BUDDiiS メジャー1stシングル特集|BUDDiiSのにぎやかな夏到来、忘れられない一瞬を

BUDDiiSが7月8日にシングル「キミは都市伝説 / クラッシュパラダイス」をリリースした。

今年2月にアルバム「THIS IS BUDDiiS」で、ソニー・ミュージックレーベルズよりメジャーデビューしたBUDDiiS。メジャー1stシングルとなる今作は「キミ」への愛を壮大に歌い上げる“好きレベルMAX”のラブソング「キミは都市伝説」と、メンバーのSHOOTが主演を務める映画「ウォーターガーディアンズ」の主題歌「クラッシュパラダイス」を表題曲とする両A面シングルで、これから迎える夏にぴったりの明るくエネルギーに満ちた1作となっている。

リリースを記念して、音楽ナタリーではメンバー全員にインタビュー。今のBUDDiiSのムードと今作の制作秘話、MV撮影の裏話などをにぎやかに語ってもらった。

取材・文 / 三橋あずみ撮影 / 須田卓馬

俺たちもカマそうぜ!

──メジャー1stシングル、聴かせていただきましたが、今までのBUDDiiSとはひと味違った、はっちゃけたファニーな明るさを感じられる作品になっていますね。まずは表題曲の1つ「キミは都市伝説」について伺えればと思いますが、なぜこのような方向性の楽曲を作ることに?

FUMINORI まず今回のシングルは「ノスタルジック」「平成の懐かしさ」みたいなものを大きなテーマに表題曲を2曲作ることになりました。その中で「キミは都市伝説」は一度聴いたら忘れられない耳なじみのいいメロディ、わかりやすく大きな言葉で愛を歌う、“好きレベルMAX”のラブソングにしよう!と。それをBUDDiiSがパフォーマンスすることに意味があるし、BUDDiiSだからこそできる表現があると思っていて。

KEVIN あとはEBiDANの波が来てるということで、「俺たちもカマそうぜ!」という熱意もこもっていると思います。

SEIYA はい!

FUMIYA だから、僕ら的にもちょっと勝負というかね。

KEVIN 勝負どころだね。

BUDDiiS

BUDDiiS

──今、いい風が吹いているEBiDANの各グループが続々とキャッチーでエネルギッシュな楽曲を発表している、その系譜をBUDDiiSも今作でしっかり継いでいくぞ、と。

KEVIN まさにです。

──なるほど。ただ、そういったいわゆるEBiDANらしいトンチキっぽさのある表現というのは、今までBUDDiiSがあまり出してこなかった色でもあると思うのですが、そのあたりメンバーの皆さん的にはどう捉えているんですか?

FUMIYA でも、「やっとこういう曲ができた!」という感覚だよね?

FUMINORI 本当にそうです。僕ら的には避けているわけでもなく、ずっとやりたかった。けれど、これまではBUDDiiSにガチっとハマる楽曲がなかったっていう。今回はいいタイミングでいい曲がハマったんです。だから僕たち自身は前のめりに「やっちゃおうぜ!」みたいな雰囲気で。

SHOW 実は「キミは都市伝説」の前段階みたいな曲はわりと前からあって。その原曲はこれまでのBUDDiiSっぽいおしゃれなアレンジをもっと入れてくれていたんですけど、今回出すにあたって「いや、もう行ききっちゃおう」と。今までの僕らっぽいニュアンスを取っ払っちゃったほうが見てても楽しいんじゃないかということで、最終的にこれほどの勢いのある楽曲に仕上がったという感じなんです。

左からYUMA、FUMINORI、SHOW。

左からYUMA、FUMINORI、SHOW。

BUDDiiSにとって新しい表現ができるということ

──そうだったんですね。そうやって完成した楽曲に抱いた印象は?

KEVIN 盛りだくさんな要素がよくまとまったなと思いました。セリフがあれば、「Na na na na na……」とただ騒ぐパートもあるし。レコーディングはそれぞれ時間差だったんですけど、完成した曲を聴いたときは「すご! みんなやりきった!」となりましたね。SEIYAさんはどう思いました?

FUMINORI インタビュアーが代わってる(笑)。

SEIYA いやもう、本当にEBiDANっぽいなと。僕たちBUDDiiSが今までにやったことない感じだし、ライブでも盛り上がりそうだなって。

MORRIE とにかく勢いのある楽曲で、自分も「こういう曲はやったことないな」というのが第一印象だったんですけど、それはイコールBUDDiiSにとって新しい表現ができるということになるから。それなら僕も前向きにやってみたいなと思いました。歌入れの前はガヤやオケの圧に歌が負けないか心配な部分もあったんですが、完成形を聴いたら「めっちゃイケてんじゃん、BUDDiiSに合うな」って。それが俺の純粋な感想です。

──ハイテンションなボーカルはもちろん、ガヤありセリフパートありの盛りだくさんな歌唱が楽しい楽曲になっていますよね。ぜひレコーディングで皆さんそれぞれが注力したことも教えてください。

TAKUYA 僕が担当している最初の「Come on!」は、みんなで歌詞割りを決めたときにも「すごく大事なパートだね」という話をしていたので、担当するのが怖いなと思いながら(笑)、ひたすら何回も練習をして……。

FUMIYA や、TAKUYAの「Come on!」がうますぎて。ライブのリハでマイクを通したとき、「え、『Come on!』うま!」って思ったもん!

