世界について考え直したい、「プロット・アゲンスト・アメリカ」を出演者らが語る

ウィノナ・ライダー主演のHBO(R)ドラマ「プロット・アゲンスト・アメリカ」のインタビュー映像がYouTubeで解禁された。

本作は、親ヒトラー派の飛行士チャールズ・リンドバーグが米大統領選でフランクリン・ルーズベルトに勝利した世界を舞台に、急変していくアメリカをあるユダヤ人家族の視点から描く作品。「さようなら コロンバス」などで知られるフィリップ・ロスの小説をもとにしている。

映像にはゾーイ・カザン、モーガン・スペクターら本作のキャストとスタッフが登場。ジョン・タートゥーロは「時代は違うが現代社会とも関連がある。人は自分と異なる集団を悪者に仕立てるんだ」と、ライダーは「扇動されるパラノイアや憎悪や“他国民”についての考えが家族にもたらす被害を描いている」とそれぞれコメントする。そして第1話から第3話までの監督を務めたミンキー・スピロは「我々が生きる世界について考え直したいと思った。私たちは力を発揮できる。たとえそれが微力でも、人々の命は貴重であると思い出すことができる」と本作の制作を経て抱いた気持ちについて語った。

「プロット・アゲンスト・アメリカ」は、本日6月9日にAmazon Prime Videoの「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」で独占配信スタート。全6話で、毎週火曜に1話ずつ更新される。なお本作はスターチャンネルでも7月9日23時に放送スタート。

※動画は現在非公開です。