田中圭と林遣都「おっさんずラブ」お泊まりロケ回想「平成最後の満月の夜だった」

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劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」のプレミアムトークイベントが本日8月13日に東京・六本木ヒルズアリーナにて行われた。

「劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」プレミアムトークイベントの様子。前列左から林遣都、田中圭、吉田鋼太郎。

「劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」プレミアムトークイベントの様子。前列左から林遣都、田中圭、吉田鋼太郎。

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「劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」プレミアムトークイベントの様子。

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2018年に放送された連続ドラマ「おっさんずラブ」は、田中圭演じるモテない独身ダメ男・春田創一、吉田鋼太郎演じる上司・黒澤武蔵、林遣都演じる後輩・牧凌太のピュアな三角関係が描かれた作品。イベントには田中、吉田、林のほか、劇場版キャストの内田理央金子大地伊藤修子児嶋一哉アンジャッシュ)、沢村一樹志尊淳眞島秀和大塚寧々、監督を務めた瑠東東一郎が登壇した。

田中圭

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イベント冒頭にはドラマの名場面を集めた映像が上映され、詰めかけたファンを喜ばせる。続けて、浴衣姿のキャスト陣が人力車に乗って現れると会場のテンションは一気に最高潮に達した。レッドカーペット上でファンと交流したあと、瑠東が合流しキャスト陣がステージに集合する。田中が「(ドラマの放映から)1年2カ月ぶりかな? ただいまです!」と述べると、観客から「おかえりー!」という声が。続けて田中は「なんとか映画も無事に完成して、よりパワーアップして帰ってくることができました」と感謝した。

「平成最後の満月の夜」を思い起こす林遣都(前列左)、田中圭(前列右)。

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撮影の思い出を問われると、田中は「毎日楽しかったですけど、お泊まりロケが楽しかったですね。初めて真面目な話したもんね? 2人で」と隣の林を見る。林が「平成最後の満月の夜だったんですよ」と田中に語りかけると、観客から大音量の黄色い声が上がる。「おおおおお!? ほんと? ほんと?」と驚く田中に、吉田は「まっしー(眞島)もいたんだよね? あと大地、瑠東。俺いないんだよ(笑)」と一言。田中が「鋼太郎さんいつもいないんですよ!」と苦笑すると、吉田は「そうなんだよね、おれいつもいないんだけど、そこ2人(田中と林)がいつも仲良くしてるんだよ」と明かす。

吉田鋼太郎

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沢村一樹(左)を制止する田中圭(中央)。

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吉田は田中と林、沢村、志尊と共演したサウナシーンについて「すっごく大変だったんですけども、すっごくやり切ったシーンです。いろんな意味でお楽しみに!」と呼びかける。沢村もサウナシーンが印象深いと述べ「DVDではモザイクが入ると思うんですけど、劇場版ではモザイクなしでお届けします!」と凛々しい表情でジョークを飛ばす。田中が慌てて「沢村さん、適当なこと言っちゃダメです!」と制止に入ると、沢村は「絶対映画館に足を運んだほうがいいと思って。でもここにいる人たちはDVDで観ませんよね」と笑った。

林遣都

林遣都[拡大]

左から田中圭、吉田鋼太郎、志尊淳。

左から田中圭、吉田鋼太郎、志尊淳。[拡大]

花火大会の場面に言及した林は、観客に対して「エキストラで参加してくださったファンの方々がすごかったです。本当に『おっさんずラブ』を愛してくださっていて、作品の一部として細かいお芝居をされているので、本編を観ていてもそのシーンはすごかったです。本当にありがとうございました」と感謝。志尊は田中と吉田と3人のシーンで「『おっさんずラブ』の洗礼を受けた」と話し「詳しくは言えないんですけど、めちゃめちゃ面白いシーンになってます。鋼太郎さんのアドリブで僕は度肝を抜かれました」と語った。

内田理央

内田理央[拡大]

内田は、児嶋演じる荒井鉄平が経営する居酒屋「わんだほう」について「無駄に広くなったし多国籍感が出たし、椅子が座りにくくなった」と裏話を披露。児嶋は「ドラマ版でも劇場版でも長渕(剛)さんっぽく歌わせていただいたんですけど、僕自身中学のときから長渕さんが好きで歌っていたのが、ここで生きてくるとは思いませんでした。だから長渕さんに観ていただきたいですね!」と述べ、観客を笑わせる。伊藤は「『わんだほう』ではいろんな楽器に挑戦したんですが、練習の成果が出ているかどうか……尺八とかトランペットとかいろいろ吹いたんですけど、なんの楽器になったかは劇場版でご覧ください」と呼びかけた。

左から大塚寧々、金子大地。

左から大塚寧々、金子大地。[拡大]

眞島秀和(奥)

眞島秀和(奥)[拡大]

大塚は「私もそうなんですが、大人になると新しく一歩を踏み出すことが怖くなると思います。今回(自身が演じる)蝶子も新しく一歩を踏み出せたのかな?というところを楽しみにしてください」とほほえむ。金子が「男として覚悟を持って演じました。それを観てもらいたいと思います」と語ると、田中も「めちゃくちゃかっこいいですよ」と添えて観客にアピールする。眞島は「劇場版のお話をいただいてから、あるシーンのために地道にストレッチをしていました」と話し、意味ありげな笑みを浮かべていた。

瑠東東一郎

瑠東東一郎[拡大]

瑠東は「圭くんとも話していたんですが、すごいのが撮れたなという感じです。鋼太郎さんがクランクアップのときに『何ひとつ楽なシーンがなかった』と言っていましたが、本当にすごい熱量の芝居が撮れました」と述懐。最後に田中は「ドラマ全7話を通して僕らは悔いなくやり切ったつもりでいたんですが、皆さんに支えられて劇場版として帰ってくることができました。僕らができる笑いと愛情が詰め込まれているので、今は早くご覧いただきたい気持ちでいっぱいです。大きなことを言うようですが、皆さんのお力で『おっさんずラブ』という作品が成長していけば、もっと日本が温かく愛情に溢れるんじゃないかと本気で思っています。僕らの思いを皆さんに託しますので、公開されてからもこの作品をよろしくお願いいたします」と語りかけた。

「劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」は8月23日より全国ロードショー。

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(c)2019「劇場版おっさんずラブ」製作委員会

※動画は現在非公開です。

読者の反応

普天間伊織 @iorifutenma

パソコンに向かいながら音だけ「おっさんずラブ」。
童顔色白細マッチョイケメンに「うるせえな」とか「うざっ」とか冷ややかにいわれたい……冷ややかに……
#おっさんずラブ
https://t.co/iTQvXPVjQb

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