセクションとかもあって。すごくチャレンジしたなと思っています。
沖 リズムの取り方1つ取っても、スパニッシュのものがあったり、LAっぽい乾いた感じのグルーヴがあったり。かと思えば、僕たちが生まれていない時代の歌謡曲っぽいアプローチが求められる曲もあったりして。ギターのプレイに関して言えば、J-POPの枠には収まらないような引き出しが多いプレイをしているので。
ねぎ 1つのバンドだけでやってるとは思えないっすもん。バンドの幅を大きく超えた作品、という気がしています。
──確かにアルバムを聴いていると、急にK-POPっぽい曲が出てきたり、かと思えば「Kornかな?」みたいな展開があったり……。
沖・ねぎ ガハハハハ!
ねぎ ラウディなね(笑)。
──そんな中で沖さんは近年、作家仕事も増えています。それが引き出しを増やすきっかけにもなっていますか?
沖 そうですね。ありがたいことに外部の方から曲を書いてほしいと言っていただくことが多くなってきて、ある種、Novelbrightではできなかったチャレンジや実験みたいなことをさせてもらえる場に自分の中ではなっているんです。「いつもだったらこうしてるけど、別の方が歌ってくれるから」ということで異なるアプローチを試すことができたり、普段は使わない音色にトライすることもできたりしていて。そこで得た経験値を「PYRAMID」の制作に持って帰ってこれたというのは大きいです。
ねぎ 僕はメンバーとしてすごく誇らしいです。聡ちゃんのエッセンスというか、この味が欲しくて声がかかっているということなので、いちミュージシャンとして本当にすごいことだなと思うし、めちゃくちゃカッコいいですよ。できれば僕も連れてってほしい。
沖 どういうことや(笑)。
ねぎ 例えば、レコーディングでドラマーが必要になったら呼んでもらうとか。
沖 ああ、それね。
大詐欺ですよね
──現在、そんなアルバムを引っさげたツアー「Novelbright HALL&ARENA TOUR 2026 ~PYRAMID~」の真っ最中ですね。
ねぎ 多いですね。本数が(笑)。今ちょうど半分くらい、折り返しのタイミングぐらいで(※取材は6月中旬に実施)。
沖 普段やったらもうここでファイナル、ぐらいの本数回ってるんですけど。
ねぎ 確かに(笑)。それで行ったことのない場所に行けたりするのは僕ら自身もすごく楽しいし、初めていらっしゃるお客さんも多いみたいで。昔回ったことのある場所でも、前回はソールドできなかった会場が今回はソールドできたりとか、バンドの成長も同時に感じながら回れてるし、すごく充実したツアーになっていると思います。
沖 バンドとしても、これだけ毎日顔を合わせるというのは……週末はライブで顔を合わせて、ライブのないときは一緒に曲を作ったりとかしていて。インディーズのときぐらい常に一緒にいる。
ねぎ そうだね(笑)。
沖 音楽しては一緒にメシ食って、メシ食っては音楽しての繰り返しで。そういった部分で、改めてメンバー同士の心のすり合わせというか、「今後どんなふうにNovelbrightを作っていこうか」みたいな話がすごくできているツアーだなと思いますね。
──面白いですね。規模が大きくなったことで、むしろ原点に返っていくという。普通は逆だと思うんですけど。
沖・ねぎ 確かにそうですね。
──お客さんの反応はいかがですか?
