小芝風花が座敷童子やぬらりひょんと同居、主演ドラマ「妖怪シェアハウス」放送

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小芝風花が主演を務めるドラマ「妖怪シェアハウス」が、7月クールにテレビ朝日系で放送されることがわかった。

「妖怪シェアハウス」ビジュアル

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本作は、人に嫌われることを恐れ、空気ばかり読んで生きてきた目黒澪(めぐろみお)を主人公とするホラーコメディ。とりあえず就職し、無難に社内恋愛と考えていた彼女は、ダメ男との恋が原因で金や仕事、住まいまで奪われてしまう。どん底に陥った澪がたどり着いたのは、妖怪たちが生活するシェアハウスだった。劇中では澪が直面するトラブルや面倒な相手を、同居人であるお岩さん、酒呑童子、座敷童子、ぬらりひょんらが、過激なやり方でやっつけていく。

もともと“妖怪もの”やファンタジー作品を観るのが好きだという澪役の小芝は、「妖怪たちとルームシェアできるなんて、すごく楽しみです!」と喜びをあらわに。また「妖怪たちの自由さや奔放さ、それぞれの個性がとても素敵に輝いている作品です」と本作を紹介し、「このホラーコメディ作品を通して、ちょっと生きづらいと感じていたり、なかなか自分の思うようにできていないと悩む人たちに、笑っていただきながら勇気づけられたり、背中を押してくれる作品になるよう、頑張りたいと思います」と意気込んだ。

なおドラマでは毎回、妖怪たちにまつわる昔話を紹介。2話には「皿屋敷」のお菊、4話にはアマビエ、6話にはギャルメイクの山姥が登場する。

土曜ナイトドラマ「妖怪シェアハウス」は、毎週土曜の23時15分から24時05分にかけてオンエア。脚本を「SPEC」「民王」シリーズで知られる西荻弓絵と「世にも奇妙な物語」のブラジリィー・アン・山田、綿種アヤが手がけ、演出を「ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ」の豊島圭介と「おっさんずラブ」の山本大輔が担当する。

土曜ナイトドラマ「妖怪シェアハウス」

テレビ朝日系 2020年7月スタート 毎週土曜 23:15~24:05

小芝風花 コメント

今回の作品は、これまで聞いたことがないような題材だったので、「新しい!」と思いました。もともと、妖怪ものやファンタジー要素がある作品などを見るのが好きだったので、「妖怪シェアハウス」への出演が決まり、しかも妖怪たちとルームシェアできるなんて、すごく楽しみです!
私が演じる澪ちゃんは、人に嫌われたくなくて、言いたいことも言えず、騙されてしまったり、いいように人に使われてしまうのですが、私もどちらかというと、人に嫌われたくないと思ったり、言いたくても「今言うと空気が悪くなってしまうな」と考えて言えなかったりすることがあるので、似ていると感じる部分があります。そんな澪ちゃんを、妖怪たちは人間と深く関わることが禁止されているはずなのに、それでも助けてしまう、それは澪ちゃんが持つ真っすぐさや純粋さからだと思うんですね。なので、そこは見ている方々が、「もう仕方ないな、澪は」と、助けたくなるような、応援してあげたくなるような人物を演じられたらいいなと思っています。

今作ではたくさんの妖怪と関わっていくのですが、妖怪は「ゲゲゲの鬼太郎」などを見ていたこともあり、個性豊かで愉快なイメージで、怖いというよりは「面白そう!」とわくわくします。なかには怖い妖怪もいると思うのですが、特に今作で登場する妖怪たちは一人ひとり個性を持ちつつも、現代社会に溶け込んでいて人間味があり、とても親しみやすさを感じます。ただ、ビジュアルのインパクトはすごいと思うので、もし実際に一緒に生活をしたら、最初は澪みたいに怖がってしまうかもしれません(笑)。今作の妖怪の方々のビジュアルもかなりすごいんです!

そんな出演者の妖怪化した姿をはじめ、妖怪たちの自由さや奔放さ、それぞれの個性がとても素敵に輝いている作品です。世の中には、自分の意見を真っすぐ言える強さを持った人ばかりではなく、ちょっと我慢してしまったり、周りの目を気にして何も言えなかったりする人もいらっしゃると思うんですね。なので、このホラーコメディ作品を通して、ちょっと生きづらいと感じていたり、なかなか自分の思うようにできていないと悩む人たちに、笑っていただきながら勇気づけられたり、背中を押してくれる作品になるよう、頑張りたいと思います。

飯田サヤカ(テレビ朝日 / プロデューサー)コメント

ドラマのコンセプトをとても明快にわかりやすく、可愛い主演の小芝さんがすべてコメントでまとめてくれるのでプロデューサーはもう言うことはあまりないのですが、18世紀の博物学者は妖怪の定義をこう位置付けました。1過剰 2欠如 3誤った配置 ほぼすべての妖怪はこの3つの定義に当てはまり「超自然的」に「異常」であることがイコール妖怪なわけです。

主人公の澪は真面目な現代社会の日本人。周りの様子を見ながら、嫌われないよう、普通に、常識的に、目立たぬように生きてきました。そんな澪が異常で、過剰で、やりすぎで、変な妖怪たちと交わり、毎回彼らの伝承を聞くことで、いつの間にか決められていた「当たり前」や「普通」の価値観が徐々に壊れていき、どんどん自分らしく、変に、強く、自由に、楽しくなっていく。
そんな様子をハイテンションなコメディにくるみながらお届けしたいと思います。つまり、「みんな妖怪になって変になろう!」というドラマです。どうぞよろしくお願いいたします。

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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u

“脚本を「SPEC」「民王」シリーズで知られる西荻弓絵と「世にも奇妙な物語」のブラジリィー・アン・山田、綿種アヤが”/小芝風花が座敷童子やぬらりひょんと同居、主演ドラマ「妖怪シェアハウス」放送 - 映画ナタリー https://t.co/6gBNebBdGW

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