「桐島です」毎熊克哉、日プロ主演男優賞は「今後の役者人生において大きな糧に」

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第35回日本映画プロフェッショナル大賞の授賞式が本日6月20日に東京・テアトル新宿で行われ、主演男優賞に輝いた毎熊克哉が登壇した。

第35回日本映画プロフェッショナル大賞で主演男優賞に輝いた毎熊克哉

第35回日本映画プロフェッショナル大賞で主演男優賞に輝いた毎熊克哉 [高画質で見る]

プロデューサー、映画監督、脚本家、新聞記者、映画評論家、映画ジャーナリスト、ミニシアター支配人、映画宣伝担当者ら32人の映画のプロフェッショナルが選考委員を務める日本映画プロフェッショナル大賞。選考委員の投票と、映画ジャーナリストの大高宏雄が委員長を務める実行委員会の独自の判断で受賞作および個人賞が選ばれている。

高橋伴明監督作「『桐島です』」での演技が高く評価され、主演男優賞の盾を手にした毎熊。役者人生は、高橋が2008年に発表した「禅 ZEN」にエキストラとして参加したことから始まったという。毎熊は「自分にとって高橋伴明監督の存在は、役者人生の始まりを象徴するようなもの。桐島という難しい役を僕に託してくださって、本当にうれしかった。この経験は、今後の役者人生において大きな糧になると思います」と思いを述べた。

左から毎熊克哉、海空

左から毎熊克哉、海空 [高画質で見る]

花束プレゼンターとして登場したのは、高橋の孫であり「『桐島です』」で毎熊と共演した海空。彼女は「高橋伴明監督から一言預かっておりまして、『桐島の役は毎熊にしかできなかった』と。撮影中も完成後も何度もそのような言葉を聞いています。それが形になったかのように、今回の賞を受賞されて。本当におめでとうございます!」と祝福した。

「『桐島です』」は連続企業爆破事件指名手配犯として、約半世紀にわたって逃亡した桐島聡の物語。偽名を使っていた彼は入院先の病院で本名を明かし、2024年1月に死去した。劇中では桐島が何を思って事件を起こし、どんな逃亡生活を送っていたのかが描き出される。

映画ナタリーでは、引き続き授賞式の模様をレポートする。

映画作品情報

第35回日本映画プロフェッショナル大賞

ベストテン

1位「『桐島です』」
2位「遠い山なみの光」
3位「宝島」
4位「ふつうの子ども」
5位「悪い夏」
6位「アジアのユニークな国」
7位「見はらし世代」
8位「愚か者の身分」
8位「海辺へ行く道」
9位「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」
10位「フロントライン」
※「愚か者の身分」「海辺へ行く道」は同率8位

個人賞

作品賞

「桐島です」

主演女優賞

井川遥「平場の月」

主演男優賞

毎熊克哉「桐島です」

監督賞

根岸吉太郎「ゆきてかへらぬ」

新人監督賞

団塚唯我「見はらし世代」

特別賞

「アジアのユニークな国」製作チーム(日本映画に新風を起こしたことに対して)

特別功労賞

塩見三省(「劇映画 孤独のグルメ」「平場の月」および長年の功績に対して)

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おおとも ひさし @tekuriha

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