桜庭遥花らCUTIE STREETの「かわいいだけじゃだめですか？」に小林幸子「いいんです」

2024年11月28日 18:04 58 2 音楽ナタリー編集部

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Z世代の今年のトレンドを発表するイベント「Simeji presents Z世代トレンドアワード2024」が本日11月28日に東京都内で開催され、小林幸子とCUTIE STREETの川本笑瑠、桜庭遥花、増田彩乃が登壇した。

小林幸子とCUTIE STREETの川本笑瑠、桜庭遥花、増田彩乃。

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きゅーすとに小林幸子がエール

Z世代代表として登場したCUTIE STREETの川本笑瑠、桜庭遥花、増田彩乃。［拡大］

「Simeji presents Z世代トレンドアワード」は中高生に人気の着せ替え顔文字キーボードアプリ「Simeji」がユーザーを対象に実施したアンケートをもとに、「ヒト」「モノ」「コト」各部門の「トレンド大賞」とすべてのジャンルを合わせた「年間トレンド大賞」を決定するイベント。Z世代代表として登場したCUTIE STREETの3人が「オレンジ色担当、川本笑瑠です」「ピンク担当、桜庭遥花です」「青色担当、増田彩乃です」とそれぞれ自己紹介すると、小林は「思わず『演歌担当、小林幸子です』と言おうかと思いました」と優しく微笑みかけた。

大人世代代表として登場した小林幸子。［拡大］

CUTIE STREETはデビュー曲「かわいいだけじゃだめですか？」がヒットし、「ヒト部門」トレンドアーティスト第4位にランクイン。このほかトレンドアーティストのランキングにはMrs. GREEN APPLE、こっちのけんと、Creepy Nuts、ILLITがランクインしており、川本は「すごく有名な方々の中で4位に選んでいただけて、みんなで知ったときはすごくビックリして楽屋で叫びました」と明かす。「かわいいだけじゃだめですか？」の振付をCUTIE STREETの3人が小林にレクチャーして一緒に踊る場面もあり、コラボ後、小林は「かわいいだけでいいんです。そういった時代はそれでいいんです。しっかりかわいくしてください」と言い切って3人を喜ばせた。

小林幸子とギャル風メイクの“さちぴ”。［拡大］

今年芸能生活60周年を迎えた小林は「今が一番楽しいですね。『楽しい』『好きだ』ということをずっと忘れないでください。いいこともあるし、そうじゃないこともあるかもしれないけど、好きでこの世界に入ったんだということを忘れないでください」とCUTIE STREETにアドバイス。今年ギャル風メイクの“さちぴ”に変身して話題を集めた小林は「コギャルに対して私は古希ギャルと言ったら通じなかった」というエピソードも披露し、会場を笑いで包んだ。

「年間トレンド大賞」は「ギリハッピー」

メンチカツを切る登壇者。［拡大］

「コト」部門の大賞にはオルタナティブヒップホップユニット・KOMOREBIの楽曲「Giri Giri」のフレーズ「ギリハッピー」が選ばれ、KOMOREBIの5人がステージへ。小林やCUTIE STREETの3人と一緒に「ギリハッピー」のダンスを披露した。またメンチカツを切る写真をSNSに投稿して話題を呼び、「Simeji SNS BUZZ賞」に選ばれた芸人のメンチニキも登場。メンチカツを切ってみせた。

「ギリハッピー」のダンスを踊る登壇者。［拡大］

そして、すべてのジャンルを合わせた「年間トレンド大賞」はKOMOREBIの「ギリハッピー」に決定。メンバーのMAXIは「心の底からうれしい気持ちでいっぱいです。自分たちの曲と歌詞がたくさんの方に届けられたんだという実感とともに、これからも心からの歌をたくさんの方に届けられるように日々精進していこうと思いました」と語った。

きゅーすとの「今年を表す漢字」は？

桜庭遥花（CUTIE STREET）［拡大］

「今年を表す漢字」をそれぞれが披露するコーナーでは、KOMOREBIと小林が同じく「幸」を選び、CUTIE STREETの3人は「道」と発表。「道」を選んだ理由について、桜庭は「私たちはそれぞれ別の道を歩んできたけど、今年の8月にデビューして、これから8人で新しい道を切り開いていこうねという思いを込めました」と説明した。

増田彩乃（CUTIE STREET）［拡大］

イベント後半には質疑応答も行われ、「来年のトレンドにしたいマイブーム」という話題では、増田が「CUTIE STREETは最近、『弾丸〇〇』みたいな感じで、急にメンバーでライブ終わりにディズニーに行ったり、予定を立てずに『ご飯行っちゃおう！』『お泊まりしちゃおう！』みたいな感じでノリで決まることが多い」と答え、「きっと来年のきゅーすとは、“弾丸きゅーすと”になっているんじゃないかなと思います」と語った。

川本笑瑠（CUTIE STREET）［拡大］

今年を振り返り「『かわいいだけじゃだめですか？』という言葉がすごく広まった年だったなと思います」と語った川本は「“KAWAII”を私たちが作って世界に発信していこうというコンセプトがあるので、これからも“KAWAII MAKER”としてどんどん“KAWAII”を届けていきたいなと思います」と意気込んだ。