舞台「アオアシ」キックオフ、杉江大志「想像を超える熱量に仕上がった」

舞台「アオアシ」が、7月11日に東京・シアター1010で開幕した。

2015年から「週刊ビッグコミックスピリッツ」（小学館）で連載されている「アオアシ」は、Jリーグのユースを題材とした小林有吾のサッカーマンガ。伊勢直弘が脚本・演出を手がける舞台版では、主人公の青井葦人役を杉江大志が演じる。

杉江は「皆さんの想像を超える熱量に仕上がったと自信を持って言えるものが出来上がった」と手応えを明かし、福田達也役の平野良は「キャストみんなの生きざまと、観ていただいた方々のこれからに、大切な言葉が詰め込まれた舞台になっているので、たくさんの方にぜひお越しいただきたい」と観客に呼びかけた。

上演時間は休憩なしの約2時間10分。公演は7月15日まで。

杉江大志コメント

試行錯誤を繰り返した稽古期間。皆さんの想像を超える熱量に仕上がったと自信を持って言えるものが出来上がった。早く皆さんに見てもらいたい。

柏木佑介コメント

熱量が勝負。役者一人一人が自分との戦い。誰一人力を抜くことなく走り切れば、その熱さが皆さんに伝わるはず。最後までけがなく突っ走っていきたい。

谷佳樹コメント

熱量をどこまで上げて行けるか。舞台上にいるキャストを信じて、自分がみんなのために動けば、みんなが支えてくれる。全力で走っていきたい。

小波津亜廉コメント

「一人では何もできない」という福田監督の台詞がある。本当にその通りだと思う。舞台もスポーツも何でも同じ。今回は強く感じている。お客様にも「一人では何もできない、まわりの人たちに支えられている」ということを今一度感じてほしい。

日向野祥コメント

原作をやるからこそ、演じる上ではプレッシャーや覚悟を感じながら、役を全うして過ごしてきた。キャスト、スタッフで作り上げてきた成果を観てほしい。

星波コメント

選手の皆さんの熱量がすごい。内容を知っている自分でも胸が熱くなる。グッとくるシーンがある。きっと観て下さる皆さんの目頭が熱くなる作品になっていると思う。

秋本帆華コメント

原作が大好き。舞台になるだけでもうれしいので、自分が出演できるなんて！と小躍りした（笑）。原作ファンとして観ても「これが観たかった！」と思えるものになっている。「アオアシ」の世界に皆さんを連れて行けるように挑みたい。

佐武宇綺コメント

キャストは、キャラクターに対して繊細な部分まで、表現している。原作を愛している皆さんにも認めてもらえるような舞台になっていると思うので、ぜひ観ていただきたい。

平野良コメント

原作がとてもおもしろい！ 何点取るか、かっこよくシュートや技を決めるかではなく、戦術にフォーカスをあてた読み応えのあるサッカー漫画。役者にも、ビジネスマンにも通じるような名言や格言がちりばめられていて、サッカーを知らない方でも胸に響くような作品。今回の舞台化では、サッカーのおもしろさと、人がどう成長していくのかをうまく描けている作品になっている。選手役のキャストたちが全力でめちゃくちゃ汗をかきながら動いている姿を見て、胸に刺さる。本当にグッとくる。涙腺ゆるみながら稽古を観ていた。そのキャストみんなの生きざまと、観ていただいた方々のこれからに、大切な言葉が詰め込まれた舞台になっているので、たくさんの方にぜひお越しいただきたい。