22/7全曲披露で2年間を遡ったアニバーサリーライブ、結成日にZeppDC公演決定

22/7が本日9月20日に東京・マイナビBLITZ赤坂でデビュー2周年記念ライブ「Anniversary Live 2019」を行った。

これまでトークなどの企画コーナーと共にライブを進行することが多かった22/7だが、本公演ではオリジナル曲全18曲を披露する怒涛のステージを展開。メンバーによるナレーション入りの作品リリース時の映像を挟みつつ、今年8月発表の最新シングル「何もしてあげられない」から2017年9月発表のデビューシングル「僕は存在していなかった」まで遡るようにパフォーマンスを繰り広げ、デビュー2周年を迎えた喜びをファンと分かち合った。

ステージ上のスクリーンに表示された時計の針が開演時刻を指すと、ファンのカウントダウンと共にライブは「何もしてあげられない」でスタート。22/7は初めてメンバー全員で参加したシングル表題曲の世界観を、頭を振り回す激しいダンスで表現した。さらに彼女たちはリーダー帆風千春の煽りから「ロマンスの積み木」「Rain of lies」「君はMoon」といった同シングルの収録曲をノンストップでパフォーマンスし、会場全体のテンションを高めていく。スローテンポの壮大なナンバー「とんぼの気持ち」の冒頭では、無音の中でゆっくりと動く振り付けが披露され、観客の視線がステージに釘付けになった。

続いて22/7は昨年8月発表の3rdシングル「理解者」の楽曲を次々に披露し、ライブの人気ナンバーであるアッパーチューン「韋駄天娘」「未来があるから」で会場の熱気を上昇させる。昨年4月発表の2ndシングル「シャンプーの匂いがした」のブロックでは、青春を描いた「叫ぶしかない青春」や切ない恋の歌「循環バス」などの春らしい楽曲が歌われ、場内がさわやかな空気で満たされた。そして彼女たちはデビューシングルのカップリング曲であるダンストラック「地下鉄抵抗主義」をパフォーマンスしたのち、記念すべきデビュー曲「僕は存在していなかった」を歌唱。メンバーが演じるキャラクターたちが登場するミュージックビデオをバックに2年間の成長を見せつけた。

アンコール前には2020年1月に放送がスタートするテレビアニメ「22/7」のティザー映像とキービジュアルがスクリーンに映し出され、大きな歓声が沸き起こる。再びステージに登場したメンバーはここで初めてMCを展開し、アニメでグループの結成秘話やキャラクターの過去が描かれることを明かした。また彼女たちは結成日の12月24日に東京・Zepp DiverCity TOKYOでライブイベント「Birthday Event 2019」を開催すること、9月25日（水）にAbemaTVにてMCに岩井勇気（ハライチ）を迎えた特別番組「TVアニメ放送決定記念特番」が配信されることを発表。クリスマスイブのライブに向け、宮瀬玲奈は「Zepp DiverCityさんはこの会場の倍の大きさと聞いています。メンバー11人で絶対に成功させられるようにがんばります！」と意気込みを語り、白沢かなえは「皆さん、クリスマスを過ごす相手は決まってますか？ 決まってないならぜひ私たちの『Birthday Event』にお越しください！」と笑顔で呼びかけた。

立て続けに発表された朗報に場内が祝福ムードで包まれる中、帆風の「ありがたいことに今日のチケットがソールドアウトしたということで、たくさんの方に来ていただいて本当に光栄です！ これからも22/7の応援、どうぞよろしくお願いいたします！」という挨拶を経て、22/7は「11人が集まった理由」を最後に披露。優しい歌声を響かせた彼女たちが「2＋2＋7はー？」と生声で問いかけると、ファンは「11！」と声をそろえて答えた。

※動画は現在非公開です。

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