![]()

「旨さなら、Ploom」をキャッチコピーに掲げる加熱式たばこブランド「Ploom」の協力のもと、さまざまなミュージシャン / クリエイターたちに“オン=仕事”である創作や表現、クリエイティブであるために大切にしている“オフ=趣味・息抜き”について語ってもらう連載企画「休符の美学 supported by Ploom」。第3回は今年3月に行われたワンマンライブ「RIP SLYME 25th Anniversary GREATEST LIVE - Final Three Nights -」をもって活動を休止したRIP SLYMEのメンバー、DJ FUMIYAとSUによるDJユニット・銀座たけ内を迎える。
“大根のつまDJ集団”を標榜し、クラブイベントだけでなくさまざまなシチュエーションで大人のパーティを演出する銀座たけ内。DJ FUMIYAとSUは普段からPloom AURAを愛用し、その魅力をDJ仲間にも布教している生粋のPloomユーザーだ。今回はそんな彼らが考える理想のパーティの在り方や、Ploom AURAでの一服が創作活動に与える影響について語ってもらった。
そのほかの「休符の美学 supported by Ploom」特集はこちら
取材・文 / ナカニシキュウ撮影 / YOSHIHITO KOBA取材協力 / Ploom Shop 銀座店
※20歳未満の者の喫煙は法律で禁じられています。たばこの健康リスクについては厚生労働省のホームページをご確認ください。
足腰に疲れが若干残ってます
──お二人はつい先日、RIP SLYMEとしてオリジナルメンバー5人での期間限定の再活動を締めくくるライブ「RIP SLYME 25th Anniversary GREATEST LIVE - Final Three Nights -」を終えたばかりです(参照:RIP SLYMEが5人で刻んだ25年の集大成、布袋寅泰やVERBALも登場した活動休止前ラストライブ)。5人での再始動期間は率直にいかがでしたか?(取材は4月上旬に実施)
SU 1年間、あっという間だったなーという感じはしますね。この歳になってくると、1年がすごく早く感じるんですよ。その中でも活動を目いっぱいやらせてもらったんで、ホントに数カ月とか数日ぐらいで終わっちゃったような感覚です。
DJ FUMIYA 僕もそうですね。どっちかというと制作よりもライブ中心の怒濤の1年間だったので……やりきった感というか、気持ち的にはスッキリした部分もあるかもしれない。まだ足腰に疲れが若干残ってます。
SU もう2週間経ってるよ(笑)。
最初は本当に料理人だと思われた
──その一方で、お二人は2022年にDJユニット・銀座たけ内を結成されました。
FUMIYA 自分がやっているDJイベントがありまして、そこにSUさんを「ちょっと回してみない?」と誘ったのが最初で。そのときに「ただSUさんがゲストとして来るんじゃなく、一緒にDJユニットをやってみよう」と伝えたんです。ただ、そのままDJユニットを普通にやってもつまんないなーと思っていろいろ考えた結果、「割烹着を着てDJをやったらいいんじゃない?」と。
SU 「いろいろ考えた」のに、割烹着に行き着くっていう(笑)。それでユニット名は割烹料理屋みたいな名前にしようっつって、最初は「祇園たけ内」とか「神戸たけ内」とか、2人の地元が神奈川県藤沢市の辻堂なんで「辻堂たけ内」って案もあったんですけど……。
FUMIYA 「辻堂たけ内」だと、ただの定食屋みたいになっちゃう(笑)。まあ子供みたいな考えですけど、銀座って高級な感じするじゃないですか。それで「銀座たけ内」がいいんじゃないかということになり。
SU 最初に構想を聞いたときは天才!と思いました。
FUMIYA 「ちょっと何言ってるかわかんない」ってのはずっと言ってましたけど。
SU だから後付けですよね。料理とともに音を提供する。「次の一品はいかがですか?」みたいな感じでDJをやっていくっていう。
FUMIYA 「音を料理する」みたいなところもありますし。やり始めの頃は、イベントにゲストで呼ばれて出ていったら本当に料理人だと思われて。
SU インバウンドのお客さんに「寿司のバーはどこですか?」と聞かれたりして。だからこっちも(寿司を握るジェスチャーで)こういうポーズを取ったりしてました(笑)。
FUMIYA この衣装、最初にこのユニットの話を持ちかけたときにSUさんが合羽橋で買ってきてくれたんですよ。試着した姿を写メで送ってくれて、「いろんな色があるんすね」って。
SU 黒とかもあるんですけど、やっぱりしっくりこないんですよね。和食なんで、やっぱり白だろうと。一応アウェー用の紺色バージョンも用意はしてあるんですけど、今日はホームのほうで。
