R2-D2の“声”はどう生まれた？ジョージ・ルーカスと音響デザイナーが振り返る

ドキュメンタリー「ようこそ映画音響の世界へ」の本編映像の一部がYouTubeで公開された。

登場人物の声、環境音や効果音、音楽など、映画における“音”のすべてを指す映画音響。本作では数々の名作を引用しながら、知られざる映画音響の歴史を紹介し、音が映画にもたらす効果や重要性に迫る。

今回解禁となったのは「スター・ウォーズ」シリーズ制作の裏側に迫るシーンだ。有名なシーンで使われた数々の音を録音する様子や、監督のジョージ・ルーカスと音響デザイナーのベン・バートが当時を振り返るインタビューを確認できる。2人は、人間の言葉を発さないドロイド・R2-D2が「何を言っているかわかるようにしたかった」と考え、試行錯誤の末に「言葉とは音の表情なんだ」と気付いたというエピソードを明かしている。

8月25日には、本作のトーク付き試写会が東京・サンデーブランチ下北沢店で開催。上映前には放送作家・町山広美のトークショーが行われる予定だ。申し込みは応募フォームより受け付ける。

「ようこそ映画音響の世界へ」は、8月28日より東京・新宿シネマカリテほか全国で順次公開。

「ようこそ映画音響の世界へ」トーク付き試写会

2020年8月25日（火）東京都 サンデーブランチ下北沢店
トーク 19:30～ / 上映 20:00～
＜登壇者＞
町山広美