第2回「未完成映画予告編大賞」グランプリは渋谷・猿楽町が舞台のラブストーリー

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第2回「未完成映画予告編大賞」の受賞結果が発表され、児山隆が監督を務めた「猿楽町で会いましょう」がグランプリを獲得した。

「猿楽町で会いましょう」

「猿楽町で会いましょう」

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「未完成映画予告編大賞」ロゴ

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オフィスクレッシェンド主催の「未完成映画予告編大賞」は、映像制作における新たな才能発掘を目的に設立されたもの。グランプリ受賞者が制作費3000万円相当で、出品作品をもとにした映画を制作できる。2度目の取り組みとなる今回は高校生から50代まで幅広い年代から205作品の応募が寄せられ、堤幸彦、大根仁、平川雄一朗、小原信治、岡田惠和、川村元気らが審査員を務めた。

東京・渋谷を舞台にした「猿楽町で会いましょう」は、嘘をつきすぎるあまり自分でも誰が好きなのかわからなくなったユカが主人公のラブストーリーだ。監督を務めた児山は大学卒業後、林海象に師事。本作は斬新なカメラワークと迫力ある演出などが評価されての受賞となった。なお審査員特別賞や今回から設立されたMI-CAN男優・女優賞などの結果は下記の通り。

「高崎グラフィティ。」

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また前回グランプリを受賞した川島直人の監督作「高崎グラフィティ。」は、第32回高崎映画祭のクロージング作品に選出。4月8日に映画祭内で特別先行上映と舞台挨拶を実施し、8月下旬に全国公開される予定だ。

なお第3回「未完成映画予告編大賞」への応募期間は10月上旬から11月末まで。第1次審査の結果は、2019年1月中旬に発表される。応募条件やエントリー方法などは「未完成映画予告編大賞」の公式サイトで確認してほしい。

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第2回「未完成映画予告編大賞」受賞結果一覧

グランプリ

児山隆「猿楽町で会いましょう」

堤幸彦賞

土山晃憲「高円寺えれじぃ」

大根仁賞

八幡貴美「ヒノのヒゲとレインコート」

平川雄一朗賞

井手内創、内山拓也「青い、森」

小原信治賞

児山隆「猿楽町で会いましょう」

MI-CAN男優賞

野川雄大「青い、森」

MI-CAN女優賞

徳永えり「終点、三宅島」

審査員特別賞

遠藤広隆「終点、三宅島」

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おおとも ひさし @tekuriha

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