2025年放送のNHK夜ドラ「
視聴者に感銘を与えた番組・配信コンテンツや、放送文化・放送技術の分野で顕著な業績をあげた個人およびグループを表彰する放送文化基金賞。制作統括の坂部康二は「何も派手なことは起きないですが、日常の静かな生活の中で見逃してしまうような景色、誰かの言葉、表情が詰まったドラマです。そんなささやかな作品が多くの人に愛していただけたことを光栄に思います」と語りかける。
岡山は「ヒロトは自分の声に準じて生きているような人。独自の美意識を持っていることが好きで、憧れでもありました。そんな役を任せていただき、こういう日を迎えられたことがうれしいです」と吐露。また「ヒロトは自分のペースで暮らしていますが、もともとは俳優を志していた人で、競争社会に揉まれて自分の生きたい道を選んで生きています。僕も俳優として、ヒロトのように心臓を押しつぶされてしまうような時間を過ごしたこともあります。不確かな、心許ない日々を確かな今日までつなげて来られたのは周囲の皆様のおかげです。改めて感謝申し上げます」と言葉に力を込める。
森は「夏の平屋でみんなと切磋琢磨しながら撮っていた作品だったので、こういう非日常の空間にチームで来られたことに少し驚きや緊張があります。皆さんがご褒美を受け取るドレスアップした姿を見られてうれしいです」とコメント。「いろいろな情勢がありますが、『ひらやすみ』のような作品が輝き続けられるような世界であることを祈りながら、今後もお芝居に精進して参ります。私をなつみに選んでくださったスタッフのみなさん、そしてヒロ兄、ありがとうございました」と締め括った。
その後に登壇した吉村は「世の中にはいろいろな作品があって、エレガントな作品もかっこいいですが、地道に紡いでいく作品も豊かなのかなと。天音くん、森さん、おめでとうございます」としみじみ。光嶌は「去年撮影してから今までずっと心の中にある作品です。ふと落ち込んだときに、ヒロ兄の『大丈夫だよ』という声や、なっちゃんの『あかりん!』という声が聞こえるような気がして……自分の支えになっています」と思いを馳せる。
そして根岸は「放送後にいろいろな人から『終わっちゃったねえ』『ひらやすみロスです』と言われて、すごく愛された作品だったのだなあと」とほほえむ。また「SNSでは『“ふぞろいの林檎たち”では姑さんとそりが合わず苦労してたのに、老後が幸せでよかった』というコメントも。本当に幸せな老後を過ごさせていただきました(笑)」と話して会場を和ませた。
なお映画ナタリーでは、そのほかのドラマ部門における贈呈の模様もレポートする。
第52回放送文化基金賞 ドラマ部門受賞一覧
最優秀賞:「夜ドラ ひらやすみ」(NHKエンタープライズ / NHK)
※岡山天音・森七菜は演技賞も受賞
優秀賞:「連続ドラマW 夜の道標 -ある容疑者を巡る記録-」(WOWOW)
奨励賞:「戦後80年ドラマ 八月の声を運ぶ男」(NHK / WOWOW)
奨励賞:「ドラマプレミア23 シナントロープ」(テレビ東京)
※此元和津也は脚本賞も受賞
夜ドラ「ひらやすみ」スタッフ・キャスト
原作:真造圭伍
脚本:米内山陽子
音楽:富貴晴美
音楽プロデューサー:福島節
演出:松本佳奈 / 川和田恵真 / 髙土浩二
出演:岡山天音 / 森七菜 / 吉村界人 / 光嶌なづな / 蓮佛美沙子 / 駿河太郎 / 吉岡里帆 / 根岸季衣 ほか
ナレーション:小林聡美
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【イベントレポート】岡山天音・森七菜が夜ドラ「ひらやすみ」放送文化基金賞に歓喜、吉村界人らも駆け付ける(写真18枚) https://t.co/kr4mN2EudZ