小沢仁志「CONFLICT」舞台挨拶に弟・和義乱入、酒を片手に豪放トーク

5月28日、「CONFLICT～最大の抗争～」の初日舞台挨拶が東京・シネマート新宿にて実施され、主演を務めた小沢仁志が登壇した。

本作は、日本最大のヤクザ組織・天道会傘下の兵頭組組長が惨殺されたことをきっかけに起こる抗争の行方を追う仁侠映画。小沢のほか哀川翔、中野英雄、赤井英和、的場浩司、白竜らがキャストに名を連ねる。

登壇するやいなやトークをしながら酒を飲み始めるなど、冒頭から飛ばす小沢。「何度もこういう舞台に立っているけど、お客さんが入っているかと毎回ドキドキする。（上映時間が）2時間43分と長いけど、キャストそれぞれに見せ場があって面白いから、俺、寝なかったよ。だから口コミで広がってほしい」と期待を寄せる。

続けて小沢が「自称スターの諸星和己に見せ場はないけどな」とホスト役で出演している諸星和己について茶化すと、突然客席から「その話なげぇのか？」と暴言が飛んだ。その声で気付いたのか小沢が「和だろ、この野郎」と問いかけると、本作で共演した弟の小沢和義がサプライズ登場。「兄貴が暴走しないように来ました」という言葉とは裏腹に手土産のジンを持って登壇し、台本を広げて兄をリードする。

事前に募集されていた「小沢仁志への質問」に仁志が回答するコーナーでは、「顔面凶器と呼ばれていますが、そろそろ顔面兵器になるんじゃないですか」「そろそろ引退して世代交代していいのでは」といった勇気ある質問が。仁志は「余計なお世話だよ」と言いながらも、「本当は引退して、下の代にバトンタッチしたいんだけどね」と意外な本音を漏らした。

イベントには、本作に出演し仁志が期待を寄せている後輩・本宮泰風、そして監督を務めた藤原健一が急遽登壇する一幕も。仁志の独擅場の予定だったが、まさかのサプライズ登壇が続き、波乱の舞台挨拶となった。