映画「
本作は「組体操の集団が襲ってくる」という設定で集団行動における人間の心理を描くSFサイコエンタテインメント。劇中では、ある日、高校の校庭で生徒たちによって巨大な人間ピラミッドが形成されることに。それは地域全体を巻き込む集団怪現象の始まりにすぎなかった。山田が家庭に問題を抱える引っ込み思案な愛、青木が協調性を重んじる日本の学校になじめない海外帰りの転校生・優を演じた。
山田はオファー時を回想し「“組体操の集団が襲ってくる”って書いてありましたが、どんな作品になるか想像が付かなくて。でも、下津さんが撮ったらどうなるんだろう?と、その世界に飛び込みたいと思いました」と笑みをこぼす。青木は「台本に『こっちも組体操で対抗だ!』って書いてあって。どうやって言うんだろう? 恥ずかしいなと思いながら、反芻していました(笑)」と述べ、「山田さんが主演だって聞いていたので、楽しく乗り越えられそうだと思いました」と回想。また本作の感想を問われると「唯一無二の映画になっている。世界中を見ても、似た映画って一生生み出されないと思います。すごい作品に参加させてもらったなって」と思い入れたっぷりに伝えた。
下津は本作の着想に触れ「映画監督として教養を高めようと思っていろいろ本を読んでいたんです。その中に社会学の本があって。『この社会にはさまざまな集団がある』と書いてあった。規律の取れた集団は怖いなと。集団行動を極めるってなんだろう?と考えたら、人間ピラミッドだ!って思いました(笑)」と思い返した。
「もっとシュールになっちゃうかもって思ったんです」と振り返る山田。「でも日本体育大学の皆さんの組体操を目の当たりにすると、異様な光景すぎて、本当に恐怖を感じました」と口にする。これを横で聞いていた青木も「僕ら以上に体操部の皆さんの飲み込みが早くて。全員がひとつの生き物みたいに襲いかかってくる感じが素晴らしいなと感動しました」とたたえた。
ここで主題歌を担当した藤原が登場。「かなり悩んで、今までで曲を作るのが一番難しかったです。でもすごく大好きな作品なので、何度も観ながら楽しく制作しました」と声を弾ませ、「観たことがないシーンしかない。ショッキングな体験でした。杏奈ちゃんが『みんなひざ痛くない?』っていうシーンがすっごい好きです!」と力説した。なおイベント終盤には明日に試合を控える日本体育大学の体操部員が駆け付け、組体操のパフォーマンスを披露。会場を盛り上げた。
最後に青木は「演じた自分にとっても、作品を観た自分にとっても忘れられない経験をいただきました。“組体操映画”が広がっていけばいいなと」と願いを込め、山田は「この映画に出会えたことは唯一無二の体験になりました。観ていただいた方にとっても唯一無二の体験になると自信を持って言えます! イベントの感想も知りたいので教えていただけたら」と呼びかけた。
「NEW GROUP」は6月12日より全国ロードショー。
映画「NEW GROUP」本予告
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