吉沢亮、俳優生活10周年迎え「ちゃんとした大人にならないと」“漢字の読み”に不安

2019年6月21日 15:34 10470 5 映画ナタリー編集部

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「吉沢亮写真展 2019」が、本日6月21日から東京・HMV & BOOKS SHIBUYAで開催。本日同所にて、吉沢亮が囲み取材に応じた。

2019年に俳優生活10周年を迎えた吉沢。この写真展は、写真集「Departure」が本日発売されたことを記念するものだ。同写真集のアザーカットを含む約40点の写真や、6月14日に発売されたインタビュー集「Interview」、過去の写真集「はじまり。」「One day off」、過去5年分のカレンダーなどのカットが展示されている。

3冊組の「Departure」には、Jimi Franklinら3名のフォトグラファーがイギリスのロンドンとコッツウォルズ、フランス・パリ、ベルギー・ブリュッセルで撮り下ろしたカットを収録。当初はロンドンとパリでの撮影しか予定していなかったそうで、吉沢は「現地のカメラマンさんと別の場所に行くのも面白いんじゃないかという話になりまして、急遽別のお二人にも撮影をお願いした」と明かす。パリの街がお気に入りだと言う吉沢は、現地で味わった印象的な食べ物を聞かれると「ベトナム料理のフォーを食べたんですよ。あれ、めっちゃうまかったです」と回想。記者に「ベトナムで撮ってもよかったですね」と言われると、「まあ、確かに（笑）」と笑っていた。

写真集にはホテルのベッドで寝ている姿や、ガウンを着たカットも収録。そのことから吉沢は「何も飾っていない素の自分を撮ってもらったので、ヘアメイクも自分でやっていて、全部私服です。僕と一緒に旅行したらこんな感じだよっていう写真集です」とアピールした。

俳優生活10周年を迎えた心境を、吉沢は「あっという間だったなという感じ。もう10年も経ったのかという気分で逆に焦ります。今まで自分が歳下である現場が多かったんですけど、やっぱり僕より歳下のすごい俳優さんもいっぱいいるし。ちゃんと10年分の成長ができてるかな？」と語る。「自分もちゃんとした大人にならないと」としみじみ話す吉沢は、記者に「どんなときにそう思いますか？」と聞かれると「この漢字、なんて読むんだろう？みたいなとき（笑）。もう25歳だから、そういうところをちゃんとしたいなと思います」と笑いを起こした。

「なんでそんなにかっこいいんですか？」と率直な質問をぶつけられると、「遺伝ですかねえ」ときっぱり回答。4人兄弟の次男である吉沢は「でも僕だけなんですよ。ほかの兄弟はあんまりなんです（笑）」と飾らずに答え、イケメンで得をした思い出をたずねられると「そんなにないです。兄弟からうらやましがられることもないです」と言う。“国宝級イケメン”と呼ばれることに対しては「まあ、そうなりますよね」とジョークで返し、かっこよくなる秘訣を聞かれると「ちゃんと食べて、寝る。……はい（笑）」と照れ笑いした。

終盤に、今後10年間の目標を聞かれた吉沢。「具体的なものはないんですけど、とにかくやったことないような新しい役を、どんどんやりたいです。もっと役者としても人間としても、ちゃんとした人になりたいです」と語った。

「吉沢亮写真展 2019」の東京での開催は、7月15日まで。本日のみ17時開館で、そのほかの日は11時開館となる。また、愛知、北海道、大阪、福岡、宮城でも順次開催される。