FUMIYA この姿で去年、富士スピードウェイでもDJやりましたから。「スーパー耐久」という24時間レースに呼んでもらったんですけど、わけわかんないっすよ。レース会場で割烹着を着てフラッグを振って、四つ打ちDJをするっていう。
SU グリーンフラッグと言って、レースがスタートするときに著名人の方とかが旗を振る慣習があるんですよ。始球式みたいな感じで。そのときに解説の人が「今回は料理人の方ですかね?」とか言ってて(笑)。「銀座たけ内……? 銀座のお店でしょうか」みたいな。
──そうやって人を煙に巻くのも楽しいわけですよね。
FUMIYA・SU 楽しいです。
──そんな銀座たけ内は、コンセプトとして“大根のつまDJ集団”を掲げていますね。
FUMIYA それはSUさんから出てきた話で。
SU メインはお客さんであり、音楽はコミュニケーションの1つ、時間をつぶすツールの1つなので、DJはあくまでも脇役なんですよ。「僕たちのことは観ないでもけっこうです、ひっそりやらせていただきます」という姿勢の表れですね。もう1つは本当に料理を出す場でDJをやりたくて。お通しが出たときの曲、メインディッシュのときの曲、とか。“ごはんと一緒に音楽を食う”、みたいなのをずっとやりたかった。
FUMIYA それ、1組のお客さんに対してしかできないじゃん(笑)。
SU だからお客さん全員の料理を同時に出すお店で(笑)。具体的な話もちゃんと進んではいるんですけど、なかなか実現できていなくて。
FUMIYA あとは、今はまだ制作のほうまで手が回ってないんですけど、音源も作りたいですね。銀座たけ内としてのオリジナル曲を「これは前菜」「これは肉料理」というような感じで“料理”として出せたらいいな、とかも考えています。
あまりオンオフの切り替えがない
──そうした音楽活動に対して、オフの過ごし方はどのようにされていますか?
SU あんまりオンオフの切り替えというのがないんで……これは悪口じゃないんですけど、オンとオフで全然違う表現者の方もいらっしゃるじゃないですか。その感覚があまり好きじゃなくて、いつでもどこでも誰とでも同じ自分のままでいたいんですよ。だから部屋の中でもちゃんとした服を着てますし、香水とかも振りますし。
FUMIYA オンオフ、ないですね。わかりやすい趣味とかもなくて……音楽を作るときも休憩で音楽聴きますからね。
SU おかしいよね。
FUMIYA わけわかんないです。ずっと音楽に囲まれている。包丁を研いだりとかもしますけど、やっぱりこういう手つき(台に手を置いて前後に動かす)が好きなんですよ。
SU わははは(笑)。
FUMIYA 趣味でいうと、SUさんはゴルフだったり……。
SU 僕はもう多趣味で、今はゴルフですね。ほかにもサーフィン、プラモデル、粘土……。
FUMIYA 粘土?
SU 紙粘土に最近ハマってて、色を塗ったり削ったりとかしてます。あるとき東急ハンズに行ったら「これ、粘土でできてるんだ?」ってくらいの作品が飾ってあって、それを見て「やりたーい」と思ったんです。
──お二人でオフを一緒に過ごすことは?
FUMIYA ありますよ。昨日もプライベートで……。
SU 泥酔した(笑)。
──「オフの日にまでメンバーと会いたくない」とおっしゃるアーティストさんも多いですけど、そういう感じではないんですね。
FUMIYA あんまり分けて考えてないんですよね。仕事とオフの線引きは、わりとふわっとしてます。
SU 「会いたくない」とか「会いたい」とか、そういう感情は……まあ「会いたい」もおかしいですよね(笑)。
FUMIYA おっさん同士でそれはね(笑)。
──それはそれでほほえましいですけど(笑)。音楽以外でやっていることが音楽に生きていると感じることはありますか?
FUMIYA それはもう常にあるっていうか。僕、メダカを飼ってるんですけど、それを眺めたあとにまた曲作りに戻ると、けっこうリセットされていいんです。
SU 映画を観てもマンガを読んでも「これ歌詞に使えるな」とか探しちゃうし。生活の中で言葉を探す習慣はずっとありましたね。今はないですけど。
FUMIYA ないんだ(笑)。
SU 今は「書くぞ!」となったときに探す感じかな。昔、「映画を純粋に楽しんで観るな」と言われたんですよ。何かに生かすために勉強として観ろと。最初はそれがなかなかできなかったんですけど。
FUMIYA そういうのだと、僕はレースですね。レースを観戦しているときは思いっきりオフな感じもあるんですけど、「こういう場面で僕だったらどういう曲を作るかな」と考えちゃったりはします。だからそれがオフかと言われると、オフじゃないような気もするし……。
──つまり、意識せずとも自然にそれができちゃってるってことですよね。
FUMIYA そうですね。
SU ずいぶんカッコよくまとめてくれましたね(笑)。
次のページ »
最初は“浮気”だった



