A24が贈る新作ホラー「X」今夏公開、ポルノ映画の撮影隊をテキサスの殺人夫婦が襲う

「ヘレディタリー／継承」「ミッドサマー」を手がけたスタジオ・A24が贈る新作ホラー「X エックス」が、2022年夏に東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開される。

本作は1979年を舞台に、ポルノ映画の撮影のため米テキサスの田舎町を訪れた3組のカップルを描くホラー。彼らを招き入れたのは、“史上最高齢の殺人夫婦”だった。「インキーパーズ」「サクラメント 死の楽園」で知られるタイ・ウェストが監督、「サスペリア」「マローボーン家の掟」のミア・ゴスが主演を務めた。

本作は3月13日にサウス・バイ・サウスウエスト（SXSW）でワールドプレミアが行われたばかり。海外メディアのVarietyは「狡猾で楽しい恐怖のアトラクションのような映画」、Fandangoは「超エロくて超コワい70年代ホラーが復活」、The Playlistは「タイ・ウェストはこの映画を作るために生まれた」といった評を掲載。映画批評サイトRotten Tomatoesでは本日3月16日時点で批評家スコア100%フレッシュの高評価を維持している。SXSWのQ&Aでは、映画が3部作となることも明らかに。すでに撮影されていたパート2は前日譚となる予定で、A24の映画として初のシリーズ化作品となる。

日本公開を受けて、ゴスは「最初から最後までとても楽しい作品になっています。映画館でワイルドな体験をしたいなら、間違いなく『X エックス』はあなたのための映画」とコメント。ウェストも「ホラー映画を愛する皆に気に入ってもらえるような、挑発的で新鮮なホラーが完成しました。私たちも日本の皆さんと同じくコロナ禍でつらい日々を過ごしていたので、劇場で楽しんでもらえたらうれしいです」と語っている。

ゴスのほか「ザ・ベビーシッター キラークイーン」のジェナ・オルテガ、「ピッチ・パーフェクト」シリーズのブリタニー・スノウ、ラッパーのキッド・カディとして知られるスコット・メスカディ、ドラマ「ヴァージンリバー」のマーティン・ヘンダーソンも出演。