「WACK合同オーディション」6日目にBiSHアユニ・D登場、現役vs候補生「FiNAL SHiTS」対決

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昨日3月25日に音楽事務所WACKによる6泊7日の合宿型オーディション「WACK合同オーディション2022」の6日目が開催された。

「WACK合同オーディション2022」6日目夜のチーム分けの様子。

「WACK合同オーディション2022」6日目夜のチーム分けの様子。

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「WACK合同オーディション」はBiSH、EMPiRE、BiS豆柴の大群GANG PARADEASPWAggらが在籍するWACKによるオーディション企画。3日目に現役メンバーのハシヤスメ・アツコ(BiSH)、MAHO EMPiRE(EMPiRE)、ネオ・トゥリーズ(BiS)、ハナエモンスター(豆柴の大群)、月ノウサギ(GANG PARADE)、ユメカ・ナウカナ?(ASP)が候補生たちと合流した。そして4日目昼から5日目の昼にかけてBiSHのセントチヒロ・チッチが参加し、5日目昼からBiSHのモモコグミカンパニーとリンリンが加わっている。

ドーウシロ・ユリ、ヒメカ・ナウカナ?によるリバーシ対決の様子。

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マラソン1位のユメカ・ナウカナ?(ASP)。

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手前からハシヤスメ・アツコ(BiSH)、アユナC。

手前からハシヤスメ・アツコ(BiSH)、アユナC。[拡大]

ネオ・トゥリーズ(BiS)

ネオ・トゥリーズ(BiS)[拡大]

左からアユナC、ヒメカ・ナウカナ?。

左からアユナC、ヒメカ・ナウカナ?。[拡大]

5日目の脱落者であるドーウシロ・ユリ、ヒメカ・ナウカナ?の2人は、早朝6:15から救済を懸けたリバーシ対決を実施。ドーウシロ・ユリが大差で勝利したため、6:30に始まるマラソンからオーディションに復帰することとなった。マラソンでは前日と同じくユメカが爆走。この日の折り返し地点での“障害物”は1位が水、2位がドクターペッパー、3位がコーラ、4位が巨大な菓子パンのスイートブールだ。独走状態のユメカが水を飲み干す頃、折り返し地点に2位の月ノ、3位のハナエモンスターが到着し、ユメカは1位を保ったままフィニッシュした。折り返し4位のネオは自身の顔より大きいパンに悪戦苦闘し、最下位に転落。救済措置で復活したドーウシロ・ユリは5位でゴールした。マラソン後、アユナCはエントランスで立ち尽くすヒメカに歩み寄り、涙ながらに声を掛け合った。

3月25日 マラソン 順位

「WACK合同オーディション2022」6日目 マラソンの様子。

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左からナ後、PAST EMPiRE。

左からナ後、PAST EMPiRE。[拡大]

左からドーウシロ・ユリ、モモコグミカンパニー(BiSH)。

左からドーウシロ・ユリ、モモコグミカンパニー(BiSH)。[拡大]

手前からアユナC、ハナエモンスター(豆柴の大群)、オキタユア。

手前からアユナC、ハナエモンスター(豆柴の大群)、オキタユア。[拡大]

1位 ユメカ・ナウカナ?(ASP)
2位 カナエデーモン
3位 PAST EMPiRE
4位 ナ後
5位 ドーウシロ・ユリ
6位 モモコグミカンパニー(BiSH)
7位 MUTEKi EMPiRE
8位 月ノウサギ(GANG PARADE)
9位 MAHO EMPiRE(EMPiRE)
10位 アイナスター(WAgg)
11位 リンリン(BiSH)
12位 タンタン
13位 ハシヤスメ・アツコ(BiSH)
14位 アユナC
15位 ハナエモンスター(豆柴の大群)
16位 オキタユア
17位 ネオ・トゥリーズ(BiS)

スライディング土下座するMAHO EMPiRE。

スライディング土下座するMAHO EMPiRE。[拡大]

パフォーマンス審査の最終日となる5日目、昼の審査に向けて、現役メンバーと候補生からなる各チームは練習を開始。昼の課題曲は2014年に発表された第1期BiSのラストシングル曲「FiNAL DANCE」だ。MAHOはドーウシロ・ユリとペアでパフォーマンスを行う予定だったが急遽、昼の審査を欠席。ドーウシロ・ユリはハシヤスメ・アツコ、アイナスター、ナ後のグループに入り、練習を続けた。12:30になり、審査スタート前には一同が並ぶ室内にMAHOは“スライディング土下座”をしながら入室した。

アユニ・D(BiSH)

アユニ・D(BiSH)[拡大]

