「スパイダーマン2」で“予言”?サム・ライミが「ドクター・ストレンジ」続編を監督

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マーベル・スタジオの「ドクター・ストレンジ」の続編にあたる「Doctor Strange in the Multiverse of Madness(原題)」をサム・ライミが監督すると、The Playlistなどが報じた。

サム・ライミ(写真提供:BAXTER / KRT / Newscom / ゼータ イメージ)

サム・ライミ(写真提供:BAXTER / KRT / Newscom / ゼータ イメージ)

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マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)以前にヒットしたアメコミ映画、トビー・マグワイア主演の「スパイダーマン」シリーズ3作品で知られるライミ。「Doctor Strange in the Multiverse of Madness」への参加はこれまでいくつかのメディアでも報じられていたが、このたびライミ自身がComing Soonのインタビューで事実だと認めた。本作は、彼にとって2013年の「オズ はじまりの戦い」以来の長編監督作となる。

2016年製作の「ドクター・ストレンジ」は、傲慢な天才外科医が交通事故で両腕の機能を失い、修行によって魔術を使うヒーロー“ドクター・ストレンジ”となるさまを描いた作品。ベネディクト・カンバーバッチがストレンジを演じ、レイチェル・マクアダムス、ティルダ・スウィントン、マッツ・ミケルセンらが出演した。

第1作と同じく、続編でもスコット・デリクソンがメガホンを取ると思われていたが、彼は“クリエイティブ上の相違”から監督を退いた。そしてデリクソンはエグゼクティブプロデューサーとして参加し、ライミがメガホンを取ることに。「ザ・コンサルタント」にキャストとして参加したジェイド・バートレットと、MCUのドラマ「Loki(原題)」の脚本家マイケル・ウォルドロンがシナリオを担当。カンバーバッチとウォン役のベネディクト・ウォンに加え、スカーレット・ウィッチ役のエリザベス・オルセンとモルド役のキウェテル・イジョフォーが出演する。

なおライミは、「スパイダーマン2」のセリフでドクター・ストレンジの名前を使用していた。新聞社のJ・ジョナ・ジェイムソンが、ヴィランであるドクター・オクトパスの呼び名を考える際、「ドクター・ストレンジ」という案が登場する。ライミは前述のインタビューにて「僕は子供の頃からドクター・ストレンジが好きだった。でも僕にとってはいつも、スパイダーマンとバットマンのあと、コミックキャラでは5番目くらいに好きな存在だったよ。彼はとても独特なんだ」とキャラクター愛を語り、「『スパイダーマン2』の頃は、自分がドクター・ストレンジの映画を作るなんて想像もしていなかった。偶然あのセリフを入れていたということが面白いんだ」と明かしている。

なお新型コロナウイルス感染拡大予防のため、5月1日公開予定だったマーベル・スタジオの新作「ブラック・ウィドウ」の封切りが延期に。「Doctor Strange in the Multiverse of Madness」もその影響を受け公開日がずれ込み、現在は2021年11月5日全米公開を予定している。

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(情報提供:IndieWire / VM / ゼータ イメージ)

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