ねぎ 僕が感じるのは、年齢層がすごく幅広い。今までもそうだったんですけど、本当にいろんな層の方たちが来てくれているのを最近は如実に感じますね。本当に10代から、50代や60代の方までいらっしゃるので、それはすごくこのバンドのよさだったりするのかなと思っていて。聡ちゃんとか、よくちっちゃいお子さんと絡んでますよ(笑)。ギターソロとかで客席に降りていって、ちっちゃい子にギター持たせてあげたりしてるよね。
沖 そう。遊んであげてる(笑)。
ねぎ そういうの、すごくいいなと思いながら後ろで見てます。ドラムは動けないんで(笑)。
沖 本当にいろんな年齢層の方が来てくれるようになりましたね。で、今の時代ってサブスクが主流だったりしてアーティスト数も多いから、お客さんがミュージシャンを選ぶ、好きなものを選ぶ時代になっていると思うんですよ。お客さん主導、ファン主導というか。でも僕たちのファンの人って、Novelbrightがやる音楽を受け入れるスタンスがあるなと感じていて。そのあたりは、やっぱり僕らはファンの方に恵まれてるなって思いますね。
──それって、言い換えれば信頼関係があるということですよね。お客さんはNovelbrightを信じてるし、Novelbrightもお客さんを信じてる。
沖・ねぎ そうですね。
──だからこそ好き勝手やるし。
沖 そうですそうです(笑)。
ねぎ だいぶ好き勝手やってますからね、ほんまに。
沖 「愛とか恋とか」や「ツキミソウ」、「Walking with you」とかで僕らを知ってくれた人が多いと思うんですけど、そのイメージでライブに来たら……大詐欺ですよね(笑)。「こんな激しいの!?」みたいな。
ねぎ 「距離、近ー!」みたいな(笑)。それがうちらのよさやと思いますけどね。
沖 うん、そうだね。
「休もう」と意識しないと一生休めない
──そうしたバンド活動に対して、オフの時間はどのように過ごしていますか?
ねぎ 今年ちょっとチャレンジしたいことがあって。東京に住み始めてもう6年目ぐらいになるんですけど、なんか1周回って自然を欲するようになってきていて。だからソロキャンとかしたいっす。癒されに行きたい。
沖 ああ、いいねえ。
ねぎ ソロキャン動画とかめっちゃ観てます(笑)。僕はもともと田舎出身なんで、自然が多いところに住んでたんですよ。当時は都会に憧れがすごくあったんで、自然のよさなんて感じたことなかったんですけど……ないものねだりなのかな(笑)。
沖 僕が理想とするオフの過ごし方は、どこかへ出かけるにしても何をするにしても、携帯を置いていく。
ねぎ ああー、わかるわあ。
沖 携帯を持ってると何かしら仕事の連絡が入ったり、SNSに何か投稿したタイミングだったら数字が気になっちゃったり、そういうストレスを抱えがちなんで。なので携帯を置いて、財布だけ持って出かける1日を過ごしてみたいですね。実際にはできてないですけど(笑)。
ねぎ 間違いなくマネージャーに怒られます。「携帯見てください!」って(笑)。
沖 実際によくやるのは、車の運転とカメラが好きなんで、マップも何も見ないで郊外まで写真を撮りに行くとかですね。そういうのはやってますけど……これは「オフを作ろう」と意識してやってることなんで、果たして本当にオフになっているのかどうかはわからない(笑)。
ねぎ ミュージシャンはたぶんみんなそうだと思うんですけど、ライブやレコーディング、こういう取材や撮影などが仕事としてある中で、それ以外の時間で曲を作ったり練習したりするわけじゃないですか。そうなると、“空いてない時間”ってなんなんだろう?という話になってくるんですよね。
沖 そうそう。だから「休もう」と意識しないと一生休めないんですよ。別に会社の勤務時間とかがあるわけじゃないんで、その切り替えは意識的にするようにしていますね。
ミュージシャンとしては200点
ねぎ 僕は飼ってるワンちゃんとドッグランに行ったり、散歩したりする時間を意識的にオフの時間として過ごしてますね。それこそマジで携帯を家に置いていって、散歩中は曲も聴かない。もう、無。
沖 無? 歩いてるワンちゃんをずっと見てるだけ?
ねぎ そうそうそう。その時間がけっこう好きかもしれないです。オフの過ごし方として。
沖 ただ、1つ問題があって。「今日は休み」と決めて、例えば自然豊かな場所へドライブしに行くとするやんか。完全にオフって決めてるから作曲道具も何も持ってきてないんやけど、景色とか見てたらさ、インスピレーションを受けちゃうのよ。
ねぎ ああー、なるほどね。
沖 「こういうメロディいいかも」「こういうギターフレーズいいかも」とかって思いついちゃう。で、結局ボイスレコーダーに口で吹き込んだりして「帰ったら作業しよう」ってなるから、全然休めてる気せえへん。
ねぎ わはははは。ミュージシャンとしてはマジで200点ですけど。
沖 そうなんかもしれんけど、人としてはだいぶヤバいやんか(笑)。休みたい。
次のページ »
オフもたばこも日常の一部








