「KAPPEI」実写版キャストに伊藤英明、上白石萌歌、西畑大吾ら、公開日も決定

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若杉公徳のマンガを原作とする実写映画「KAPPEI カッペイ」に伊藤英明上白石萌歌西畑大吾なにわ男子)が出演していることが明らかに。あわせて全国公開日が2022年3月18日に決定した。

映画「KAPPEI カッペイ」キャスト。上段左から上白石萌歌、伊藤英明、西畑大吾。下段左から大貫勇輔、山本耕史、小澤征悦、古田新太。

映画「KAPPEI カッペイ」キャスト。上段左から上白石萌歌、伊藤英明、西畑大吾。下段左から大貫勇輔、山本耕史、小澤征悦、古田新太。

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マンガ「KAPPEI」キャラクター。上段左から山瀬ハル、勝平、啓太。下段左から守、正義、英雄、師範。

マンガ「KAPPEI」キャラクター。上段左から山瀬ハル、勝平、啓太。下段左から守、正義、英雄、師範。[拡大]

原作マンガ「KAPPEI」はノストラダムスの予言を信じ、人類の救世主となるべく修行を積んできた勝平が、平和な大都会で初恋、友情、葛藤など、遅すぎた青春を知るさまを描くドタバタコメディ。映画では“終末の戦士”の1人・勝平を伊藤が演じ、勝平が運命的な出会いを果たす女子大生・山瀬ハルに上白石、勝平に振り回され続ける気弱な大学生・入間啓太に西畑が扮する。勝平とともに厳しい修行の日々を過ごした守、正義、英雄を、大貫勇輔山本耕史小澤征悦がそれぞれ演じ、彼らの師範役には古田新太がキャスティングされた。

監督は「スマホを落としただけなのに」シリーズや「64-ロクヨン- 前編 / 後編」などをプロデュースし、本作で初めてメガホンを取った平野隆。脚本は「翔んで埼玉」などで知られる徳永友一が手がけた。なおYouTubeで公開された特報映像では、声優の山口勝平がナレーションを担当している。

伊藤は「ハッキリ言って変な衣装に変な髪型、ヒロインを除いて変な人間ばかりが出てくる変な話です。けれどこのコロナ禍に於いて、不自由な生活を強いられている日本の皆さんに束の間のひとときではありますが、現実から離れて頂いて心の底から笑って頂ける作品をお届け出来る事にエンターテイメントの世界で働く者として大変ありがたく、また光栄に思っています」と本作について伝えた。キャスト陣のコメント全文は以下に掲載している。

伊藤英明 コメント

オファーを頂いた時は45にもなったおっさんがまた筋肉披露の仕事か、と正直ガッカリしていました。笑
しかし打ち合わせや衣装合わせを重ねる内に、そんなガッカリや不安は吹き飛んで…行きませんでした。笑
ハッキリ言って変な衣装に変な髪型、ヒロインを除いて変な人間ばかりが出てくる変な話です。
けれどこのコロナ禍に於いて、不自由な生活を強いられている日本の皆さんに束の間のひとときでは
ありますが、現実から離れて頂いて心の底から笑って頂ける作品をお届け出来る事に
エンターテイメントの世界で働く者として大変ありがたく、また光栄に思っています。
監督はじめ、スタッフ、演者全員が制限の厳しい中、出来る限りの中での一番を模索し作り上げた作品です。
どうかみなさんに笑って笑って、ちょっと泣いて、そしてやっぱり腹の底から笑って頂きたいと思います。

上白石萌歌 コメント

山瀬ハル役を務めます、上白石萌歌です。
作品の相関図をいただいた時のひっくり返るくらいの可笑しさと、現場に足を踏み入れた時の
想像を超えるカオスさ。お芝居中に笑いを堪えることほど苦痛なことはないと感じました。
最高にくだらなく、最高に真面目で、最高にハートフルな作品です。きっと日本中が勝平さんの虜になるはず!
ぜひ盛大に笑ってください! お楽しみに!

西畑大吾 コメント

映画「KAPPEI」で入間啓太役を演じさせて頂きます、なにわ男子の西畑大吾です。
このお話を頂いて、企画書を見た時に「すごい世界観だ!」と心が高鳴り、
どんな作品になるのかとてもドキドキしました。
撮影が始まると毎日が刺激的でした。
超個性的な終末の戦士の皆さんのユーモア溢れるお芝居にどうツッコミを入れよう、
どう立ち回ろうと考える日々はとても楽しかったです。
原作の面白いところを存分に味わえる最高に笑える作品です。
この映画を見て頂いて、いっぱい笑っていっぱい免疫力をあげてください!

大貫勇輔 コメント

まさか、裸サスペンダー×金髪ロン毛になる時がくるとは…(笑)
最初はどう演じたら良いのかと悩んだのですが、台本を読み始めたら、自然と役が自分の中に入ってきたのを
覚えています。自分の中に“守”はいたのだと気づきました(笑)。
とにかく尊敬する先輩方に囲まれて、刺激的な撮影の毎日でした!
特に終末の戦士が揃った時の圧? 空気感? 絵力?は空間が歪むくらいの雰囲気が現場に漂っていました(笑)。
ぜひ劇場でお腹を抱えて笑ってもらえたら嬉しいです!

山本耕史 コメント

KAPPEIに扮する伊藤英明さんに「山本くん、よくこんな役受けたね!?」と言われた撮影初日…。
全く同じ質問を突き返したかった…。
お互い撮影でなければ心が壊れてしまうくらい恥ずかしい出で立ちだったのだ。
世の中はまだ出口の見えない状況、一時でも皆さんを楽しませられれば、そんな思いを背負い、
いい大人達はあり得ない姿で、あり得ない精神力で撮影に望んだ。
劇場で心置きなく笑うがいい…それがまだ叶わぬのなら帰宅後笑い転げればいいのさ。
そう…
あの姿を…

小澤征悦 コメント

「個性的な人」とは、人それぞれだ。自ら言う人もいるし、他人から言われることもある。
しかしながら今回の映画「KAPPEI」は、誰が見ても、全てにおいて、原作や脚本や役柄や衣装において、
個性的だ。いや、もっと正確に言おう。かなり個性的だ。
少なくとも自分は、今までの役者人生で、こんなに個性的な役柄を演じた事はない。
でも演じている役者は、伊藤英明はじめ、全員マジメに演じている。本当に大マジメに、バカをやっている。
こんな映画、見たことがない。是非映画館で観て、日々の嫌なことやストレスを忘れ、何も考えず、笑ってほしい。
筋肉質な男たちがバカやってると、なんか笑えますよ笑

古田新太 コメント

おいらはセットだけの参加だったのですが楽しかったです。
子供たちとおっさんしかいない現場で、女の子が一人もいない。
おまけにハゲヅラとヒゲがかゆくてかゆくて。
(芝居では)ずっと怒ってるし。
伊藤とか、山本とか、大貫とかも途中で帰っちゃって飲みにも行けないし。
見所は小澤です。

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(c)2022 映画『KAPPEI』製作委員会 (c)若杉公徳/白泉社(ヤングアニマルコミックス)

読者の反応

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yanbo @yanbo_oioi

山本耕史さん「伊藤英明さんに「山本くん、よくこんな役受けたね!?」と言われた撮影初日…。全く同じ質問を突き返したかった…」
「お互い撮影でなければ心が壊れてしまうくらい恥ずかしい出で立ちだったのだ」

職場で声に出して笑ってしまった
https://t.co/2hUqyxZNsV

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