fav me × Adobe Firefly特集|デビュー1周年を彩ったファンの愛、生成AIが実現する新たな推し活の形

5月18日、アソビシステム所属のアイドルグループ・fav meが、東京・豊洲PITにてデビュー1周年記念ライブ「1st Anniversary Live 『STILL A NEW WORLD』」を開催した(参照:fav me、王道アイドルの顔も実力派グループの顔も見せたデビュー1周年ライブ)。この記念すべきステージに向け、アドビの生成AIモデル・Adobe Fireflyを活用したファン参加型SNSキャンペーン「#favme1周年を一緒につくろう」が展開された。このキャンペーンでは、公式に提供されたメンバー素材とAdobe Fireflyで制作した背景、装飾からなる“推し”のオリジナル画像をファンから募集。そのうちの一部が、デビュー1周年記念ライブの会場にて“祝福ボード”という形で展示された。

この記事では、ファンとメンバーが“想い”を伝え合う新たなコミュニケーションが実現したライブ会場の模様をレポート。さらにfav meのメンバーにインタビューし、“生成AI×推し活”という新しい取り組みに対する感想や、アイドルの視点から見た生成AIの魅力を語ってもらった。

取材・文 / 近藤隼人撮影(P2) / 二瓶彩

「#favme1周年を一緒につくろう」キャンペーン
会場レポート

来場者の目を引いた華やかな祝福ボード

fav meのデビュー1周年記念ライブ「1st Anniversary Live 『STILL A NEW WORLD』」当日、豊洲PITのロビーでひときわ来場者の目を引いていたのが、鮮やかかつきらびやかなメンバーのビジュアルが一面にレイアウトされた祝福ボードだ。

豊洲PITのロビーに展示された祝福ボード。

豊洲PITのロビーに展示された祝福ボード。

4月24日から5月18日にかけて展開されたSNSキャンペーン「#favme1周年を一緒につくろう」。ファンがfav meのデビュー1周年に対する祝福の気持ちや、推しへの熱い思いを込め、Adobe Fireflyを使って作成したオリジナルの画像をXやInstagramに投稿した。期間中、「#favme1st_adobe」というハッシュタグとともに寄せられた応募の数はおよそ500件。そしてその一部である135点の作品(※5月11日23:59までに投稿された作品が対象)を並べた華やかなボードがライブ会場のロビーを彩った。

ファン個人個人の推しへの思いがオリジナルの作品という形で昇華され、SNSとライブ会場というオンライン / オフライン両方の空間で共有されたこの企画。開場前にはfav meのメンバーがロビーを訪れ、ずらりと並んだ作品に目を輝かせながら見入っていた。彼女たちは笑顔を浮かべながらファンの愛情に浸ると、ボードに1人ひとりサインを書き込んだ。

祝福ボードの前で記念撮影するfav me。

祝福ボードの前で記念撮影するfav me。

祝福ボードにサインを入れる小野寺梓。

祝福ボードにサインを入れる小野寺梓。

開場すると、フロアへ向かう途中に多くの観客がボードの前で足を止め、記念撮影をしたり、自分の作品を見つけて喜んだり、ほかのファンの作品をじっくりと鑑賞したりする光景が見られた。SNS上の“いいね”で終わらず、創作を介してファン同士の熱意が交わり、コミュニティの絆が深まる特別な空間が誕生した。

多くのfav meファンでにぎわう豊洲PITのロビー。

多くのfav meファンでにぎわう豊洲PITのロビー。

祝福ボードに展示された作品を撮影するfav meファン。

祝福ボードに展示された作品を撮影するfav meファン。

祝福ボードに展示された作品を指差すfav meファン。

祝福ボードに展示された作品を指差すfav meファン。

祝福ボードに展示された自身の作品を見るfav meファン。

祝福ボードに展示された自身の作品を見るfav meファン。

生成AIのサポートで推しへの思いを自由に、簡単に表現

アイドルファンの間では、グループの周年や推しの誕生日を祝う際に自作のイラストなどをSNSに投稿する文化があるが、それをできるのはクリエイティブな特技を持つ一部のファンに限られてきた。fav meとAdobe Fireflyによる本キャンペーンで特筆すべきは、絵が描けない、デザイン経験がないなどの理由で創作にチャレンジできていなかった人も、生成AIのサポートを得ることで自分の思いを自由に、簡単に表現できる点だ。

投稿された作品は、メンバーの好物を画像内に盛り込んだり、推しのキャラクターをデザインに落とし込んだりと、各メンバーのカラーを解像度高く反映させたものばかり。アドビのデザインアプリ・Adobe Expressを活用して祝福メッセージや文字デザインをあしらった投稿も多く、どの作品も推しへの愛であふれていた。キャンペーンに参加したファンに感想を尋ねると、「1年間(fav meのイベントに)通ってきた総決算という気持ちで作りました。推しのイメージに合わせて表現できて、とても満足しています」「1周年をお祝いするということで気合いを入れて作成しました」などの声が。応援しているグループの節目に寄り添い、特別な形で祝福できる喜びが伝わってきた。

澪川舞香ファンの投稿作品。

澪川舞香ファンの投稿作品。

中本こまりファンの投稿作品。

中本こまりファンの投稿作品。

中には「僕も推し(川岸瑠那)も同じプロ野球チームが好きなので、ドームに立っている姿を想像して作りました」と、頭の中にあった“推しに見せたい景色”を視覚化したファンも。Adobe Fireflyが単なる画像生成のツールにとどまらず、ファン1人ひとりの愛を形にする強力な後押しとなっていた。

双方向の“想い”を具現化し、相乗効果を高めるツール

さらに会場には、作品を投稿したSNSの画面をスタッフに見せると、fav meメンバーが自らデザインしたオリジナルステッカーをもらえる特設ブースが用意された。投稿作品の数に応じて最大7枚までゲットすることが可能で、両手にステッカーを並べて喜びの表情を浮かべるファンの姿も。またステッカーにはメンバーの直筆サイン入りのものも含まれ、見事引き当てたファンが歓喜の声を上げたり、その場でAdobe Fireflyをインストールしたファンが直感で作品を制作したりする場面が見られた。ライブの開演直前、さらには開演後にも投稿は続き、当日だけで200件超の応募が集まった。

大勢のfav meファンでにぎわう豊洲PIT。

大勢のfav meファンでにぎわう豊洲PIT。

オリジナルステッカーをプレゼントするアドビの特設ブース。

オリジナルステッカーをプレゼントするアドビの特設ブース。

オリジナルステッカーをゲットした小野寺梓ファンの投稿作品。

オリジナルステッカーをゲットした小野寺梓ファンの投稿作品。

手に入れたオリジナルステッカーを見せ合うfav meファン。

手に入れたオリジナルステッカーを見せ合うfav meファン。

fav meメンバーが自らデザインしたオリジナルステッカー。

fav meメンバーが自らデザインしたオリジナルステッカー。

生成AIを活用して推しへの思いを表現し、グループのデビュー1周年を祝福するファンと、その愛を受け取りつつ、自らデザインしたプレゼントで応えるfav me。Adobe Fireflyが双方向に行き交う“想い”を具現化し、相乗効果を高めるツールとして機能することで、新たな推し活の形が生まれていた。

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