押見、スイートプールサイド剃毛シーンに「気まずかった」

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押見修造原作の実写映画「スイートプールサイド」が本日6月14日、全国の劇場にて公開をスタートした。新宿ピカデリーでは初日舞台挨拶が行われ、太田年彦役の須賀健太、坂下麻衣役の荒井萌、松居大悟監督、そして押見修造が登壇した。

押見修造

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須賀は海パン姿で登場し会場を沸かせ、「(いままで出演した中で)一番変わった映画だと思います」と今作についてコメント。舞台挨拶前に映画を鑑賞していた押見は客席から登場し、「マンガを描いていると、反応をダイレクトに見るということがないので、これはたまらないなと思いました」と照れ笑いを浮かべた。キャストの演技について感想を求められると、「その後ちゃんと生活を送れたのか心配になるくらいでした」と冗談を飛ばす場面も。また「毛を剃る一連のシーンはずっと気まずかったですね。お客さんの反応を感じながら見るとまた全然別の味が出るなと思いました」と映画館ならではの印象を述べた。

「スイートプールサイド」は、「惡の華」で知られる押見の初期作。思春期特有の“毛”の悩みを描いた青春マンガで、2004年にヤングマガジン(講談社)にて連載されていた。発売中の別冊少年マガジン7月号(講談社)には、映画公開を記念して「スイートプールサイド」の描き下ろし読み切りが掲載されている。

※初出時、記事中に誤字がありました。お詫びして訂正いたします。

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伊勢むく(雑誌の漫画家) @mukuise

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