「第33回レインボー・リール東京」開催、性的少数者テーマの映画7本を日本初上映

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LGBTQ+などの性的少数者(セクシュアルマイノリティ)をテーマにした映画祭「第33回レインボー・リール東京~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~」が、6月20日と21日に東京・ユーロライブ、7月11日と12日に東京ウィメンズプラザホールで開催される。

「シークレット・オブ・ミー」場面写真

「シークレット・オブ・ミー」場面写真

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1992年にスタートし、国内外から選りすぐりの作品を上映する同映画祭。今年は計4日間にわたり全8作品を上映し、そのうち7作品が日本初上映となる。

ラインナップには、インターセックスの秘められた真実を暴いたドキュメンタリー「シークレット・オブ・ミー」、クィアなテーマをジャンル映画として描く「シレンシオ」、クロアチアを舞台に男性2人の純愛を映し出す「せき止められた水」などが選ばれた。またクロージング作品として、松岡弘明が監督を務めたドキュメンタリー「熱狂をこえて」の上映も。日本におけるプライドパレードの創始者・南定四郎の生涯を追った作品だ。

「シレンシオ」場面写真

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「熱狂をこえて」場面写真

「熱狂をこえて」場面写真 [高画質で見る]

上映スケジュールやチケット情報は、映画祭の公式サイトおよびSNSで順次発表される。

「第33回レインボー・リール東京~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~」開催概要

会期・会場

6月20日(土)・21日(日)東京都 ユーロライブ
7月11日(土)・12日(日)東京都 東京ウィメンズプラザホール

主催

NPO法人レインボー・リール東京

上映プログラム

「シレンシオ」(スペイン)※日本初上映

黒死病による「清浄な人間の血」不足を生き延びた吸血鬼の姉妹。しかし、真の毒は彼女たちを取り巻く沈黙だった。数世紀後、彼女たちの末裔の一人がスペインのエイズパンデミックの中で同じ葛藤に直面する。キッチュな世界観の中繰り広げられるファンタスティック・ラブストーリー。

「シークレット・オブ・ミー」(イギリス)※日本初上映

1995年、ルイジアナ州バトンルージュ。フェミニズム研究の授業中、大学生のクリスティは教科書を開き、彼女の世界を根底から覆す発見をする。物心ついたときから、クリスティは自分が周りと違うと感じていた。そして今、その理由が明らかになる。医療記録の開示を求めたクリスティは、ついに衝撃的な真実に直面する。自らのアイデンティティを揺るがす真実に迫ったドキュメンタリー。

「クィア・アズ・パンク」(マレーシア、インドネシア)※日本初上映

「クィア・アズ・パンク」場面写真

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クィアパンクバンド「Shh...Diam!」は、その名前(マレー語で「黙れ!」)に反して、自分たちの真実を世界に叫び続けている。マレーシアの政治情勢が変化する中で、バンドメンバーのファリス、ヨン、ヨヨの率直な会話を捉え、観客を彼らの生活へと誘う。クィアの権利を否定する国を背景に、自己表現、身体の変容、愛、親の期待、不安、政治参加といったテーマを掘り下げている。新型コロナという逆境を跳ね返そうと奮闘するバンドメンバーの軌跡を力強く描いたドキュメンタリー。

「せき止められた水」(クロアチア、リトアニア、スロヴェニア)※日本初上映

「せき止められた水」場面写真

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マルコはクロアチアの村で両親と、仲のよい弟のフィチョと暮らしている。彼は運動神経抜群だが、学校を卒業したら父親の希望通り自動車整備士になるつもりだ。そんなマルコの平穏な生活は、2つの出来事によって一変する。1つは村が洪水に見舞われる危機、もう1つは初恋の相手、スラベンが父親の葬儀のために帰郷したことだ。しっとりと恋に向き合いつつ、自らのアイデンティティを模索する青年を描いたラブストーリー。

「来訪者」(イギリス)※日本初上映

「来訪者」場面写真 ©A/POLITICAL

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ピエル・パオロ・パゾリーニ監督の1968年の映画「テオレマ」をイギリスを舞台に再構築した作品である。パゾリーニの謎めいた主人公は、皆から「訪問者」と呼ばれ、上流階級の家庭にやって来て、家族を1人ずつ誘惑していく。彼が突然去ると、残された家族はそれぞれ異なる方法でその空虚感を埋め合わせようとする。名作映画を再構築したエロティック・サスペンス。

「ボディ・ブロー」(オーストラリア)※日本初上映

「ボディ・ブロー」場面写真

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若き警官エイデンは、危険な潜入捜査に乗り出す。そこで彼は、麻薬王のドラァグクイーンに操られる魅力的な男性セックスワーカー、コディと出会う。エイデンは危険な世界に足を踏み入れ、警察の陰謀に巻き込まれていく。キッチュな世界観に包まれたクライム・ラブストーリー。

「ラヴ・レターズ」(フランス)※日本初上映

「ラヴ・レターズ」場面写真

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セリーヌは30代前半。妻は体外受精で妊娠し、間もなく出産予定だ。しかし、親としての正当性を確立するまでの道のりは複雑で、母親との関係を再構築し、その過程で母性の奥深さを理解していく必要がある。同性婚が合法化された中、子を設けるということを真摯に描いた社会派ラブストーリー。

「熱狂をこえて」(日本)

1931年、樺太で生まれた南定四郎。22歳で上京し、自分らしい生き方を模索し続けた。1984年、ゲイ解放運動を開始。活動に没頭する中で、その熱意は次第に彼自身をも突き動かしていく。そして1994年、日本初のプライドパレードを開催する。しかし回を重ねるにつれ、運営は独善的なものへと変化。第3回パレードでは大きな反発を受け、南氏は運動の第一線から退くこととなる。時代に翻弄されながらも、正義に突き動かされ、熱狂の中を駆け抜けた半生。熱狂を超えた先に、南氏は何を見つけたのか。本人の証言に加え、当時の関係者のインタビュー、報道資料、写真、映像をもとに、その激動の軌跡をたどる。1人の人生を通して描かれる、日本のプライド運動の始まりの物語。

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『第33回レインボー・リール東京』開催

ヴァンパイア・ラブストーリー『シレンシオ』、出産予定のカップル描く社会派ラブストーリー『ラヴ・レターズ』、『クィア・アズ・パンク』『熱狂をこえて』他

[6月20・21日、7月11・12日]

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