Aqoursが太陽に照らされた2ndホームで熱演、夢のステージも決定「東京ドームでお会いしましょう!」

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Aqoursの6thライブ「Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~」のファイナル公演が本日3月6日に埼玉・ベルーナドームで開催された。

Aqours

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2月12、13日に愛知・バンテリンドーム ナゴヤ、3月5、6日に埼玉・ベルーナドームで行われた6thライブ。バンテリンドーム ナゴヤ公演には「OCEAN STAGE」、ベルーナドーム公演には「SUNNY STAGE」というサブタイトルが冠され、それぞれ異なるセットリストでライブが行われた。

「Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~」埼玉・ベルーナドーム公演の様子。

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新衣装でステージに姿を現したAqoursはレトロな雰囲気のあるナンバー「KU-RU-KU-RU Cruller!」でライブを開始。高海千歌役の伊波杏樹の「Aqours集合ー!」というかけ声とともに始まった「太陽を追いかけろ!」では9人がステージを元気いっぱいに行進し、弾けるような笑顔でオーディエンスを照らした。伊波は「Aqoursの2ndホームでもあるベルーナドームにようこそー!」と度々立ってきた会場で観客を歓迎する。国木田花丸役の高槻かなこが「ベルーナドームに立つのは昨日で1000日ぶりだったんです。だから今日は1001日目!」と述べると、黒澤ルビィ役の降幡愛が「“0から1へ”だね」と「ラブライブ!サンシャイン!!」のストーリーになぞらえて話してメンバーを感動させた。その後Aqoursは自分たちにとって原点とも言えるデビューシングル曲「君のこころは輝いてるかい?」を晴れやかにパフォーマンスし、渡辺曜役の斉藤朱夏が花道で馬跳びも披露。9人は夕日に照らされた花道で夢へのときめきと衝動が詰まったナンバー「DREAMY COLOR」を届けた。

「Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~」埼玉・ベルーナドーム公演の様子。

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ここからAqoursは学年ごとのユニットやソロで次々と楽曲を披露。松浦果南役の諏訪ななか、小原鞠莉役の鈴木愛奈、黒澤ダイヤ役の小宮有紗の3年生は「待ってて愛のうた」をセンチメンタルに美しく歌唱する。千歌役の伊波、桜内梨子役の逢田梨香子、曜役の斉藤の2年生はトロッコに乗り、「少女以上の恋がしたい」で表情豊かに客席に愛を振りまいた。ルビィ役の降幡は「皆さんお待たせしました! お待たせしすぎたかもしれません!」とステッキを持ってステージに現れ、「コットンキャンディえいえいおー!」を勢いよく歌い始める。彼女は歌詞に出てくるシマウマやチョコレート、バナナといった小道具を使いながら破天荒なパフォーマンスを展開。アシスタントとして姉のダイヤ役の小宮も登場し、「RUBY LOVE」という文字入りの法被を羽織って、ルビィのうちわとピンクのペンライトで応援する。2人は息の合ったキレのある踊りを見せ、カオスな空気を生み出してオーディエンスを圧倒した。花丸役の高槻は魔女っ子のような黒の衣装を身にまとい、カントリー調のナンバー「あこがれランララン」で温かな歌声を響かせる。津島善子役の小林愛香は“堕天使モード“を封印した天使の衣装で「タテホコツバサ」を愛嬌たっぷりに歌唱し、果南役の諏訪は麦わら帽子と白いワンピースを着用して「もっとね!」を可憐に披露。鞠莉役の鈴木はセンターステージに立ち、スタンドマイクで重厚なロックナンバー「Shiny Racers」をダイナミックに歌い上げた。

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鈴木がステージを去ったあと、「KU-RU-KU-RU Cruller!」のアニメーションビデオに登場したドラゴン・くるるんが飛翔して会場を周回。センターステージに9人で戻ったAqoursは挑発的な眼差しで「Aqours Pirates Desire」を披露し、斉藤を中心に海賊旗を掲げながら迫力のあるダンスを繰り広げた。AqoursはEDMナンバー「Daydream Warrior」へとつなげ、オーディエンスのクラップを浴びながら力強い意思をエネルギッシュなダンスで表現。そして「私たち、輝きたい!」という伊波の宣言と同時にAqoursは花道をダッシュし、ロックチューン「スリリング・ワンウェイ」であふれんばかりの9人のパッションを爆発させる。その後Aqoursは果南をセンターに据えて「HAPPY PARTY TRAIN」をさわやかに歌い、「届かない星だとしても」ではメンバー同士でじゃれ合いながら楽しげに歌声を届けた。

「Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~」埼玉・ベルーナドーム公演の様子。

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ライブ終盤、Aqoursは「青空Jumping Heart」のリメイク衣装にチェンジしてこの曲を爽快にパフォーマンス。そしてトロッコに乗り込んで「Wake up, Challenger!!」で会場を回り、「Aqours☆HEROES」を疾走感あふれるビートに乗せてパワフルな歌声を響かせた。今回のライブでは幕間にこれまで発表されてきた数々の楽曲のリアレンジ音源が場内に流れていたが、ここで鈴木が「スタッフさん、CD化してくれないとホテルオハラがやっちゃうからねー!」と小原家が経営するホテルオハラのまさかの音楽業界進出をほのめかす。しかし直後にはリアレンジアルバム発売決定の情報がスクリーンに映し出され、Aqoursの地元である静岡・キラメッセぬまづで8月11、13、14日にファンミーティングが行われることや初音ミクとのコラボCD「BANZAI! digital trippers」が8月24日にリリースされることなども発表された。

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最後にはメンバーが1人ずつ挨拶。この日「コットンキャンディえいえいおー!」で会場をひと際盛り上げた降幡は「『コットンキャンディ』を歌えて本当によかったです! 今日やってみて、みんなの声が聞きたいなと思いました。そのためにもAqoursは止まらずに続けていきたい。今日『君のこころは輝いてるかい?』の『今…みらい、変わりはじめたかも!』というフレーズを聞いて、今まで『ラブライブ!サンシャイン!!』がAqoursの物語を作っていたんですけど、今度はAqoursが『ラブライブ!サンシャイン!!』の物語を作っていかなきゃいけないなと感じました。みんなの声が聞きたいってすごく思います!」と声を弾ませ、高槻も「ルビィちゃんが言ってくれたように、今までやりたかったことが今1つずつ叶っていて。雲が流れるように風が赴くままにのんびりと1日ずつコツコツと幸せを感じて過ごしていれば、またみんなの笑顔が見れたり、いつか声が出せたり手をつないだりできるんじゃないかなと思います」と今後のライブへの希望を語った。そしてAqoursはセンターステージでオーディエンスに囲まれながら、バラードナンバー「涙×」をしっとりと歌唱。最後には「WONDERFUL STORIES」で夢を抱いて駆け抜けてきたAqoursの物語とこの先の未来への思いを歌い上げた。

「Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~」埼玉・ベルーナドーム公演の様子。

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オーディエンスの力のこもった拍手に呼ばれて再びステージに現れたAqoursは「not ALONE not HITORI」で「ひとりじゃない」というメッセージを優しく届ける。会場にはペンライトの光によって美しい虹の景色が広がった。次の楽曲が続くかと思われたが、ここで伊波から「皆さんにお知らせがあります!」という言葉が。スクリーンには「あの夢のステージへ 再び」という文字が浮かび上がり、6thライブの追加公演として2度目の東京ドーム公演が6月25、26日に開催されることが発表された。歓喜に満ちた会場でAqoursはラストナンバー「SUKI for you, DREAM for you!」を披露してライブを楽しみ尽くす。最後に伊波が「Aqours、必ずカッコいい姿を見せます。だから期待だけをして待っていてください! これからも9人で。本日はありがとうございました! 東京ドームでお会いしましょう!」とオーディエンスに言葉を贈り、この日のライブを締めくくった。

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Aqours「Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~」2022年3月6日 ベルーナドーム セットリスト

01. KU-RU-KU-RU Cruller!
02. 太陽を追いかけろ!
03. 君のこころは輝いてるかい?
04. DREAMY COLOR
05. 待ってて愛のうた / 松浦果南、黒澤ダイヤ、小原鞠莉
06. 少女以上の恋がしたい / 高海千歌、桜内梨子、渡辺曜
07. コットンキャンディえいえいおー! / 黒澤ルビィ
08. あこがれランララン / 国木田花丸
09. タテホコツバサ / 津島善子
10. もっとね! / 松浦果南
11. Shiny Racers / 小原鞠莉
12. Aqours Pirates Desire
13. Daydream Warrior
14. スリリング・ワンウェイ
15. HAPPY PARTY TRAIN
16. 届かない星だとしても
17. 青空Jumping Heart
18. Wake up, Challenger!!
19. Aqours☆HEROES
20. 涙×
21. WONDERFUL STORIES
<アンコール>
21. not ALONE not HITORI
22. SUKI for you, DREAM for you!

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~ <WINDY STAGE>

2022年6月25日(土)東京都 東京ドーム
2022年6月26日(日)東京都 東京ドーム

Aqours ファンミーティング

2022年8月11日(木・祝)静岡県 キラメッセぬまづ
2022年8月13日(土)静岡県 キラメッセぬまづ
2022年8月14日(日)静岡県 キラメッセぬまづ

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(c) 2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!

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