審査開始を前に、スペシャルゲストとしてBiSHのアユニ・Dが登場。現役メンバーと候補生による「FiNAL DANCE」のパフォーマンスを見学した。審査後、各チームの順位は1位がリンリン、タンタンチーム、2位が月ノ、MUTEKi EMPiREチーム、3位がネオ・アユナCチーム、4位がハナエ、オキタユアチーム、5位がユメカ、カナエデーモンチーム、6位がハシヤスメ、アイナスター、ナ後、ドーウシロ・ユリチーム、7位がモモコ、PAST EMPiREチームという結果になった。

3月25日 昼のパフォーマンス審査 順位(課題曲:「FiNAL DANCE」)

リンリン(BiSH)、タンタン。

リンリン(BiSH)、タンタン。[拡大]

月ノウサギ(GANG PARADE)、MUTEKi EMPiRE。

月ノウサギ(GANG PARADE)、MUTEKi EMPiRE。[拡大]

ネオ・トゥリーズ(BiS)、アユナC。

ネオ・トゥリーズ(BiS)、アユナC。[拡大]

ハナエモンスター(豆柴の大群)、オキタユア。

ハナエモンスター(豆柴の大群)、オキタユア。[拡大]

ユメカ・ナウカナ?(ASP)、カナエデーモン。

ユメカ・ナウカナ?(ASP)、カナエデーモン。[拡大]

左から時計回りにドーウシロ・ユリ、ハシヤスメ・アツコ(BiSH)、ナ後、アイナスター(WAgg)。

左から時計回りにドーウシロ・ユリ、ハシヤスメ・アツコ(BiSH)、ナ後、アイナスター(WAgg)。[拡大]

PAST EMPiRE、モモコグミカンパニー(BiSH)。

PAST EMPiRE、モモコグミカンパニー(BiSH)。[拡大]

1位 リンリン(BiSH) / タンタン
2位 月ノウサギ(GANG PARADE) / MUTEKi EMPiRE
3位 ネオ・トゥリーズ(BiS) / アユナC
4位 ハナエモンスター(豆柴の大群) / オキタユア
5位 ユメカ・ナウカナ?(ASP) / カナエデーモン
6位 ハシヤスメ・アツコ(BiSH) / アイナスター(WAgg) / ナ後 / ドーウシロ・ユリ
7位 モモコグミカンパニー(BiSH) / PAST EMPiRE
※MAHO EMPiRE(EMPiRE)欠席

渡辺淳之介 パフォーマンスを終えてのコメント

「(第1期の)BiSが解散するときのことを歌で思い出しました。当時、解散場所に選んでいた会場(日本武道館)が途中で借りられなくなったんですよ。(2014年の)5月くらいに解散しようと思っていたら延びて。絶望というか、マジで死にたいと思うくらい、せっかくBiSを3年半やってきて、俺もめっちゃ動いてやっと会場を取れたと思ったけど取れなくて。BiSをまっとうさせてあげられないんだなって。でも救いの手があって、横浜アリーナで解散ライブをできることになりました。あきらめないで動いてくれる人がいた。その原動力はBiSの活動そのもの。彼女たちが大好きだから、人生やってきて本当に死ぬこと以外はたぶんあきらめなければなんとかなると、そのとき思った。だいたいがんばっている人には救いの手を差し伸べる人がいる。もうちょっとしか時間がないので、ちょっとでも後ろ向きになることがないように、このあとの数時間、がんばってほしいなと思います。

『FiNAL DANCE』を出したときぐらいのことを思い出していたんですけど、とりあえずボロボロでした。みんなが疲れちゃってて。早く終わりたいくらいの気持ちになっていたし。松隈(ケンタ / サウンドプロデューサー)さんと解散の曲をどうしようかと話して、笑って終わりたいから明るくやりたい、そんな気持ちで生まれた曲。『やったー!』と『寂しい』と、いろんな気持ちが混ざってる。笑顔で終わりたいし、『よっしゃ、やってやったぜ!』って。次の審査もそういう気持ちでやってもらいたいです。

候補生はいろいろ初めての体験だと思うので、思うところがたくさんあると思うけど、WACKはずっと『やってやろうぜ!』という気持ちで続いてきた歴史があるので、それを感じてほしい。自分のことばかり考えて、内に内に入っていくと全然楽しくなくなる。例えばだけど、BiSがカバーしたBLANKEY JET CITYの『赤いタンバリン』にすごく好きな歌詞があって。『流れ星一個盗んで 目の前に差し出した時の顔が見たい』って。恐らくこれはお子さんの話なんだけど、流れ星を差し出したらどんな顔をするのかを見たい。そういうのを表現してほしい。これをこうしてくれたらあの人はどう思うのかって。ここにいるスタッフも、ニコ生の人に向けても。自分がどうしようとかではなくて、これを見てくれた人たちはどういう気持ちになるんだろう、ワクワクしてほしいなって、思ってほしい。そこを考えながら、次に臨んでもらいたいなと思っております。