TAKUYA ありがとう。「こうかな? これはどうかな?」ってひたすら反復練習したのちのレコーディングで、終わってからも「どうだったかな」と気になっていたので、完成形がいい感じになっているのを聴いてちょっと安心しました。

──やっぱり勢いが大事ですか?

TAKUYA 勢い大事ですね。あとは力強さ。

FUMIYA それで言うと僕も歌い始めのパートを担当しているので、自分が盛り上げないとなという思いがあって。いつもの5割増しくらいのテンション感でいっぱい叫びました。いつも通りでいくと、声が埋もれちゃうかもなとも思ったんで。

左からSEIYA、FUMIYA、MORRIE。

左からSEIYA、FUMIYA、MORRIE。

──サビまでハイテンションに駆け抜ける1番のあとに展開するダウナーなラップパートも、ものすごく緩急が効いていて面白いなと思いました。

YUMA 僕はそのラップパートで「はぁ?」とか「なんて?」とかツッコミの合いの手を入れる担当なんですけど、こういうセリフパートを任されることが多いんで、レコーディングは意外とすぐ終わりました。収録中はレコーディングのスタッフさんがめっちゃ盛り上がってくれて、よかったです(笑)。

FUMINORI そりゃ沸くわ。

SEIYA 僕もそのパートのラップを担当してますが、おっしゃる通りサビから急にテンションが変わるので歌い方が難しかったですね。あと、僕はレコーディングの順番がYUMAのあとだったから、彼の「はぁ?」とか「なんて?」を聴きながら歌入れできたんです。あまりに自然な聴き心地だからデモ音源かと思ってたら「これ、YUMAさんですよ」と教えてもらって「え、YUMAすご!」となったのを覚えてます。

SHOW 僕が歌っているのはラップのすぐあとに来る「キミは都市伝説なのか…」のパートですね。テンポがぐっと落ちる聴かせどころで、いろんな表現の可能性がある部分だから、ここも歌割りを決めるとき悩んだんですよ。担当させてもらえることになったので、自分はミュージカルっぽさを意識するというか、大きく歌うようなイメージで歌ってみました。

これがBUDDiiSの声なのか

MORRIE この曲はセリフも盛り盛りだけど、歌い上げるパート、ボーカルの歌唱力を見せられるパートもけっこうしっかりとあるので。わちゃわちゃで始まったと思ったら、次の瞬間僕とKEVINが思い切りフェイクし合って重なっていく、ボーカルの本気を見せられるのもカッコいいなと思うし。

KEVIN 確かにそうだね。

MORRIE そうやって歌い上げる面もありつつ、自分的には「Yoi! Yoi! Yoi! Yoi!」みたいな盛り上げパートがちょっと難しかったかもしれないですね。ずっとテンポをキープしつつ歌っていくのが。あと、キーがちょっと高いんで、それを意識しつつ音程も取ってリズムも取って……となると、意外と苦戦したなという記憶があります。

KEVIN 僕は全体的な話になっちゃうんですが、こういうテンションの曲をこれまであまり歌ってこなかったので、レコーディングでは「言われたことすべてやろう」と思って、まっさらな状態で臨みました。何回も「これはどうですか?」って意見を聞いて、たくさん録り直したのを覚えてます。だから自分的にはすごく新しい感じのボーカルになったような気がします。整ってるけどわかりやすい、みたいな。

──そしてSHOOTさんとFUMINORIさんは、それぞれに「Love還元」「今世紀最大の キミは都市伝説!?」という決めゼリフを担当されているので、ぜひこのパートについても聞かせてください。

SHOOT 「Love還元」に関しては、僕は今までセリフを担当することがあまりなかったので新鮮でした。これは歌唱パートにも言えることだけど、曲に負けないテンション感を意識しながらやったのを覚えてます。

左からTAKUYA、KEVIN、SHOOT。

左からTAKUYA、KEVIN、SHOOT。

FUMINORI 自分のセリフは一瞬で録り終わりました。収録よりも、テイクを決めるのに時間がかかりましたね。FUMIYAも同席してくれたんですけど。

FUMIYA どのテイクもよすぎて、めっちゃ面白かったです。実は「今世紀最大の」の部分がないパターンもあったんですよ。どちらのパターンもいいから悩むねって。しかも今回、レコーディングに作家の渡辺拓也さんがいらしてくれてたんですけど……。

FUMINORI 渡辺さんすらも決めきれず(笑)。最終的に僕とFUMIYAで、より聴きなじみがいいテイクを選んだんです。渡辺さんも背中を押してくれて。

KEVIN そんな経緯があったんだ。「The One」(KEVINが作詞作曲した楽曲)のセリフパートとかで鍛えられてるんだね(笑)。

FUMINORI ホントそうだよ。いつもセリフパート作ってくれてありがとうな!

SHOOT あとはあれじゃない? 全体的なところで言うと、全員のユニゾンでサビを歌っているのはこの曲が初めてなので。初めてだよね?

FUMINORIFUMIYA 初めて。

SHOOT そのサビを聴いたときに「いいな」と思いましたね。とにかくいろんな箇所で、メンバーそれぞれが挑戦した曲になったと思う。

FUMINORI それすごいわかるな。僕もサビを初めて全員で歌っているのを聴いて「これがいわゆるBUDDiiSの声なのか」って。チーム感をすごく感じたんです。レコーディングしていても楽しかったですし、サビは特に好きですね。

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人差し指をアゴに