何よりこのあとつらいことばかりですよ。ずっと怒られ続けて、ずっと違うと言われて、つらい日々が続いていく。でもライブやCDでお客さんの反応があって、大きい会場を押さえたりしながら、そこに向かっていく。この合宿はこれからに向けた訓練だから。ラストの時間を噛み締めて、ワクワクしながら楽しんでほしいなと思います」

アユニ・D(BiSH)

アユニ・D(BiSH)[拡大]

WACKメンバー

WACKメンバー[拡大]

昼食後、最後のパフォーマンス審査のチーム分けと課題曲が発表された。最後のチーム割りはアユニ・Dと6日目まで合宿に残った候補生メンバー8人からなるチーム、現役メンバーおよび候補生ととも参加したWAggのアイナスターの7人のチームの2組。課題曲はBiSHが解散発表をした翌月にあたる、今年1月に発売されたシングル曲「FiNAL SHiTS」が選ばれた。2チームは体育館に移り、練習を開始。候補生チームに振り入れを行うアユニは、「FiNAL SHiTS」のミュージックビデオを見せてから、レコーディング時の具体的なエピソードを候補生に話した。サウンドプロデューサーの松隈からは、歌入れの際に「BiSHのライブの最後の最後に歌う気持ちで、歌い終わったらもう歌えなくなるんだって気持ちで」といったディレクションがあったそうだ。アイナ・ジ・エンド考案による振り付けについては、候補生が「BiSH-星が瞬く夜に-」の振りを知っていることを確認してから、「サビに似たような動きを取り入れているから、それを知っているなら大丈夫」と説明した。アユニは大切な部分についての説明を丁寧にしつつも、「あまり気負わなくて大丈夫だから」と候補生をリラックスさせることも忘れない。オリジナルとは異なる創作ダンスについても選択肢を与え、意見しやすい空気を生み出した。アユニは短い時間ですっかり候補生の気持ちをつかんだようで、さっそく体を動かしながら振り入れをし始めた。もう一方のハシヤスメも練習を開始する際に振り付けの話などを現役メンバーに伝え、メンバー同士で意見を出し合い、協力しながら振り入れを行っていった。なおモモコとリンリンはアユニと入れ替わるように合宿場を去っていった。

左から渡辺淳之介(WACK代表)、アイナスター(WAgg)。

左から渡辺淳之介(WACK代表)、アイナスター(WAgg)。[拡大]

オキタユア

オキタユア[拡大]

ドーウシロ・ユリ

ドーウシロ・ユリ[拡大]

左から渡辺淳之介(WACK代表)、ナ後。

左から渡辺淳之介(WACK代表)、ナ後。[拡大]

焼肉

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16:00に渡辺による最後の個人面談がスタート。渡辺は「悔いのないように」「ぶっちぎりのものを見せないと」「思いっきりやって」「誰よりも目立って」「誰よりも輝いて」といった言葉を候補生に投げかけた。また「現役メンバーのMVPは誰か?」という共通質問では、アイナスターとPAST EMPiREが「モモコがMVP」だと話し、カナエデーモン、アユナC、オキタユア、ナ後がハナエ、タンタンはリンリン、MUTEKi EMPiREがユメカ、ドーウシロ・ユリがアイナスターの名前を挙げた。このうちタンタンはリンリンとの昼のパフォーマンス審査から髪を結んでおり、これについて彼女は「リンリンさんには親身にしていだいて。表情が前までの髪型だと伝わりにくいから、おでこを出したほうがいいよって言ってくれました。リンリンさんはそうやって言うだけじゃなく自分でもおでこを出してくれて。リンリンさんは自分の気持ちを解放させてくれました。それはネオさんもハナエさんもそう。候補生みんなのことを本当によく考えてくれました」と話した。また合宿初日にはBiSH、EMPiREを希望グループとして挙げていた彼女は、「合宿を通して、全部のグループが本当に好きになりました」と述べた。渡辺は「頭の固い人だと思っていたけど、4日目以降で変わってきた」とタンタンの変化に言及。アユナCは渡辺から「力みすぎていて怖い」とたびたび言われており、最後のパフォーマンスを前に「力みすぎない状況でちゃんとパワーを発揮する。自然と目立ってしまうという雰囲気を大切にしたほうがいい。それがすごくうまいのがアユニ・Dだから、彼女からいろいろ学んで」とアドバイスを受けていた。なお個人面談後、渡辺はカセットコンロを持って屋外へ。活サザエ、牛肉をスタッフに振る舞った。

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6日目 夜の審査で「FiNAL SHiTS」披露、最後のスピーチタイム

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